みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
4.万人向きではない本作、観る人を選ぶ。 私は選ばれた(笑 大真面目に力いっぱい、ふざけてるのが素晴らしい、小気味いい。 いちいち馬に乗ったふりとココナツ音を繰り返すのも律儀だなぁ。 お城も森も同じ場所のリピート多いけれど。 別の城ですとのナレーションに、騙されてやるかと思えるのも演技者みなが大仰なそぶりで面白いから。 実写とアニメがひゅっと入れ替わるけど、物語りに入り込んでいるからそれもまた楽しい。 コメディは作りてと自分の波長が合えば、笑いが止まらない。 現実は苦しい今、ゆったりのんびり笑えて至福の時間でした。 【たんぽぽ】さん [インターネット(字幕)] 8点(2023-01-13 16:32:29) 3.《ネタバレ》 確かに『人生狂想曲』のえげつなさには及ばないんですが、本作こそがもっとも洗練された(?)モンティ・パイソン映画じゃないでしょうか。低予算を逆手にとったパイソン・メンバーたちのひとり何役は彼らのお家芸でして、ここが笑えないとパイソン映画はしんどいでしょうね。でも「三頭の騎士」「ニッの騎士」「殺人ウサちゃん」などのわけのわからないキャラ群のインパクトは強烈ですし、なんといってもあのメタフィクショナルなエンディングはこの手の手法で撮られた映画の先駆けじゃないでしょうか。まあ日本じゃウディ・アレンかモンティ・パイソンかというぐらい一般受けしませんけど、こういう「頭のイイ奴が考えるギャグ」というのはわが国では存在しないジャンルですからねえ。だいたいからして『古事記』や『日本書紀』を徹底的にパロッたようなようなものですから、いろいろとその手のタブーが存在する邦画界では絶対に出てこない発想です。でも生きているうちに一度は観ておくべき価値のある一編だと思います。 【S&S】さん [DVD(字幕)] 8点(2016-09-09 22:10:31) 2.《ネタバレ》 (2011年の映画メモをもとに) これがモンティパイソンですか。 なんだか面白いですけどかなり変でした。 テリー・ギリアム監督の原型がこういうところにあるんだな~と、なんとなく納得。 ギャグがハイセンスなのかナンセンスなのか良く分かりませんが、 とても面白いです。 病み付きになりそうな感じかもしれません。 初めてのモンティパイソンですが、未だによく分からないので さらにモンティパイソンシリーズを観賞したくなりました。 独特な感じです。 これを中世ファンタジー映画?としてみると、非常に本格的な雰囲気と それを盛り上げる壮大な音楽がかなり素晴らしいのですが、 それらのほとんどが信用できないというか、皮肉の効果だとすると受け取り方に困ります。 歴史映画のリアルな土臭さや、ファンタジー映画の神秘的な美しさを高いレベルで偽装演出することは監督お得意の騙しであるのかも。そこから観客の心をブッ飛ばせる 手法が既に職人レベルに達しているのかもしれません。 ファンタジー映画で血を見てドキッとする作品はあまりないです。 これこそテリーギリアムの得意とする手法に思えます。 【ゴシックヘッド】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-05-20 01:36:01) 1.《ネタバレ》 モンティ・パイソン・シリーズを制覇したわけじゃないけど、やっぱり今まで観た中ではこれが一番面白い。アーサー王伝説のパロディで中身はメチャクチャ、冒頭の面白テロップから衝撃のラストに至るまで本当よくやるよ~って感じ。殺意バリバリで襲い掛かってくるウサギも良いけど、やたらと足の速いジョン・クリーズや終盤の適当に挿入しているとしか思えないインターミッションには笑った。今度公開の映画「キング・アーサー」、果たしてまともな感情で観られるかどうか心配だ。 【かんたーた】さん 8点(2004-05-02 20:59:33)(笑:1票)
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