みんなのシネマレビュー

ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ

Hilary and Jackie
1998年【英】 上映時間:121分
ドラマ実話もの音楽もの伝記もの
[ホントウノジャクリーヌデュプレ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2019-09-05)【Olias】さん
公開開始日(2000-03-04)


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監督アナンド・タッカー
キャストエミリー・ワトソン(女優)ジャクリーヌ・デュ・プレ
レイチェル・グリフィス(女優)ヒラリー・デュ・プレ
セリア・イムリー(女優)アイリス・デュ・プレ
チャールズ・ダンス(男優)デレク・デュ・プレ
ルパート・ペンリー=ジョーンズ(男優)Piers
デヴィッド・モリッシー(男優)キーファー(クリストファー・フィンジ)
ジェームズ・フレイン(男優)ダニエル・バレンボイム
駒塚由衣ヒラリー・デュ・プレ(日本語吹き替え)
井上倫宏ダニエル・バレンボイム(日本語吹き替え)
大塚芳忠キーファー(日本語吹き替え)
糸博デレク・デュ・プレ(日本語吹き替え)
脚本フランク・コットレル・ボイス
作曲エドワード・エルガー劇中曲“チェロ協奏曲ホ短調 作品85”
配給日本ヘラルド
衣装サンディ・パウエル
編集マーティン・ウォルシュ
字幕翻訳戸田奈津子
あらすじ
60~70年代を疾走した天才女性チェリスト、ジャクリーヌ・デュ・プレの一生を、ジャクリーヌと姉のヒラリーの双方の視点から描く。少女時代から才能に恵まれたジャクリーヌは、天才チェリストとして喝采をあびる一方、エキセントリックな性格で、魅力的な女性。ダニエル・バレンホイムと知り合い、二人は、たちまち恋におち結婚する。しかし、ジャクリーヌは、多発性硬化症に侵され、演奏することもできなくなってしまう…。姉ヒラリーとの間の衝撃的な秘密も明らかにされる…。

みんな嫌い】さん(2005-06-14)
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【クチコミ・感想(8点検索)】

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8.感動はしなかったな。割とスキャンダラスな内容だな~と。

なによりもエミリーワトソン。すごい。
エミリーワトソンってホントすごい気持ち悪い。すごい好き。 Peccoさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-06-27 00:59:16)

7.男性的な楽器チェロと女性的な楽器フルートとの対比があって、男社会に乗り出した女性の挫折、というフェミニズム的解釈も可能、またこの二つの対比を、平凡で安定した人生と芸術を極めて狂気に至る人生と見ることも可能。ただそう単純に割り切れるものではなく、そのとき姉妹という設定がいい。二つがまだ一つだった少女時代をも描けるので、対立が図式にならない。いろいろ細かなエピソードがあって、B♭の音とか、妹用に買った車で姉がフルート練習しようとすると窓につかえるとことか、シナリオがすごく丁寧だ。それにしても、いまさら難病もので泣かされるとは思わなかった。少女時代に姉妹でたどたどしく合奏した“モーツァルトの子守歌”を、エンディングで深々とチェロで奏でだされた日にゃ、ただただ落涙。 なんのかんのさん [映画館(字幕)] 8点(2008-10-14 12:14:07)

6.《ネタバレ》 うーわぁ・・でも姉妹の確執と献身振りにはこういうことも無きにしも・・これで済むのなら、、とお貸しする気持ち、女系で育った私ちょっとわかります(パパごめん、と謝っとく)。それはともかく、私ものはらひめさま同様レイチェル・グリフィスに賞賛の1票!(彼女は「日蔭のふたり」でも存在感ありまして~登場時間が倍あったら日蔭の三人になっていたとこです、ケイトせーふ。)もう色気ある農婦を演ずるならまず彼女でせう! 服装や髪型だけでなく、表情で場面場面のダサさ加減、美し加減を調節できているんですよねぇ、素晴らしい。しかしながら姉が邦題(←好きデス)から除けられているのは、内容もさることながら、、そうです、(私がいつも勝手に呼んでます、すんません→)女デニーロ:エミリー・ワトソン、、もうしゃーないですこの演技は。。多発性硬化症という病名を初めて知りましたが、観ているこちらまで、どうにかならんの?治らへんの!と嘆かずにいられないほどでした、スゴイ映画とはきいてましたがほんまにズッシリきました。女性向き作品だから二人ともオスカーに不利だったでしょうね、残念(アノ二人に負けたのね・!・)。♪チェロの音色にも助演賞さしあげたいですよね、最後の最後♪シンプルな一曲にとうとう堪えきれませんでした、ウルルっ。。 かーすけさん 8点(2004-04-14 20:20:00)

