みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
10.《ネタバレ》 弟の死を知って悲しみのあまり、恋人がいるにも関わらず寅の宿に駆け込んだ松坂慶子は、その夜は寅とどうなってもいいと覚悟をしたのだろう。ところがいつもの如く寅は彼女を受け止められず部屋を飛び出してしまう。膝枕をしてあげるものの、足が痺れて座布団を彼女の頭の下に入れるシーンは秀逸だった。もしも寅が朝まで添い寝をするか、彼女と結ばれれば結果は違うものになっただろうが、如何せん、寅には男としての自信と覚悟がない。まあ、寅の恋が成就したらシリーズが終わってしまうわな。 【marsplay】さん [インターネット(邦画)] 8点(2018-06-06 01:12:24)(良:2票) 9.《ネタバレ》 さすが松坂慶子!いままでのヒロインとはなにか格の違いを感じてしまうほど美人だ。そんな彼女に大阪と東京の違いをうまく絡めた脚本が見事決まった一本。脇を固める人たちも大阪らしさが全面に出た巧みなキャスティングがいいですね~~もうぅ芦屋雁之助さん最高です。今作では珍しく失恋しても旅に出ず、後日彼女の住む対馬に行く寅さんが新しい。でもそんな寅さんをみて涙ぐむ松坂慶子にホロっときてしまったワタクシでゴザイマシタ 【Kaname】さん [DVD(邦画)] 8点(2014-08-27 19:19:28) 8.《ネタバレ》 【宿代持ってないのに新世界に長期滞在 大阪篇。ご利用は計画的に。今回のマドンナは松坂慶子さん。】 さて、あの晩について語ってみましょう。 そう、もしも、あそこで寅がおふみを膝枕のまんまで朝を迎えていたならば・・ そう、もしも、あそこで寅次郎がおふみの傍で添い寝をしてあげていたならば・・ そう、もしも、あの晩、もしかしてあそこでムフフな展開になっていたならば・・・・・ ってですね、まあ、いろいろ考えてはみたんですがね 結局のところは どうにもこうにもなっていなかったって事は確実なはずなんですよね だって考えてもみててください 監督、山田洋次さんなん・だから あのひと とっても意地悪いん・だから(笑) それに、どっちにしたって斉藤洋介さんがトンビで そっと物陰に隠れてちゃんとスタンバっていらっしゃったんだから(笑) そう考える事にいたしましょうよ フラれ方の王道。男はつらいよ王道篇。 途中、死についてなど辛い展開などもございましたが、結果的には恋に敗れてシャットアウトで終わる。男はつらいよの王道篇。やっぱりラストはこうでなくっちゃの見本のような回でした。 ところで、あとどうでもよい事の一つといたしましては、例の谷よしのさん 普段、目立たぬまんまで終わってた筈のお人が、今回、かなり目立ってしまっていましたね 「おだんごマダ?」 だとか、プンプンしながら なんとまあ、せっかちな。(笑) おばちゃんかわいそうだろ 一人でわっせわっせと忙しいんだから でもそんなおばちゃんの関西弁で「おいでやす」 似合っていましたねと共にかわいらしかったですね そしてウケました。男はつらいねん。そして、おばちゃんだってつらいねん。だけど、まだまだこの先頑張ってこー そんな第27作でした 芦屋雁之助の回でした。 【3737】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2014-04-28 21:23:08)(良:1票) 7.宿屋の息子が寅さんと別れるとき、寅さんは宿代の残りは後で払うと伝えるが、その時息子は怒りもせず名残り惜しそうに寅を見送るシーンが印象的だった。寅さんの人間関係ってすごいな。ふみにお酌をしてもらう時の博のデレデレした顔が好きだな!なんだかんだで寅さんふられてしまうのだけれど、最後はいつも爽やかな気持ちにさせてくれるんだね。 【ホットチョコレート】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2014-04-27 10:54:14)(良:1票) 6.改めて一作目から順に観ていて、久々にじっくり観入ってしまった1本。松坂慶子さんが綺麗!彼女の艶やかさで満足の一本。ストーリーも納得の"ザ・寅さん"な感じで良かったです。そして新ミツオ記念作。 【movie海馬】さん [地上波(邦画)] 8点(2012-10-13 16:18:35) 5.《ネタバレ》 この第27作は寅さんらしさがとてもよく出ているシリーズ中期のお気に入りの一作です。この前の第26作「かもめ歌」では伊藤蘭演じるマドンナに対し恋する、と言うよりは妹か娘のような関係でしたが、やっぱり寅さんはこうでなくっちゃ!