みんなのシネマレビュー

顔のない天使

The Man Without a Face
1993年【米】 上映時間:115分
ドラマ小説の映画化
[カオノナイテンシ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2025-02-24)【イニシャルK】さん
公開開始日(1993-12-18)


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監督メル・ギブソン
演出デヴィッド・R・エリス(スタント・コーディネーター)
キャストメル・ギブソン(男優)ジャスティン・マクラウド
ニック・スタール(男優)チャールズ・E・“チャック”・ノースタッド
マーガレット・ホイットン(女優)キャサリン・ペイリン
ギャビー・ホフマン(女優)メーガン・ノースタッド
ジェフリー・ルイス(男優)ウェイン・スターク
リチャード・メイサー(男優)カール・ハートレー教授
ザック・グルニエ(男優)ライオネル・タルボット精神科医
磯部勉ジャスティン・マクラウド(日本語吹き替え版【ソフト】)
亀井芳子チャールズ・E・“チャック”・ノースタッド(日本語吹き替え版【ソフト】)
沢田敏子キャサリン・ペイリン(日本語吹き替え版【ソフト】)
雨蘭咲木子グロリア・ノースタッド(日本語吹き替え版【ソフト】)
かないみかメーガン・ノースタッド(日本語吹き替え版【ソフト】)
江角英明ウェイン・スターク(日本語吹き替え版【ソフト】)
土師孝也カール・ハートレー教授(日本語吹き替え版【ソフト】)
宮本充ダグラス・ホール(日本語吹き替え版【ソフト】)
水野龍司トッド・ランシング(日本語吹き替え版【ソフト】)
音楽ジェームズ・ホーナー
編曲トーマス・パサティエリ
撮影ドナルド・マカルパイン
ダグ・ライアン(カメラ・オペレーター)
ダリン・オカダ(追加撮影)(ノンクレジット)
製作ブルース・デイヴィ
配給日本ヘラルド
特殊メイクキース・ヴァンダーラーン
グレッグ・キャノン
衣装シェイ・カンリフ
編集アントニー・ギブス
録音ジェリー・ハンフリーズ〔録音〕
字幕翻訳進藤光太
スタントデヴィッド・R・エリス
その他ジェームズ・ホーナー(指揮)(ノンクレジット)
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【クチコミ・感想(8点検索)】

別のページへ(8点検索)
12


21.《ネタバレ》 この映画、何と言っても、海辺の小さな町のロケーションが、いいですよね。途中、主人公の少年が「ご褒美」として水上艇での遊覧飛行に乗せてもらえる場面、メル・ギブソン演じる元教師は他者と距離を置いて半・隠遁生活をしているハズなのに、このパイロットとはどういう関係なんだ?そもそもコイツ誰なんだ、こんなシーン必要なのか?ってなトコロですが、それでもこの飛行シーンを入れざるを得ない、この空撮を我々に見せざるを得ない、そんな美しさが、あります。これ以外にも魅力的な光景が多く登場し、決して「奇観」というようなものではないけれど、我々の目を楽しませてくれます。
あと、この物語の中でメル・ギブソンがシャイロック役を長々と演じてみせる必要があったのか、と言えば、これはもう単に「やりたかったから、やってみました」というだけなんじゃないでしょうか。せっかくの初監督作品ですから。90年の『ハムレット』で主演して、意外に真っ当にシェイクスピア劇を演じてましたけど、何となく青白いイメージがあるハムレット役に彼がマッチしているかと言えばそうとも言えない訳で、この物語の流れの中で浮こうが何だろうが、アクの強さでもってシェイクスピア劇を押し切っています。
さてオハナシはと言うと、かつて負った右半身の大火傷の痛々しい跡を残し、町民との交流を経って生活する元教師と、ステップファミリーで家族になじめない少年との交流の物語、なんですけれども、ハテどうしてこんなに見事に右側だけ火傷してて、左側は無事なんだろう、「他者に受け入れられない存在」というなら、いささか中途半端な設定にも思えるところですが、物語を追っていくと、なるほどこれは、「二面性」を象徴するもの、いや正確に言うと、「彼には二面性があるのではないかという疑惑」につながるもの、なんですね。しかし、物語がそういう要素を孕んでいるもんで、作品において、少年側から描く部分と元教師側から描く部分とをどういう按配とするかは、難しいものがあります。正直、さらに視点を少年側に寄せて、元教師を謎めいた存在にしてもよかったか、とは思いますが(例えば模擬試験後に二人が別れるシーン、家の中からではなく外から撮影するべきところでは・・・とか言うのは、発想がベタですかねえ?)。
少年は無事に受験を突破するも、元教師はひっそりと姿を消す。ってコレ、「泣いた赤鬼」じゃないですか(笑)。ただし本作の場合は、後日談を引っ付けて、一見、蛇足っぽいけど、それでも我々をホッとさせてくれます。少年の実の父親がもはやこの世にいない、だからこそ、父親代わりの元教師が、ここにいて欲しいんですね。
それにしてもこのメル・ギブソンが演じている元教師、本来の担当教科は一体、何だったんでしょうか。まさにデキスギ君ですね。 鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2019-07-14 11:56:17)

