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【クチコミ・感想(8点検索)】
3.《ネタバレ》 肩を落としている主人公の影が印象的な作品だった。生んだ母親は罪の意識から事実を認めず、子は「母が自分を殺した」と言う。そして「自分が彼を殺すのだ」と。親子の和解は得られぬままエンディングを迎えるが、これも"レオ"という物語の一つ。物語を聞いてくれる人間がいるうちは人生捨てたものではない、という言葉を思い出す。彼にもそういう相手がいることが救いだった。願わくば母の祈りが届きますよう。濃すぎない、やさしい色合いの青がよかったと思う。 【Gerty】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-06-22 02:32:20)
2.《ネタバレ》 アイデアが素晴らしい。囚人と少年の交流を時間軸を変えながら描いていく。もし時間軸を変えずに、因果律に従って出来事を並べれば、全く違う物語になっていただろう。この「もし違っていたら」という仮定をしたときに光るものがアイデア。退屈な物語もアイデア次第で名作に化けるものだ。この物語では手紙も重要なアイテム。手紙の意味を知るとき、すべての謎が解ける。 【028】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-05-06 17:25:32)
1.《ネタバレ》 息子を愛したくても罪の意識からそれができない、母親を愛したくても自分の存在があやふやでそれができない。二人の心のすれ違いが、残酷なほどに痛々しい。彼の母親に対する愛情表現は、落ちるところまで落ちてゆく母親を否定もせず、黙ってただ受け入れること。母親にとってはむしろ、息子から罵倒されたほうがどんなにマシだったか。証言台の後、刑務所の面会室でお互いの存在の意味に気付いた時にはすでにドン底、もはや二人の間は取り返しのつかない距離が離れてしまっている。惨い、あまりにも惨い。昔の少年へ最後の手紙を書き終え、自らの過去にも決着をつけ、広大なミシシッピーを前に新しい人生を歩みはじめる彼がとても美しく、これからの寂しくも明るい未来が見えるようだ。寡黙で強く、どこか影を感じる主役ジョセフ・ファインズの演技がいい。唯一感情を露にしたシーンでは、包丁を片手にドスの効いた台詞が恐かった。透き通るような青空など要所のカットがとても美しく、また観てみたいと思わせる良い映画だった。 【six-coin】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-04-18 12:48:00)
マーク説明 |
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《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
12人 |
平均点数 |
6.67点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 1 | 8.33% |
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3 | 1 | 8.33% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 0 | 0.00% |
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6 | 0 | 0.00% |
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7 | 6 | 50.00% |
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8 | 3 | 25.00% |
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9 | 1 | 8.33% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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