みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
18.これは怖い。今観ることに価値がある。 【TERU】さん [インターネット(吹替)] 8点(2024-03-04 20:31:47) 17.《ネタバレ》 現在のコロナ禍で観ると、作りがスタイリッシュ過ぎて少々不謹慎に見えてしまうほどの良作。 冒頭、感染拡大の2日目から始まる所がポイントで、感染源探しは途中放棄されたかに見せておいて、妻のデジカメから核心に突き進む。 森林破壊を続ける妻の会社のブルドーザーからコウモリ、豚へと繋がり、料理長との握手を通して彼女自身へ。 それが1日目。 憎いくらいにスタイリッシュだけど、今観ると複雑な思いが交錯するから、作り手としてはいいような悪いような。 それにしても、ケント・ウィンスレットもグィネスも容赦のない扱い。 特にグィネス。 セブンでは首を切断され、コンテイジョンでは開頭されるという運命。 あの絵はかなり強烈だった。NGのないグィネスに拍手。 【roadster316】さん [インターネット(字幕)] 8点(2021-05-23 18:27:02)(良:1票) 16.10年前にこのような作品が作られていたとは。。。中国で発生したウイルスが世界中にパンデミックを引き起こし、デマと陰謀論の拡散、医療従事者の感染および伝染、無症状のまま感染を広げる可能性、買い占めや都市封鎖、野球場でのウイルス注射、、、、。現在の姿がそのまま描かれており言葉になりません。。。 【みるちゃん】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2021-01-17 09:36:58) 15.なんという作品なんでしょう。まるで今、まるでコロナ。 去年以前に観ていたら「まあ、映画の話だし」の一言で終わっていたと思います。クラスター、デマ、ワクチン問題と本当に起こり得る話を丁寧にシュミレートしながら作ったんだと脱帽しました(勿論、映画的にやり過ぎの演出もありますが)。 しかし、まさかこんなご時世に生きるとは…なんの気兼ねなく映画が観られていた頃が懐かしく感じますね。 【Kの紅茶】さん [インターネット(字幕)] 8点(2020-05-13 11:58:10) 14.《ネタバレ》 全体としては良かったし、これを荒唐無稽とかなんとか言ってた人たちはもう一度見たらなんて思うかなぁといった感じ。 奥さんの会社が何かやらかしてそれでウィルスが発生したんだろうと、 最初にやたらその会社名が強調されるので誰もが嫌が応でも分かるであろう。 にしてもこんな何千万も死ぬ病気であれば別映画の、ほとんどの人が死滅した、という展開になるだろうし、 致死率が10%超えたら人間の活動限界を超えるというか、伝染する前にウィルスが自滅するレベル。 コロナは黄色で1%行かない、白黒で2-3%程度の致死率なのでここまで広がった。 他の要素がかなりリアリティがあるのに、致死率にリアリティがないのが残念。 しかもその描写があっさり台詞のみで終わってるのもね。 村や町まるごと死にました、みたいな描写がないと、ただ何千万人が死にましただけじゃね。 非常に良く作るとちょっとした凡ミスがかなり響くね。 あと、コンテイジョンという言葉は聞きなれないから直訳の「感染」にでもすりゃいいと思ったけど、 どうしてこう漢字二文字にするとB級ホラー感満載になっちゃうんだろうね。 【にんじん】さん [インターネット(吹替)] 8点(2020-05-13 03:35:31) 13.《ネタバレ》 コロナパンデミックのご時世なので、思い出して5年ぶりに鑑賞。 致死率30%の強毒で、潜伏期間が数日ある為に感染爆発するヴァイルス。 年齢による重症化率の差は無く、感染から10日程度で脳細胞が崩壊し死亡。 例によって中国から始まるのだが、最初のスプレッダーがアメリカへ帰国して死亡するが 帰国途中の中継地で浮気してしまい、広範囲に拡散。 多数の有名俳優が、WHOやCDCを始め、政府関係者や研究者の面々を演じる構成の為 ストーリーはぶった切のドキュメンタリーの様相だ。そこがイイ。リアルな趣がある。 ヴァイルスの感染拡大のパニックの流れと平行に、フリージャーナリストが暴走して デマを広め、投資家を誤誘導させて経済市場も感染爆発へ。自身は5億円も稼いでしまう。 ただ、政府のワクチンが偽物だと決めつけ、効かない薬草レンギョウを大々的に推奨した 事で、この先膨大な訴訟が待っているらしい。 医療は崩壊、葬儀もできず、警察もオーバーフローし、食料の配給も滞り、強奪や強盗も横行。 街はスラム化し、引きこもるにしても銃で武装が必要な状態へ。 ワクチンができても数が足りるわけもなく、奪い合いどころか、誘拐してワクチンと交換要求する 事件が多発・・ どこまでも腐敗して膨張する人間の業に、辟易する映画ではある。 実際こーなるだろうという、よーくできたシナリオですが、マスクや防護服の不足の話は無い? 死亡率が高いので、今流行っている新型コロナを恐れない若者たちは、この映画では少ない。 一応ですが、何か月も自宅待機でのストレスの描写はあるが、セレブの広い自宅でピンとこない。 下層の国民の生活の方を描いて欲しかった。 ふと思うのは、ここまで荒廃してしまったら、公共事業が維持できていたのかという疑問。 電気ガス水道は来ていたのだろうか? 「死にたくないから他人と離れたい」じゃ、仕事に支障 きたすのは、民間人だけじゃない。その辺の掘り下げが今一つかなあ。 でも、よくできた映画だと思います。残念なのは2011年の公開時期が、大震災の後であり話題に なれず、記憶に残らずに公開終了していた点かな。 今こそ再評価されるべき貴重な映画です。 