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【クチコミ・感想(8点検索)】
2.《ネタバレ》 最初は、代役の監督だし、「LAコンフィデンシャル」パート2を作ればいいんだろう、ぐらいの気持ちで撮り出したんだ。ところが、有名な俳優はいないわ、某女優を美女にしなければならないわで、いいかげん嫌気が出てきた所で、題材が猟奇殺人事件だと気がついたんだ。もう半分くらい撮り終えてるし、前半はそのまま使おう。でも、そうと解ったからにはヒッチコックしかないし、不気味な雰囲気も工夫したよ。転落シーンなんか満足だったな。全体的に見て、複雑でまとまっていない?だからDVDに人物相関図を入れたんだよ。って、監督が言っているような作品だ。 【パセリセージ】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-05-05 13:12:13)
1.この話にデ・パルマというのは最高の組み合わせではないでしょうか。性と殺人が密接に絡み合うというテーマはこれまでのデ・パルマが執拗に描いてきたものだし、残酷でドロドロしてるんだけどなぜか上品という風格もデ・パルマでこそ出せる独特の味わい。この話をもっともうまく見せられる監督はデ・パルマであり、またデ・パルマの才能をもっとも発揮できるのはこの話であり、両者にとって理想的な出会いであったと思います。正直、この映画の脚本自体はそれほどクォリティが高くありません。まず話が入り組みすぎてわかりにくすぎ。かなり映画を見慣れており、映画文法やデ・パルマの手法を正確に把握できる者ですら、最初から最後まで集中していなければ理解できないほどわかりづらいというのは映画の脚本としては致命的。一般の観客では到底理解不能な話になっているのはさすがに問題だと思います。また、それほどわかりづらい話でありながら、謎解きの興奮が薄いのも映画の脚本としては失格。見ている人間の頭をさんざん悩ませながら、結局謎のほとんどはセリフで語られてしまいます。もっと動きのある謎解きにしてくれないと、映画でやっている意味が半減します。そんな完璧とは言えない脚本なのですが、かなり良いメンバーが集まったおかげで謎解き以外にも見るべき要素が加わった結果、映画としては救われたと思います。時に過剰に感じられるデ・パルマのテクニックがこの映画の雰囲気には良く馴染んでいて、饒舌なテクニックにより業の深い話を効果的に見せると同時に、テクニックにはある意味機械的な感触があるおかげで、必要以上に陰惨さを感じさせず話の風格を妨げさせないという、相反するふたつの効果を挙げているのは驚きです。また、ジョシュ・ハートネットとスカーレット・ヨハンソンのふたりが期待以上に良く、このふたりが出ているだけで画面が引き締まっていました。ヒラリー・スワンクに絶世の美人の資産家令嬢をやらせたのはミスキャストでしたが、確かに彼女の演技力にも見るものはあり、そこに期待してのキャスティングだったのだろうなと思います。そんなわけで決して完成された映画ではなく、見る者がどの要素に重きを置くかで評価の大きく変わる映画ではありますが、私としては大いに評価したいと思います。 【ザ・チャンバラ】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-10-28 15:22:31)(良:3票)
マーク説明 |
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【点数情報】
Review人数 |
67人 |
平均点数 |
4.42点 |
0 | 1 | 1.49% |
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1 | 1 | 1.49% |
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2 | 3 | 4.48% |
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3 | 12 | 17.91% |
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4 | 24 | 35.82% |
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5 | 13 | 19.40% |
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6 | 4 | 5.97% |
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7 | 6 | 8.96% |
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8 | 2 | 2.99% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 1 | 1.49% |
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【その他点数情報】
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