20.「事件の真相はどうだったのか。マスコミの記事や噂話による思い込みを忘れて、自分が触れ合ったことから判断してみてくれ。」
この映画のテーマの一つは、まさに「言うは易く行うは難し」だと思う。実際、自分が当事者・関係者だったら、どう思うか・行動するかを考えると自信がない。
特に昨今、インターネットでどんどん嘘も撒き散らされる。その中で、真実を見つけるのはますます困難になってきているなあと、改めて考えさせられる。
メル・ギブソンも子役も好演。 くろゆりさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2019-04-26 22:45:15)

19.浜辺での2人の会話が印象的でした。
ラストがよかったです。 へまちさん [インターネット(邦画)] 8点(2017-12-23 15:14:09)

18.《ネタバレ》 いい映画やったなぁ。物語が進んでいくうちにマクラウドの傷跡が本当に見えなくなっていきましたね。チャックとのいい関係をブチ壊した周りの大人たちにイラつきました。ラストのマクラウドが手を振るシーンは鳥肌が立ちました。 ギニューさん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-01-24 23:00:25)

17.《ネタバレ》 あんな先生に教わりたかったです。やっぱり人間、勉学だけじゃないんですよねぇ~。『先生がひと夏かけて教えたこと』俺もこの映画をみて教わりました!! もりまりもさん 8点(2004-03-09 01:35:39)

16.“文部省推薦映画”と言いましょうか..とても奥の深い人間ドラマを、まじめに描いた作品です..上辺しか見ない人間の愚かさ..家族、友情..真実とはいったい何? いろんなことを考えさせてくれます..そして、人を信じることの大切さを教えてくれます..ラストがとてもイイですね..多くの人に観てほしい秀作です... コナンが一番さん [ビデオ(字幕)] 8点(2004-01-31 13:40:24)

15.涙までいかんが感動した。これってメルの初監督作品だったかな? guijiuさん 8点(2003-12-05 05:12:38)

14.「一度失った信頼はなかなか取り戻せない」。信頼回復に苦労したことがある人は多いだろう。この場合,負い目が自分にあることが明確なだけに努力する価値があるように思えるし,更生しているような気分が心地良かったりする。しかし,無神経なラベリングに遭った場合はどうか。結局この世は「多数派」の勝利… 数の理論に泣き寝入りか?そんなことを考えさせられる作品だった。 ロウルさん 8点(2003-11-18 22:40:48)(良:1票)

13.《ネタバレ》 最後のシーンすごく感動した。「今では顔が見える」の言葉通り、最後火傷が消えてるように見えた。 あなたのはレビオSir.さん 8点(2003-07-27 14:53:15)

