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【クチコミ・感想(8点検索)】
4.ウーピー・ゴールドバーグは、こういう静かな力を演じられる女優なのだと、改めて感嘆した。非常に淡々と、差別の実態を描き出している。ミリアムは熱心な差別反対者ではない。ただ、おかしいと思ったから、ただ、ついでに車に乗せてあげたほうが都合がいいと思ったから、という、本当に単純な善意なのだ。その善意は育ちの良さ・裕福さに起因することが、さりげなく冒頭で示される。黒人女性に理解を示すことを、夫をはじめとする白人社会から非難され、攻撃されたときに、はじめてミリアムは差別に気付く。そして積極的に運動に加担するが、夫には内緒にする。一方で、バス・ボイコットをして長い距離を歩くことを決心し、そのことが大きな力になって白人社会を揺さぶるのだと知っているオデッサは、ひたすら歩く。決して声高に主張するわけでも過激に運動するわけでもない。そして自分たちの側に踏み出してきた、善意あふれる奥様が、攻撃を受けることを心配する。そして、最初バス・ボイコットなんかしても何も変わらないと思い、母親が家事をできなくなったためにとばっちりを受けていると不満だった高校生の少女が、自身の危機と弟の無抵抗の抵抗の中から、ようやく抵抗運動の意味を学ぶ。黒人の中にも温度差があり、白人の中にもおかしいと思いながら行動できない人々がいる。いじめや差別の、いつもある構図ではあるが、それをきちんと直視しながら、3人の女性が、丁寧に愛情を持って描かれている。 【ルクレツィアの娘】さん 8点(2003-10-24 21:30:40)(良:1票)
3.痛くなる・・・。現実を受け止めながら誇りを持って生きてるウーピーの力強さ、流されず信念を持って目を開こうとしてるシシー。はじめの一歩の勇気がどれほど難しく、そして素晴らしいことか思い知らされました。 【桃子】さん 8点(2003-09-12 18:05:47)
2.小さい映画かなと思ったんですが、最後まで観て心に響く作品でした。シシー・スペイセク演じる奥様は、決して良い奴じゃないし、最後まで好きになれるキャラじゃなかったんですが、その小さな“行動”が、当時は大きな抵抗だったのかと考えさせられた作品。 【☆】さん 8点(2002-04-28 01:36:20)
1.人種差別を題材にした作品は多いけど、この作品ほど引き込まれた物は無い。昔は黒人が当たり前のように白人宅で家政婦をして、何をするにも1歩下がっていたという事実。身につまされます。 【ポンコ】さん 8点(2001-11-18 01:09:15)
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【点数情報】
Review人数 |
16人 |
平均点数 |
6.94点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 1 | 6.25% |
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2 | 1 | 6.25% |
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3 | 1 | 6.25% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 0 | 0.00% |
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6 | 1 | 6.25% |
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7 | 3 | 18.75% |
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8 | 4 | 25.00% |
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9 | 4 | 25.00% |
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10 | 1 | 6.25% |
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