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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(8点検索)】
3.《ネタバレ》 最初はとっつきにくかったです。イライジャがいかにも内向的なキャラなので、ちょっとヒイてしまって。だけど盲目のはずなのに運転をする変なおじいさんといかにも頭の悪そうな犬、孫であるチャラチャラした若者、犬嫌いのイライジャが、今にもこわれそうな小さなポンコツ車でイライジャのおじいさんのルーツ探しに出発するあたりから、俄然興味深くなりました。で、そんなふうに軽く見せておいて、実は・・というテイストは、とても現代的。それだけでなく、この映画では色んな場面で「裏と表」をそこはかとなく感じさせる作りになっています。「その昔はもっと美しかった」という美しい田園風景の裏にユダヤ人虐殺の悲惨な事実があった、その悲しみを強調する表現でありつつ、人間の複雑さを表そうとしているのかな。その延長上におじいさんの死もあるので、ストーリーをよく知らずに見始めたのですが、唐突な死、とは思いませんでした。イライジャ以外は見たことのない役者ばかりでしたが、みんなすごくいい表情をするシーンがあり、そこも魅力的でした。英語を理解しないおじいさん、現地語のわからないイライジャのために孫がかなりアヤシイ通訳をするシナリオの面白さもさることながら、そのためアメリカ人の嫌う字幕がたくさん出てくるあたりも、旧来のアメリカ映画とは正反対の雰囲気。見終わってから「さてどんな監督さん?」とプロフィールを見て、「スクリーム」シリーズに出続けていた俳優だとわかって、「?」。写真を検索してみて「!」。彼が脚本も書いたんですね。原作もあるそうですが、かなり複雑な構成らしい。厳密に言うと脚本ではなく脚色ということなんでしょうけど、それにしても、ウマイ。お見事! 【おばちゃん】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-09-19 11:26:30)
2.《ネタバレ》 真面目なアメリカ人、ポップなロシア人、ガンコじじい、そしてバカ犬。美しいウクライナの風景、個性的な音楽。全て奇妙で絶妙なバランス。前半は異文化交流の不思議な笑いと、異人種間に芽生える友情の話のようだが、じいさんがトラキムブロドを思い出した瞬間から一転、作品の毛色が変わった。皆さんおっしゃるとおり、一面のひまわり畑は、あの切ない反戦映画のオマージュか。同じ種のメッセージが視覚からストレートに入り込んできた。ジョナサンは「過去を忘れてしまうのが怖い」と言うが、アレックスじいさんは、過去を思い出した事によって、あの選択をした。それまではユダヤ人に差別的な態度を取っていたが、蘇えった記憶の中の自分は、胸にダビデの星のついた上着を着て、処刑から一人生き残ってしまった。そしてその過去を上着と一緒に葬っていた。若き日のアレックスじいさんは誇りと引き換えに生を選んだが、今度は一度捨てた誇りを取り戻し、ユダヤ教徒として死を選んだ、ということだろうか。全体に醸し出すポップな雰囲気の終着点は意外に真面目で、「忘れてはならない人間の誇り」の大切さだった。隠れた名作。原作を読みたい。 【ちゃか】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-01-23 16:56:43)
1.《ネタバレ》 リトル・ミス・サンシャインのように物語の途中で誰かが急に死んでしまうと一気に冷めてしまうタイプなんですが、プレビューを見て覚悟していたせいかショックもあまり受けず観れました。内容も濃いし笑えるところもあるし良い作品でした。ホテルでの食事のシーンが好きです。 【なっぱコム】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-01-18 23:27:35)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
16人 |
平均点数 |
6.94点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 2 | 12.50% |
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6 | 5 | 31.25% |
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7 | 4 | 25.00% |
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8 | 3 | 18.75% |
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9 | 1 | 6.25% |
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10 | 1 | 6.25% |
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【その他点数情報】
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