という到底手が届くはずもない高嶺の花に恋する寅さんの復活が嬉しい作品です。けれども訪れた大チャンスに尻尾をまいて逃げ出すところも寅さんらしい。ついでに「おふみちゃん、いけねえよ。こいつで勘定してくんな」と財布を渡すもののロクな持ち合わせがないところもやっぱり寅さんらしい。マドンナ(松坂慶子)のお美しさに関してはシリーズ屈指の作品でもあります。旅暮らしの歌手のリリーに本作以外にも第17作でも登場しましたが芸者さん、こんなマドンナ像と寅さんはやはりとてもいい絵になりますね。そしておふみさんのお姉さま方に新世界の宿屋の人間模様もいつもの寅さんとは一味違う可笑しさがありました。特に芦屋雁之助と寅さんの二人がそれぞれの男の道を語り合う別れ際はいいシーンでした。 【とらや】さん [DVD(邦画)] 8点(2010-04-20 20:45:00)(良:2票) 4.ちょうど娘が受験真っ只中の頃、大阪に出張があったんで、仕事の合間に通天閣に行き、ビリケンさんに合格をお願いしました。御蔭様で合格できたと感謝しております。話が横道にそれましたが、その通天閣の通りでのシーンで、寅さんと芦屋雁之助が恋愛論を語る場面は、隠れた名シーンですね。寅さんが語る粋な気配り(だから振られる)と雁之助が説く一途な恋愛(これも問題が多い)が、両方とも説得力があるから不思議だ。この四角い顔と丸い顔が画面いっぱいに広がり、さりげなく恋愛を語るとは。迫力満点。マドンナの設定も満点。 【パセリセージ】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2006-08-20 09:07:48) 3.《ネタバレ》 東京下町の渡世人と大阪の芸者の距離感がたまらない。冒頭の出会いと別れの短いシーンでの、この対局する両者の粋と粋のぶつかり合いは見ごたえがあります。いい女が居たから声を掛けたものの、決してベタベタする事なく、名前も聞かずに「じゃあな」と去ろうとする寅さんにはシビレます。で、かろうじて名前だけ聞き出してしっとりと見送る松阪慶子には只者ならぬ風情を感じます。そして、心許せる寅さんにすべてを委ねようとする松阪慶子と弟の死で弱っている女には手を出さない寅さんの心意気。(このすれ違いが不幸な結果?をもたらすわけですが・・・)そして自分を振った男へのとらやでの決別の報告と、自分を振った(最初に振ったのは寅さんなんですが・・・)女を心配して訪ねる対馬での再会のシーン。冒頭からラストまでが一直線につながる無駄を一切排除した名作だと思います。 <追記>といっても上記で言い尽くしており、付け加える事は殆どないのだが、強いて言えば吉岡秀隆の鮮烈デビューかな。ボケとツッコミを一人でこなしており印象的。あとはマドンナ弟の死に直面した寅さんの配慮と落ち着きぶりには感動する。自分でもこういう態度は中々できない。人生の機微がわかる寅さんの真骨頂であると言える。松阪慶子は同じ水商売系の浅丘ルリ子や大地喜和子に負けず劣らぬシリーズでもTOPクラスのマドンナであると再認識。 【東京50km圏道路地図】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2006-08-20 03:50:38)(良:1票) 2.松坂慶子のきれいなこときれいなこと。。。 芦屋雁之助もよかったし、1作目から順番に見ていくと 久しぶりによかった寅さんシリーズ。 確かにわざわざそんなこと言いに来なくてもというのはわかるが、 桜が2階に上がっていったらてっきり荷造りしてると思いました。 【Skycrawler】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-03-20 00:59:11) 1.この頃は、確か寅さんのマドンナ役に選ばれるという事は女優にとって最高のステイタスだった時期のはず。美貌絶頂期にあった松坂慶子が幸薄い瀬戸内の出身の大阪芸者を好演してました。惚れっぽい癖に、いざ直接的な局面に陥ると及び腰になって逃げ出す寅さん。それ故長く人気を保ち続けたのだとは思うが、この作品や後の「あじさいの恋」でのいしだあゆみとのギクシャクしたやりとりをみると男のダンディズムというより、もしや肉体的な欠陥があったのでは・・・なーんて考えてしまうのは穿ち過ぎ?でもそんな事させたらファンが猛反発したでしょうね。やっぱこれでいいのかあ。 【放浪紳士チャーリー】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-04-02 15:54:25)
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