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モンド

MONDO
1995年【仏】
[モンド]
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監督トニー・ガトリフ
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【クチコミ・感想(8点検索)】

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3.《ネタバレ》  詩的な絵本のようなシンプルな作品ではありますが、人の温かさや美しい景色、音楽が本当に心地よく非常に心が癒される映画でした。
 
 観ていて、モンド少年は「あらゆるものを受け入れることのできる寛容さ」の象徴であるように感じました。それだけに、終盤の展開なんかは現代社会の不寛容さを批判しているようにも取れますね。
TMさん [ビデオ(字幕)] 8点(2008-06-10 19:18:13)

2.《ネタバレ》 何処に居ても誰と居ても、自分が「よそ者(アウトサイダー・はみ出し者)」と感じてしまう種類の人間が居る。人間嫌いでも協調性が無い訳でもないにも関わらず、周囲に溶け込み、馴染む事が出来ない。彼もしくは彼女にとって「居心地の良さ」は居心地の悪いもので、むしろ「居心地の悪さ」に居心地の良さを感じてしまう。そういう人間が一般的な意味で社会の成功者(いわゆる“勝ち組”―何とも嫌な響きの言葉だ)になる事は難しい。本作の主人公モンドはそういう類の人間のファンタジックな具現化である。とある街にフラリとやって来てそのまま居着いてしまう、というシチュエイションは、あたかもミヒャエル・エンデの「モモ」の様だが、エンデの創造した、モモを温かく迎え入れる古き良き街に比べ、モンドがやって来る街はいかにも現代的だ(人々が雑踏を足早に歩いていくシーンで不協和音めいた音楽が流れるのが象徴的)。モンドに優しい態度で接するのは主に浮浪者や大道芸人、ベトナム生まれの老婦人など、マイノリティ(すなわち自己も“よそ者”である者達)だ。いわゆるマジョリティにとって、モンドの存在は目に入らないか、入ったとしても異質な、排除されるべき(もしくは“保護”の名目で収容されるべき)存在に映る。かくして、人々の優しさに触れながらも、いつも「ここではないどこか」を夢想していた少年モンドは街から消えてしまう。そして街の人々は初めて、自分が失ってしまったものに気付くのである。さしずめモンドは「時間どろぼう」が時間を盗み終えてしまった後、遅れてやって来てしまった「モモ」なのかもしれない。   ぐるぐるさん 8点(2004-02-28 16:07:34)(良:2票)

1.好きです。映画館で観られてよかった。でも家でひとりで観たほうがほほえましい気持ちになれるかもしれない。私はモンドはみんなに愛されたかわいい犬だったのかなーとふんわりした気持ちになった。でも子供でも犬でもどっちでもいいなと思う。こんなふんわりした気持ちで映画館を出たのは久しぶり。ほんとなんつーか優しい気持ちっていうとちょっと変だけど、ほんわか。ふんわり。ほんわかのほうがいいかも。 らいぜんさん 8点(2003-11-30 06:53:30)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 7.50点
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5225.00% line
6112.50% line
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8337.50% line
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

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