みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
10.いい話でした。 【アフロ】さん [DVD(邦画)] 8点(2011-06-03 00:57:32) 9.《ネタバレ》 大学生の生温い日常を描いた、36度5分くらいの映画。「今日ね、こんなことがあっってさー。そんでなー、こう思ったんだよー」「ふーん。で、オチは?」なんて言っちゃう人には、つまんないかもしれない。人に言いたくなることや、人に言っても仕方の無いこと。この境界はその人物によって変化する、とても曖昧なものだ。その辺りに漂う葛藤をうまく描いている。個人的には、自転車で買出しに出かけた柏原収次が、深夜に人気の無い街で轢き逃げされるシーンが好きだ。結局事故のことは誰にも話さないのだけど、「この怪我どうしたん」って気遣ってくれる友達が側にちゃんといる。何気ないことだけど、そういうのいいなあ。あとカワチ君のシロクマの絵の具の話も好き。 何度も見てるが、見終わった後友だちに、「きょうのできごとって映画見たんやけどなー」って話したくなる好きな映画。「ふーん、だから?」と言われたとしても。 【Nujabest】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-01-30 04:19:59) 8.《ネタバレ》 最初のほうを見ていたらあまりにつまらなくて〝努力忍耐〟とひたすら念じながら先へ進む。すると、途中から面白くなってきた。3人が帰って、西山が暴れだすあたりから…。「おっこれは」と思っていると、正道は何気に当て逃げされるし、スキマ男はどんどん悲惨になるし、かわち君は性格面白いし、話の展開がやっとわかってきて、〝この映画〟の面白さ、もやっとわかった気がした。 確かに、この話の人間関係が全く把握できていない状態で、時間をシャッフルしたうえ、けいとがクダをまいている(卵の話は本当につまらない)ところとか、真紀が酔って他人の髪の毛を切っているところを見ても全然面白くないのに、そこらへんを長く見せすぎる…。2回目に見ればわかるけど、やっぱり女2人が酔っ払っているところは何度見てもあんまり面白くない。監督は、女どうしのシーンで笑いを取るのが下手だと思う。(男ばかりでモメているシーンは大変よいのに。) 小説の原作ものということだが、私はそれを知らずに見ていてまず「これはまさに少女漫画の間の取り方だ」と感じた。吉田秋生あたりが一番近いと思う。もしもこの映画を吉田に漫画化してもらったら、すごく自然な感じになると思う。正道のキャラなど、見た目も言動も本当に吉田秋生の漫画から抜け出してきたようだ。 で、この話は出てくる人間がほとんど「モラトリアムな奴」なのだ。自分で稼いでいる人間はチョイ役でしかない。働いているやつは、スキマ男だけだ。北村のサーファーだって、どうもマトモな勤め人らしくない。 そういう男も女もモラトリアムなやつらが、ある日集まって勝手気ままに騒ぐ。過ごす。それをダラダラとコミカルにさんざん見せたうえ、クジラが帰った海辺で終わる。クジラとは、何の意味だろう。 クジラと同じように身動きが取れなくなって、己の命を他人まかせにしなくてはならなかったのは誰か。違法な賭博喫茶で働くスキマ男だ。クジラはスキマ男だ。スキマ男は、中沢たちと違ってモラトリアムに生きていない。 世の中に出て、自分で食い扶持を稼いでいくということは、座礁した瀕死のクジラのようなもの…そんな大変なこと、できるだろうか。できればこのままいつまでも、京都の古民家という通好みのおしゃれスポットで、ダラダラとモラトリアムに仲間とじゃれていたい…。そういう気分を描写したのが本作だと思うなあ。やっぱり昔の吉田秋生の気分。 【パブロン中毒】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2007-10-23 19:55:47) 7.序盤、田中麗奈と伊藤歩に心底イラついて見るのやめようかと思ったけどラストまで見て良かったです。 【NIN】さん [DVD(邦画)] 8点(2006-11-16 09:40:59) 6.かなり辛口意見が多いようですが、私はこの映画めちゃ好きです。キャストがかなり豪華でそれぞれがかなりいいキャラだし、最高よかったなと。特に大好きな伊藤歩が出てたのが嬉しかった!柏原収史を映画で見るのは初めてだったけど、よかったなぁ~。優しい演技で好感が持てた感じです。男性群の中で私だったら柏原収史演じるまさみち君が一番好きです(笑。関西弁にあまり良いイメージを持っていなかった私にとって、この映画を見て初めて『この方言良い!』と思わせてくれました。女の子の関西弁は特に可愛いですねー。平凡な日常の中には1人1人その人の目からしか見えない景色や視点があって、出演者7人の世界を一度に覗けて楽しかったです。音楽もよかった。かなり映画に合ってたと思います。明け方のオレンジ色の空にピッタリのきれいなメロディーでした。笑わせてもらったし、切なさを感じるところもあったし、ゆったりとした気分で楽しませてくれた映画でした。 【未歩】さん 8点(2005-03-22 12:54:44) 5.なんとも言えない、イイ気分にさせられた作品でした。このなんともないような話に、自分のこの頃を重ね合わせてしまったせいだろうか。学生の時はあんなふうに友達の家に集まっては毎晩のように酒飲んだり、ゲームしたりしてたなァ~と。わたしの場合は「三国志」で中国統一じゃなくて「信長の野望」で全国制覇だったけどね。出演者は今時の俳優を贅沢に使っていると思うんだけど、どれもちゃんと役割にハマっているし「あーこんなヤツ、オレの時もいたなァ~」みたいな感じで、無駄な役は一つもないように感じましたね。ラストの池脇千鶴の一言も実にイイ感じで、気分良く見終えることが出来ました。 【カズゥー柔術】さん 8点(2004-11-19 01:03:44) 4.<幸せも不幸も、楽しいことも悲しいことも長くは続かない。それが日常だし 日常って変化していくものだと思います。そのひとコマが映画だったりするわけで。 でもあたりまえの毎日が、実はすごく意味があるんだよっていう素敵な映画だと思います>はい、これは柏原君のコメントなんだけど、実にカユイところに手が届いたコメントだと思います。クジラの座礁を見つめる女の子も、壁に挟まった男も、変な髪形にされた男も、恋人の昔話を聞いた女の子も、みんな平等に今日が来るわけで・・・。分からへんけど、いい映画だと思いました(笑。 【michell】さん 8点(2004-09-10 19:07:48)(良:1票) 3.あまりに「ドラマ」が無いので、物足りない感じもしたんですが、でも、これで映画になっているというのはすごい、とも思えて、うまく言えないのですが、結構幸せな気分で映画館を出ました。出演者もそれぞれいい味出していると思います。 【xr4000】さん 8点(2004-04-27 08:45:35) 2.なんとも清清しい日常ドラマ。関西育ちだったせいか、劇中ずっと発せられる関西弁が心地よく、なんだか疲れが取れるような癒し映画でした。出演者はかなり多いんですけど、それぞれ絶妙に絡んでくるんで、それぞれ結構印象あるんですよね。特に、壁に挟まれた大倉孝二さん。関西弁上手いっすねー。また台詞が面白い。チャンバラトリオの違和感ありまくる登場も池脇千鶴と一緒にツボに入ってました。淡々とした日常ドラマを印象深いものに仕上げた行定監督に拍手の意味を込めて8点を。 【シネマレビュー管理人】さん 8点(2004-04-21 02:21:48) 1.《ネタバレ》 良いです。学生の会話が淡々と続くだけのストーリーですが笑いがあり楽しめました。関西弁指導を徹底しただけあって関西圏以外の役者なのに発音は完璧でした。違和感ないです。「ロード…」や「ミスティック…」などを見て疲れを感じたら是非どうぞ!伊藤歩がすげぇかわいいです! 【はやて】さん 8点(2004-03-06 23:33:04)
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