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【クチコミ・感想(8点検索)】
2.《ネタバレ》 高窓から光の差し込む城内の厳かな様。深い奥行きの画面がウェルズらしい。 対照的な酒場の猥雑な様。テンポよく韻を踏むダイアログ、短いショットと共に軽快に人物の動きを追うカメラが画面を弾ませる。 その酒場のセットも、材木の組み合わせと構造に妙味があって視覚的にさらに面白い。 中盤の合戦シーンは白煙の中に人物と騎馬が入り乱れる黒澤的なダイナミズムで目を瞠らせる。
ラスト、仰角のショットで成長した王の威厳を称え、寂しげに去りゆくウェルズの巨躯を小さく小さく捉えるカメラが印象的だ。 【ユーカラ】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2015-12-16 23:52:32)
1.《ネタバレ》 『「市民ケーン」や「第三の男」、そしてエド・ウッドに崇拝された男』的な観られ方だけではない、映画ファンにはもっと彼の映像作家や俳優としての力量を堪能していただきたい、と思っている今日この頃である。で「偉大なるアンバーソン家の人々」や「黒い罠」でも良いのだが、彼は21世紀の文化たる映画を過去の文藝/シェイクスピアと結びつけようと試みていた一面もあり、「マクベス」「オセロ」も面白いがやはり個人的にはこの作品が大好きである。「ヘンリー4世」等の名脇役、大酒飲みでほら吹き、そして巨漢の老騎士フォルスタッフを演じる彼はまさに悪漢であり圧巻である。そして比類なるユーモア(次期王様たる王子と共にへなチョコ戴冠式をおこなうくだらなさ)と合戦シーンの細かいカット割りと迫力。私は先にこれを観たためにラッセル・クロウがいくら剣をぶんまわしても何とも思わなくなってしまった。この点数なのはやはり自分が英国文化であるシェイクスピアを完全に理解出来ていないためなのだが、あっけなさ過ぎるラストの寂寥感も含めて良い映画。機会があれば。 【Nbu2】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2009-07-05 18:55:09)
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【点数情報】
Review人数 |
4人 |
平均点数 |
8.25点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 0 | 0.00% |
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6 | 0 | 0.00% |
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7 | 1 | 25.00% |
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8 | 2 | 50.00% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 1 | 25.00% |
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【その他点数情報】
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