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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(8点検索)】
3.《ネタバレ》 これまた正統派の人情喜劇ですが、シナリオがかなりうまい。伏線の使い方が巧み。特に終盤の「もう一度死ね!」は、すばらしいと思います。入れ墨の一件も嬉しくなります。ラストでおときちゃんは照れて喜んでいますが、それは善太の母親代わりになりたかったわけではなく、純粋に寅のことが好きだったということです。それでよけいに、さわやかな気分になるということ。賀太野山が事情を知っていたというのはちょっとうますぎるかもしれませんが、それも小さな疵でしょう。阪妻はじめ出演者は役にはまっているし、小道具をうまく使った演出もよかった。ある種優等生的なところはありますが、非常によくできた映画でしょう。とはいえ、それと個人の好みとはまた別なので、この点数です。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2013-05-02 19:35:42)(良:1票)
2.《ネタバレ》 スラップスティック・コメディのようなノリの作品ですね。穏やかなタイトルバックから突如画面の文字がずり落ち、そのまま乱闘へと突入するという奇抜なオープニングから度肝を抜かされますが、何と言っても主演の寅さんこと阪東妻三郎さん(この人他の作品で見たことないんですが)が全篇に渡って走る、暴れる、転げ回る姿がとにかく凄いです。製作年代から見てまたやけにかしこまった映画かな?と思っていたのですが、全く飽きることなく観ることができました。ストーリーは今ではもうありきたりな感じの話ですが、やっぱり見せ方が上手いです。個人的には小津安二郎の『長屋紳士録』を思い出しましたが、寅八と善太の両名に嫌味らしさがない分、私的にはこちらの方が好みです。頭がゆらゆら揺れる虎の置物や、相撲人形で時間経過を表すところがユニークで、また最後の「子供のために死ねるか?」という父親の葛藤も感動を誘います。 【かんたーた】さん 8点(2004-12-22 15:52:41)
1.《ネタバレ》 阪妻の戦後初の時代劇。派手な立ち回りのいわゆるチャンバラ時代劇を封印された形となった中で才気煥発な丸根監督は、粗暴だが優しさを秘めた人足・寅八が捨て子を我が子のように育て上げ、最後に思わぬ別離を迎えるという人情喜劇に仕立て上げた。まったくもって阪妻あっての作品であり、丸根監督も「無法松の一生」で見せた彼の魅力をよく承知して豪放な彼の持ち味を増幅させることに傾注している。子役の沢村アキヒコは「無法松~」に出てきた敏雄にそっくりだなぁと思っていたが 、沢村アキオ(長門裕之)の変名と知り納得。 【へちょちょ】さん 8点(2004-01-28 09:25:50)(良:1票)
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【点数情報】
Review人数 |
11人 |
平均点数 |
7.91点 |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 0 | 0.00% |
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6 | 2 | 18.18% |
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7 | 2 | 18.18% |
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8 | 3 | 27.27% |
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9 | 3 | 27.27% |
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10 | 1 | 9.09% |
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【その他点数情報】
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