みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
2.《ネタバレ》 評価低いな~ この映画と「まんが道」や「愛しり~」を比べたらいかんのですよ(どっちも大好きで全巻持ってるけど)。 これはトキワ荘の栄光よりもダークサイドにスポットを当ててるのよね。 暗くてあたりまえ。 もちろん当時の雰囲気やエピソードとかはA氏の描いた漫画のほうが正確なんだろけどそんなことは問題じゃない。 良質で健全なスポーツ漫画を子供たちのために描こうとするがために時代遅れになる寺田ヒロオ、説明不要のダメ人間森安なおやがこの映画の主人公。 藤子コンビや石森、赤塚じゃないのよ。 今まで売れなかった赤塚不二夫が描きたい漫画が描けるようになり、売れっ子になる上り調子のエピソードさえも森安や寺田との対比のためのものにしか見えない。 牛乳配達(新聞だっけ?)で「売れないまんがなんかやめてしまえ」って言われた森安が「これがなかなかやめれんのですわ」ってつぶやくシーンを市川準監督は見せたいのでは? だいたいトキワ荘モノにつげ義春が出てくるところからこの映画の方向性がわかる。 一応住民だったこともあるらしいけど普通とりあげないでしょ。 しかしただ敗者を取り上げる暗い映画じゃないのがわかるのがラストの藤子コンビが寺田に「相撲しませんか?」って誘うシーンと土手で背番号0の少年に野球ボールを渡すシーン。 漫画だけじゃない絆でみんなつながっていたということ、そして自分の漫画が確かに子供たちに読まれ、子供たちを育んだいるということを美しく表現している。 【CBパークビュー】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2014-04-20 08:12:31)(良:1票) 1.辛口な評価が多いですね。他の皆さんのコメント通り淡々とした作りです。「藤子不二雄」「赤塚不二夫」「石ノ森章太郎」といった有名漫画家の青春苦労話に焦点を当てたものではなく、無名・駆け出しを含め「二軍漫画家」と漫画が劇画に変わる過渡期を描いたものとして見ると、また違った面白味がありました。そういう制作側の意図なのか、有名漫画家のサクセスストーリーに目が行きがちな観客に対し、登場人物の紹介をサラッと済ませ過ぎ、見る側がストレスを感じてしまうため、勿体無いなぁと思いました。漫画家だけではなく「作り手」の苦悩として、リアルで青臭くまさに青春。個人的に共感できる作品でした。 【アッキ】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2007-05-06 15:35:57)
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