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【クチコミ・感想(8点検索)】
2.静かな静かな反戦映画です。私は予告編を観た時から、直感的にこれは良い映画だろうなって確信してました。おそらく評価が分かれるのは、ほとんどワンシーンワンカットの、動きを極端に抑制したカメラワークでしょう。ストーリーは淡々と進行するので、正に退屈と紙一重ギリギリ一杯の線。私は好きです、この映画。ストーリー自体には起伏はないものの、長回しに耐えうる演技力を備えた役者たちの魅力と、人物の感情の起伏はきちんとこと細かに描かれていたから。ずっと抑えに抑えていたからこそ、後半特攻隊に志願した明石少尉(松岡俊介)が胸に秘めた想いを隠し今生の別れをしに紙屋家を訪問するシーンでの、悦子(原田知世)の感情の噴出が効果的に効いてるなあって思いましたね。それぞれが役柄を良く飲み込んだ自然体の好演技を披露。これまでさして興味のなかった本上まなみが思いのほか巧かったのにはびっくり。この映画が黒木監督の遺作になったんですね・・・。「美しい夏キリシマ」の舞台挨拶で監督をお見かけした事がありますが、いかにも生真面目そうなお人柄とお見受けしました。晩年に監督がこだわってらした作品のテーマは、これからもこれら一連の作品を観た観客の中にきっと生き続ける事でしょう。 【放浪紳士チャーリー】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-07-13 11:20:57)(良:2票)
1.《ネタバレ》 とても丁寧に丁寧に作られていて、 感情の波を抑えて、与えられた運命を誠実に生きている日本人が美しく描かれています。 いろいろ気になるところはあります。冒頭から登場してくる老夫婦はどうみても、若くどうがんばって見ても『老夫婦』という歳には見えませんし、庭の桜は明らかにセットだと判ります。 ですが、それらを差し引いても、見てよかったと思える映画でした。 【さら】さん [映画館(邦画)] 8点(2006-09-28 11:55:29)(良:1票)
マーク説明 |
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《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
20人 |
平均点数 |
6.60点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 2 | 10.00% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 6 | 30.00% |
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6 | 2 | 10.00% |
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7 | 2 | 10.00% |
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8 | 2 | 10.00% |
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9 | 6 | 30.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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