みんなのシネマレビュー

あしたの私のつくり方

How to Become Myself
2007年【日】 上映時間:97分
ドラマ青春もの学園もの小説の映画化
[アシタノワタシノツクリカタ]
新規登録(2007-07-24)【ぽーち”GMN”ありしあ】さん
タイトル情報更新(2017-06-19)【かっぱ堰】さん
公開開始日(2007-04-28)


Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索

ブログに映画情報を貼り付け
監督市川準
キャスト成海璃子(女優)大島寿梨
前田敦子(女優)花田日南子
高岡蒼甫(男優)田村博之
近藤芳正(男優)古垣賢一
奥貫薫(女優)日南子の母
田口トモロヲ(男優)上島浩二
石原真理子(女優)寿梨の母、大島さつき
石原良純(男優)寿梨の父、杉谷正
柄本時生(男優)杉谷真
桜田通(男優)金井淳
柳英里紗(女優)(「柳英里沙」名義)
北島義明(男優)
峯岸みなみ(女優)
小野恵令奈(女優)
音楽周防義和
和田亨(音楽プロデューサー)
撮影鈴木一博
製作日活(「あしたの私のつくり方」製作委員会)
朝日新聞社(「あしたの私のつくり方」製作委員会)
テレビ朝日(「あしたの私のつくり方」製作委員会)
講談社(「あしたの私のつくり方」製作委員会)
博報堂DYメディアパートナーズ(「あしたの私のつくり方」製作委員会)
配給日活
美術山口修
録音橋本泰夫
藤丸和徳
照明中須岳士
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

表示切替メニュー
レビュー表示 その他作品(無) 心に残る名台詞(投稿無) エピソード・小ネタ情報(投稿無) 心に残る名シーン(投稿無)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
【ネタばれ表示】/【ネタばれ非表示
通常表示】/【改行表示】
【通常表示】/【お気に入りのみ表示

ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意です!




【クチコミ・感想(8点検索)】

別のページへ(8点検索)
1


3.《ネタバレ》 父が去り、家族で過ごした家は売りに出される。そんな中、寿梨は、頼りない母を支える長女の役をひたすらに演じる。彼女にそうさせるのは、自分さえもっと頑張れば幸せな家族のままでいられたかもしれないという思いだ。お前は嘘がうまいから行いだけはよくなさい、引用される太宰治の言葉のままに彼女は懸命に演じる。そんな寿梨に、母の再婚相手が言う。「まだ子どもの君にはつらい役だったよね。もう大丈夫だよ。その役、おじさんに任せてもらえないかな。」その言葉に、寿梨は思う。「君はもういらないよ。その役、もっとうまくできる僕がいるから。君が今までやってきたことは、ぜんぶ無駄なんだ。」まるでそう言われているようだ、と。自分が世界に存在するための大切な役割すら失い、売り払われた家を一人見にいく寿梨は、まるでみなしごだ。忘れられない幸せな思い出の家は新しい家族の新しい幸せに占拠され、彼女の居場所はもうどこにもない。家が戻れば家族が戻ると本末転倒して願う寿梨。彼女が信じる幸せは、その家で与えられそして必死で演じた役割り、その中にだけある。寿梨が日南子に「ヒナ」という役を演じさせ彼女を幸せにすべく奔走したり、自身が役割を奪われてから一層その「ヒナ」の物語に没頭するのは、そのためだろう。あえなく役を降ろされてしまった寿梨は、今度は裏方であるプロンプターとして、理想の大役を日南子に託すのだ。市川準監督はこの物語を、かつての枯れた味わいのその作品群からは想像もつかないほど、説明過多に語る。けれどその一見饒舌で表層的な説明は、実は額面どおりであるとは限らない。好意に基づく動機なら匿名で人を操つることも良しとする寿梨の軽率で未熟なある種の傲慢さ、そして映画自体が終始それを肯定的に描いているかのような違和感、それをさらりと覆す終盤が素晴らしい。「臆病な私も、演じてる私も、ぜんぶ私なの。逃げたい私も、ウソつく私も、傷つく私も、私なの。」寿梨に支えられていたはずの日南子。彼女が語るその言葉が今度は、本当はだれよりも支えてほしかった寿梨を力強く支える。それは、役を演じた「きのうの私」も、役を脱ぎ捨てる「あしたの私」も、どちらもせいいっぱい両手を広げて抱きしめる「今の私」の言葉だ。「まだちょっと恐いけど」それでもそうやって、彼女たちは勇敢に、あしたの私を、本当の私を、そして本物の私を、つくっていくのだろう。 BOWWOWさん [DVD(邦画)] 8点(2009-11-06 16:42:40)

2.重たくも柔らかく優しい気配が漂っているのに寒さを感じるほど澄みきった描写に震えた。今ある様々な問題を背伸びせず、長いスパンを違和感なく描ききったことに改めて力量を感じる。いつものように美しく、情感ある映像も素晴らしかった。校内風景を切り取る映像とテレビ電話の映像に若干違和感も憶えたが、まとまりのあるいい映画だと思いました。次回作が待ち遠しいです。 カリプソさん [DVD(邦画)] 8点(2007-11-10 02:48:23)

1.《ネタバレ》 市川準の映画って、人と人の距離感とかコミュニケーションの難しさをいつも淡々と描いています。この映画もそんな一本ですが、多少は明るくコミカルに仕上がっています。成海璃子はいいですね。特に小学生に扮した彼女のもっさりとしたイケてなさっぷりと石原コンビの夫婦役がツボでした。 ParaPさん [映画館(邦画)] 8点(2007-07-30 01:20:11)

別のページへ(8点検索)
1


マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 15人
平均点数 5.60点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
316.67% line
4320.00% line
5426.67% line
6320.00% line
716.67% line
8320.00% line
900.00% line
1000.00% line

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS