みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
6.80年代、ジャームッシュの初期の作品ですが、 自分の映画でやりたいことを好き放題やってる感じがいいですね。 作品の舞台はメンフィス。3話からなるオムニバス。 メンフィスということで当然と言えば当然ですが、3話に共通するキーワードは、エルヴィス。 ジャームッシュもやっぱりエルヴィスが好きなんだな。 作品が始まると、最初に登場するのは意外にも日本人。 永瀬と工藤の、繰り返される「エルヴィス」「カール・パーキンス」「エルヴィス」「カール・パーキンス」・・・。 メンフィスの安ホテルのフロント係とベルボーイのコンビに流れる微妙な間。 そこに流れる微妙な空気。決して爆笑はさせてくれないけど、その空気に漂うクスッとさせてくれる可笑しさ。 いきなりジョー・ストラマーが登場したり、ラジオのDJがトム・ウェイツだったり。 結局、だから一体何だったのか。もう、これらのジャームッシュ節炸裂がたまりません。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2022-01-29 20:25:48) 5.1989年にロンドンの映画館で観ました。その後DVDで何度か再見しています。3つの作品がうまく融合してオムニバスとして成立しています。各登場人物の会話ややりとりが面白いです。工藤夕貴は「サンキュー」を連発して少しバカっぽいし、長瀬はいつもムスっとして不機嫌な感じですが、ジャームッシュ監督から見ると日本人は皆あのように見えるのでしょうか、、、。真夜中にアナログラジオからブルームーンが流れてくる夜のメンフィスの雰囲気が良いですね、、、。 【みるちゃん】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2019-08-14 10:11:32) 4.だから何なの?という内容ですが、例えば工藤夕貴さんが足でライターを付ける、例えばブシェミが店先で釣り竿を振り回している、例えばホテルのフロント二人の絶妙なコンビネーション…。こういう感覚というのは学んで身に付けたものではなく(もちろんジャームッシュはたくさん映画を観ていると思われるのですが)生来備わったものだと思います。ジャームッシュのこの感覚、私はたまらんです。 【ミスター・グレイ】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2007-12-07 18:15:59) 3.ジム・ジャームッシュって”成瀬巳喜男”信者らしいね。デビュー作から一貫して平凡な人物のたわいもない会話にえも云われぬ味を滲み出させる辺り、確かに成瀬の影響アリアリだ。本作でも工藤や永瀬の若い持ち味に絶妙の間を入れる呼吸が実に上手い。悔しいが現在の邦画界に成瀬の後継者が(絶望的に)見当たらず、アメリカ人ジャームッシュにお株を奪われた形となったのは何とも皮肉な話ではある。本作を観て「つまらない」「退屈」「だから何?」と評した方は恐らく成瀬作品も全く肌に合わないだろう。「ストレンジャー・ザン・パラダイス」や「ダウン・バイ・ロー」に比べ、より演出が洗練された本作は、オムニバスっぽい作りとか技巧が前述の二作より妙にハナにつくので2点マイナス。でも近年のそこらの邦画よりは遥かに面白い!悔しいけど。 【へちょちょ】さん 8点(2004-01-01 01:40:44)(良:1票) 2.若い頃、衝撃を覚えた映画。オフ・ビート感覚ってやつですか。カット変りにいちいち黒に落ちるのが結構気持ちいい。 【如月CUBE】さん 8点(2003-09-23 01:28:17) 1.いい映画!若かりし工藤夕貴と永瀬が出てますね。それになんと元祖パンクバンドクラッシュのジョーストラマー!昨年亡くなりました。合掌それにダウンバイローにも出てたと思うんだけど・・あの女性。名前知らないけどとっても透明感があって自然で清潔で大好きです。名前なんていうのかなあ?ジャームッシュさん偉大な監督さん!偉大って言葉は似合わないですね。ジャームッシュ兄ちゃんって感じかな^^こんな映画を観ると映画はいいよなあって 【カナシミ】さん 8点(2003-02-10 21:49:24)
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