みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
3.《ネタバレ》 しばらく自分の脚本で映画を撮っていなかったピーター・ハイアムズが、久しぶりに「監督・脚本」でクレジットされた作品。ついでに撮影監督も兼ねて、3点セットそろい踏み。 どういう風の吹き回しで脚本も書いたのか、しかしこの作品、『カプリコン・1』のハイアムズが帰ってきた!という感じがして、嬉しくなります。ハイアムズ作品は正直、ストーリーだけを見ると『カプリコン・1』はあまりオモシロくは無くって、もしかしてオモシロい映画を撮るためにはストーリーはオモシロくてはダメなのだ、という考えでも持ってるんじゃないか、と思えてくるのですが、今回はちゃんと、オモシロさを意識して脚本が書かれています。少々、やり過ぎで、いくらかスベってる気もしないではないですが・・・ もちろんこれは「映画」ですから、ストーリーが面白いとか何とか言ったところで、それは作品の魅力の一部でしかなく、それを作品の中でどう見せてくれるか、がやっぱり楽しい訳です。今回の作品、法廷モノではあるのですが、にも関わらず、まさかまさかのカーチェイスが登場し、しかもそれをクルマ目線で描いた「車載カメラ」の映像で描いている! 『カプリコン・1』『シカゴ・コネクション~』『プレシディオの男たち』のアレですよ。『ハノーバー・ストリート~』だって、そこに含めてよいと思います。ああ、帰ってきたハイアムズ。 駐車場で自動車に襲われるシーンは、まるで自動車が意志を持ったものであるかのような動きを見せ、これなんかも『カプリコン・1』における、ヘリ同士が会話するかのような動きを思い出したりもします。さらには『ザ・カー』・・・はハイアムズじゃなかったですね。 肝心の結末をどう見せればよいか、映画の作り手側がよくわからなくなってしまっている点も、ちょっと『カプリコン・1』を思い出してしまった。 まあ、今回の作品は、似ても似つかない題材ではあるんですが。 ストーリーがオモシロいとか言いながら、どういうオハナシかはちっとも書けていませんが、それは見てのお楽しみ、すみません。 マイケル・ダグラスのイヤらしさも、ピカイチ。 8点は多分、甘すぎなんだろうけれど、でも。 【鱗歌】さん [インターネット(字幕)] 8点(2025-05-11 18:49:27) 2.ストーリー展開の面白いサスペンス映画でした。マイケル・ダグラスは知的悪役が板についてますね。そしてラスト、最後のどんでん返しの意外性は認めますが、主人公のリスクを冒してまで守ろうとするものへの強い思いが感じられず今一すっきり感のない結末でした。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-08-09 22:30:34) 1.マイケルダグラスの法廷物というだけで迷わず借りて観ましたが。見ごたえありました。最後まで、ひょっとすると・・・こいつがか・・・・的な作りはいいですね。やっぱり構成力というか、見せる展開で大きく変わりますよね。しかしマイケルダグラスは昨今は悪の帝王イメージがはまりすぎてますね。チャイナシンドロームのカメラマンの頃の彼も良かったなー。まー若手ジャーナリストと辣腕弁護士の対立構図は良くあるけれど最後まで飽きずに見れました。2時間に満たないこういう作品はほんとスカッとしますわ。 【カボキ】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-06-18 06:54:37)
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