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抵抗(レジスタンス) 死刑囚の手記より

Un Condamne a mort s'est echappe ou Le vent souffle ou il veut
1956年【仏】 上映時間:100分
アクションサスペンス戦争もの刑務所ものモノクロ映画実話もの
[テイコウレジスタンスシケイシュウノシュキヨリ]
新規登録(2004-02-26)【パキちゃん】さん
タイトル情報更新(2008-05-02)【にじばぶ】さん


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監督ロベール・ブレッソン
キャストフランソワ・ルテリエ(男優)
原作アンリ・ドヴィ
脚本ロベール・ブレッソン
配給フランス映画社
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【クチコミ・感想(8点検索)】

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7.《ネタバレ》 とある囚人が脱獄をするため、
綿密に計画するが・・!という話。

ラストは言いません。
あの坂本龍一教授の本「坂本図書」の最初に取り上げられてる監督、
ロベールブレッソン先生の名作であるから!
皆さん、ネットを駆使して、観ましょう!

坂本教授がブレッソンを挙げたのには意味がある。
この映画を観れば、分かるのだが、極力、近代の映画演出を排して、
リュミエール兄弟の映画(自分もあまり分からないのだが・・汗)の原点に近づくことで、
映画表現の本質に戻ろうとしている。
坂本教授も、音楽表現の原点回帰に、この監督の姿勢に共感するとこが多かったのだ。

脱獄ものと言えば、イーストウッドの「アルカトラズ」から「ショーシャンク」まで
色々ありますが、それでも本作は面白い!
是非、ご鑑賞を! トントさん [ビデオ(字幕)] 8点(2024-08-12 23:26:56)(良:1票)

6.《ネタバレ》 ここを書くにあたって脱獄モノ新旧対決をしてみようと、「大脱出(2013、スタローンとシュワ)」を見てみましたが、趣が違いすぎて。かたや純文学(本作)で、もう一方は3Dアクションゲーム(大脱出)ってぐらいに違う。で、好きなのは本作の方。「穴(1960)」よりも先の作なのですね。手記が原作であり、「死刑囚は逃げた」っていうタイトルのようなので、おそらく成功するんだなというのが冒頭にわかっちゃうんですが、それでもディテールが細く息詰まる展開でしたよ。良作。 なたねさん [DVD(字幕)] 8点(2018-08-18 16:57:34)

5.《ネタバレ》 非常にシンプル。ただ逃げるだけ。わざわざドキドキさせるためにギリギリのタイミングで看守がやってきたりはしない。掘るのも壁じゃなくてドアだからあんまり掘ってる気がしない。道具作りの時間ばかり。

けど100分吸い込まれる不思議。

やっぱり「穴」と同じでリアリティがあるからだろう。「穴」の方がエンターテイメントを出している分面白さは上だが、こっちの方が現実度は高い。 θさん [ビデオ(字幕)] 8点(2010-08-30 01:24:31)(良:1票)

4.《ネタバレ》 ハリウッドだったらもっとハラハラドキドキさせようとする。主人公が脱獄しようと監獄の扉を削ってるときに、階段を上ってくる見回りの兵士の姿を絶対挿入する。でもそういうことはしないで、この映画はただただ手と扉に集中する。あるいは、この獄舎全体の見取り図を観客に前もって知らせておいて、逃走のスリルをより高めようとする。でもそういうこともしてくれない。映画は一人称に徹する。主人公が初めて見たときに、観客も初めて見る。それまでは自分の手と扉しか見るものがない。だから観客は地図的にどういう経路で逃げたかよく分からないんだけど、それは上からゲームを眺めるように主人公を見なかったということで、彼に寄り添い、一体となっていた証拠。それこそが最良のサスペンス。ずっと息をつめ、自転車のキーコキーコいう音に、主人公と同時に耳を澄まさざるを得ないのだ。 なんのかんのさん [地上波(字幕)] 8点(2007-12-28 12:18:54)

3.《ネタバレ》 10年以上前に、深夜のTVで見ました。古館一郎の解説付の番組で、「ラスト歩いて刑務所から離れていくシーンにリアリティーを感じる」と確か言っていたと思います。派手な演出は無し、映像を煽る音楽も無し、淡々と脱獄する姿だけ、だからこそ釘付けにさせられたと思います。 クロフネさん [地上波(字幕)] 8点(2007-11-08 18:36:32)

2.《ネタバレ》 これはまた一つ面白い脱走ものの映画を見つけた。絶対に脱走不可能と言われたドイツ軍占領下の収容所における一人の男が脱走を図るまでの模様がじわりどわりと描かれています。全編のほとんどがクローズアップで撮られているのだが、この映画では脱走する為の色々な工夫が緊張感を持って描かれています。安全ピンで繋がれた手錠を外そうとしたり、バックに流れるモーツァルトの音楽がなかなかの効果をもたらしていて、何だかまるでその場に自分が放り込まれているような凄い描写によって、主人公と一体化するような心理的恐ろしさというものが生まれるほど白黒の画面構成も見事です。ただ、あまりにも暗い内容なので「大脱走」や「ショーシャンクの空に」といったようなアメリカ的な開放感、爽快感はないので爽快感のみを求める人には向かないかもしれませんが、見て損はない作品になってますし、アメリカ映画との違いを比べて見るのも悪くはないのでは! まあ、いずれにせよよく出来た映画であることだけは間違いありません。 青観さん [ビデオ(字幕)] 8点(2007-05-27 19:33:24)

1.ロベール・ブレッソン監督の作品を初めて観ました、大好きな脱獄映画です。仏脱獄モノとしてはジャック・ベッケル監督の名作「穴」に引けを取らないんじゃないかと思いました(実際、製作年ではこちらの方が先だし)。とにかく物凄く淡々としているにも関わらず、全篇サスペンスフルに満ち溢れているのは凄い。ちょっと話が上手く運びすぎじゃない?なんて思っても、事実本当にあった話なのだから仕方がない。物語のほとんどを主人公のモノローグで語らせるという点も渋いです。 かんたーたさん 8点(2004-11-18 22:03:36)(良:2票)

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【点数情報】

Review人数 18人
平均点数 7.78点
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200.00% line
300.00% line
400.00% line
5211.11% line
600.00% line
7422.22% line
8738.89% line
9422.22% line
1015.56% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 10.00点 Review1人

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