12.人は顔ではなく、もっと心と心で触れ合っていくべきなんだなと感激しました。 ひなたさん 8点(2003-07-04 22:03:57)

11.メル・ギブソンって、実はシェイクスピアが大好きなんじゃないのかな。彼の演技的バックボーンにあるのが、実は古典演劇の素養であることを、この初監督作が証明しているように思う。シェイクスピアを朗唱する時のギブソン、ほんと気持ちよさそうだもんなあ。作品的にも、素直に感動できる良い内容です。ラストの感情をグッと抑えたハーフビターさも、見事だし。 やましんの巻さん 8点(2003-06-28 16:06:41)

10.男の子があまりに不幸で涙が出てしまいました。 ジェイムズさん [ビデオ(字幕)] 8点(2003-06-21 05:19:42)

9.<<ねたばれあり>>最後のシーンが本当に印象的でした。駆け寄るわけでもなく、遠くから手を振るあの感じが好き。心のなかに、心地のいい重みを与えてくれる映画です。メル・ギブソンは文句無しによかった! くみさん 8点(2003-06-18 22:40:51)

8.なんかこういう映画ってすきだな。愛、絆、少しの哀愁。メルギブソンってこういう役すごく上手だしはまってると思う。 ピペリカムさん 8点(2003-06-12 22:23:00)

7.身体的外見の劣等感から、ずいぶんと根も葉もない噂を流され買い物へ行くにも、夜にこっそり訪れる。こんな日常を暮らしている人は、日本にも意外に、多いかも知れない。この映画は、題材こそシンプルだが、メッセージは深いものがある。少年も現実から逃避したかも知れないが、逃避した先で、変な噂で有名な男性と会う。この何気ない始まり方のドラマから、次々と描写され、蓄積される二人の友情は、やはり感動的である。題材では親子を描いたわけじゃなく、二人は全くの他人という設定だが、内容は、「現代の親子関係」、または「教師と生徒の関係」に一石を投じるものとなっている。シンプルにして秀作。 叫真さん 8点(2003-05-19 19:47:31)(良:1票)

6.来日記者会見でのメル・ギブソンの言葉。「いい小説を見つけた。泣いた。映画化したくて自分のプロダクションで映画化権を買った。自分で監督をやることにした。だけどどこの映画会社を回っても、『ストーリーが地味だ。』『こんな映画、ヒットするわけない。』と言われた。その日も『興行的にはリスクが大きすぎる。』と言われて、落ち込んだ。どうやったら、リスクを小さく出来るんだと考えた。悩みに悩んで顔を上げた。鏡があった。そこに自分の顔が映っていた。なんだ、自分で主演すればよかったんだ!『主演は僕自身だ。』そう言ったら、たちまちいくつかの映画会社が手を上げた。」 ジョーボブさん 8点(2003-04-08 20:10:20)(笑:1票)

5.だだーっと涙が出たわけではないですが、よかったです。最後の再会のシーンはもどかしさがあってかえってよかった。メルギブソンはやはり監督にもむいているのでは。 みんみんさん 8点(2003-02-18 00:04:05)

4.メル・ギブソンの映画の中で、一番好きです。 rokuさん 8点(2002-02-27 21:41:36)

3.顔だけで判断するな。 ボバンさん 8点(2002-02-12 15:25:19)

2.意外にコメントが少ないんですね。私はメルの作品の中ではかなり好きな部類です。 woodさん 8点(2001-02-19 16:18:50)

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マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 70人
平均点数 7.10点
000.00% line
100.00% line
222.86% line
300.00% line
422.86% line
568.57% line
61115.71% line
71825.71% line
82130.00% line
957.14% line
1057.14% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.83点 Review6人
2 ストーリー評価 7.14点 Review7人
3 鑑賞後の後味 7.85点 Review7人
4 音楽評価 6.00点 Review4人
5 感泣評価 7.25点 Review4人

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