5.別々の道を歩む姉妹の確執と愛情が交錯する。やはり同性の兄弟というのは年が近ければ友でもありライバルでもあって、常に互いを意識しあうものなのだろう。統計的にみて、芸術家やスポーツ選手などの場合、下の方が大成する事が多い。これはその典型的パターン。発病後も気丈に振舞うジャッキーに胸打たれるのだが、震える手でレコードをかけて、泣き崩れるシーンには無念さが全身から伝わってきて、見ているこっちも涙が溢れ、鳥肌が立った。素晴らしい最高の演技だ。 東京50km圏道路地図さん 8点(2004-03-16 23:07:12)

4.女性が子供から大人になり老いてゆくその道、その轍を無意識的に拒否しているような不思議なエイジレスを纏うエミリー・ワトソンの存在感に圧倒される。ジャクリーヌ・デュ・プレという女性の本当の姿は知らないけれど、今作で描かれる彼女は、幼女が老女になるまでのプロセスを丸々欠落させ、成熟を拒否し、子供の持つ無垢と幼児性と残酷さを手放さないまま老いてしまったような激しく痛々しい女性だった。そんな彼女の1番の理解者は姉のヒラリー。ヒラリーもまた、何かを欠落させている。そしてジャッキーを包み込み救済することで、自らも救済されている。邦題に惑わされてしまうけれど、原題は「ヒラリーとジャッキー」。観進むにつれ、つまりはこれは2人の女性の支え合いと共依存の物語、2人の女性の壮絶な魂の遍歴であり、戦歴であることに気付いた。痛々しく、どこか身につまされるものがある物語。これもまた、特に女性に観て欲しい映画の1つです。 ひのとさん 8点(2004-03-15 13:08:22)(良:1票)

3.《ネタバレ》 全体に漂う作為の匂い、作り物感には最後まで馴染めなかったが、その他は悪くなかった。構成も面白かった。ただ、ジャッキーの最後の台詞は、チェロ弾きの端くれとしてチェロを奪われたことの悲惨さのほうが感じられてしまって、あまり救いを感じられなかった。全編を取り巻く感情の描き方は見事。天才の孤独と、愛を求める気持ちが痛々しい。 アイカワさん 8点(2004-03-12 20:15:53)

2.音楽が聞きたくて借りてきた映画だけど、なかなかよかった。ジャッキーとヒラリーの姉妹愛にはちょっとびっくりするけど、楽しめました。それだけ!あ、あと最後のジャッキーの笑顔にわたしもなんだかほっとしました~ お抹茶プリンさん 8点(2003-01-12 21:34:07)

1.音楽、仕事にしてます。なので、個人的にはヒラリーの方が幸せなんだと思うけど、ジャッキーの方が音楽家としたら極めてるんだよね。あの辛さが音楽には反映されるんだよね。でも、辛すぎるね。 miekoさん 8点(2000-12-12 01:35:51)

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【点数情報】

Review人数 34人
平均点数 7.00点
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300.00% line
412.94% line
5514.71% line
6617.65% line
7926.47% line
8823.53% line
9411.76% line
1012.94% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 3.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

【アカデミー賞 情報】

1998年 71回
主演女優賞エミリー・ワトソン候補(ノミネート) 
助演女優賞レイチェル・グリフィス候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1998年 56回
主演女優賞(ドラマ部門)エミリー・ワトソン候補(ノミネート) 

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