【グルコサミンS】さん [DVD(字幕)] 8点(2020-03-24 18:29:18) 12.《ネタバレ》 これは恐ろしかった。スターを担いで対ウィルスとの攻防戦をショー仕立てにした“アウトブレイク”とは真逆のかっちりと硬質な現実感、心胆寒からしめるとはこのこと。なんたって、グウィネスもケイトも早々に死んでしまうんだからね。美貌を放棄したグウィネスの死相の表れた顔が冒頭からして恐ろしい。バリバリと活躍していた主演級女優のケイトをすら、あっさりと消去してしまう容赦の無さが心にこたえる。 人間描写も見事。これだけ多数の人数を配してなお、各人の存在の鮮烈なこと。小さな自己中を恥じ、償おうとするフィッシュバーンがいれば、災難に乗じてゆがんだ自己主張と利益を目論み恬として恥じないフリー記者もいる。家族を失いながら、未曾有のサバイバルに巻き込まれ、ゆっくり悲しむことすらできなかったM・デイモン。彼がようやく時間を得て、カメラの中の妻を想って涙を流すシーンは胸が詰まる。 それぞれの場面をてきぱきと切り替え、DAY1をラストに持ってきて、もう一押し「うわあぁ・・」と恐怖感を呼び起こさせる。この手管はいかにもソダーバーグ。ざわざわとまとわりつくような音楽もスタイリッシュ。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-04-15 23:45:00)(良:3票) 11.ハマったぁ・・・。 グイグイと世界に引き込まれてしまいました。 日を追って感染者が増え、自分も感染するのでは?と恐怖におののく人々。 平凡な日常が、じわじわと崩壊していく様が、とても現実味を帯びて感じられました。 【感染モノ】と言えば、ゾンビ映画を連想する私ですが、ゾンビなら噛まれたら終わりだけど、こちらは目に見えないウィルス。 人が触れた物が、すべて危険という世界。 私自身は潔癖症で、他人が触れた物に手を触れたら、ガシガシ手を洗ってるので、人事じゃあない物語でした(笑 だから、ハマってしまったのかな? 【ななのじ】さん [地上波(字幕)] 8点(2013-11-01 23:39:07) 10.《ネタバレ》 リアリティ職人ソダーバーグによる、良く出来たシミュレーションであり、同時に良く出来た娯楽作品である。一定のリズムで描かれるドラマは最後まで緊張感を保ち、リアリティを保っている。リアリティこそ娯楽なのだ。私事だがこの作品を監督の名前を知ることなく見られたのは幸運だった。なんとなく先が読めてしまっただろうから。 【Robbie】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-08-25 23:16:39) 9.《ネタバレ》 テンポよく切り替わるシーン、たたみ掛けるような数カットで、圧倒的なリアリズムをものの見事に表現し、観客に訴えかけてくる。過剰な説明を排した客観的な演出は見事である。 妻や子供を失い父娘2人だけなった家族、危険な任務につくことを余儀なくされた職員やまたその上司、ワクチン開発に執念を燃やす研究者やワクチンを待つ貧困層など。ほぼ全員主人公であり、多角的な目線で捉えることにより各々の苦悩や人間味を様々に感じ取れるのも俯瞰した視点での演出力が大きい。特に、ドラマパートとしては、ウイルスに立ち向かう職員や研究員を、観てる側の英雄譚として描いてる点も興味深い。惹きつけられるわけだ。 また編集も洒落てるんですよね。感染経路を解き明かすために見ているシーン、その録画VTRへのカットの切り替わり方がイケてる。ほぼブツ切りといえる場面転換にもみえるんですが、その前のシーンとの繋がりやファーストカットの持ってきかたに至るまで全て計算づくだから凄い。ラストシーンのウイルスの発生元を知った瞬間にも現実的な怖さがしみじみと伝わってきたけど、そういった警鐘だけで終わらせず、プロムナイトで娘とボーイフレンドが久しぶりに再会できた喜びやそれをそっと見つめる父親の姿が微笑ましかった。泣ける。 【シネマブルク】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2012-04-11 00:50:03)(良:3票) 8.《ネタバレ》 咳払いして、少し具合が悪そうなグイネス・パルトロウのカットから始まるOP。そこでいかにも不気味な赤色で「DAY 2」と字幕が出る。ウイルス感染の映画だから、あ、もう感染して二日目なんだな、としか思わない。そして画と不穏な音楽だけでその他の感染者がいる事を知らせる演出。説得力があってスタイリッシュ。構成はほぼドラマだが目が離せない、上手い作り。それぞれの役割を与えられた役者陣が個性を最小限に抑えて、目立たないが説得力があり、見事に表現し、観客に伝えている。映画自体薄い印象だが、見終わった後に感じる疲れない、良作を見たと感じる気持ち良さはそういう演出や役者の演技にあると思う。日本人なら薬が今日の分が無くなった、食料の配給が終わった、と言われたら大人しく、黙って引き上げそうだけど、この映画を警告だと思って見ると非常に怖く、考えさせられる。最後の方でマット・デイモンがデジカメで亡き妻の姿を見て涙するシーン、引いたカメラで彼の姿を捉えているんですが、とても悲しみが伝わってきます。流石プロだな、と感じさせられました。(因みにここでさり気なく感染源、発生経路への糸口になるシェフとの写真を見せるあたりも不気味でニクい演出)そして感染源、感染経路を明かす「DAY 1」を最後に持ってくる演出で不気味さを増すラスト。何も解決していない、身近にあるウイルスの恐怖を暗くなったエンドロールを見ながらぞっ、とする程感じた。 最近TVでやってたからのんびりと観てて思ったんですが、ウイルスが広がるのも早いが、エンドロールのキャスト名も読むのが追いつかない位早かった…(汗)。監督は何をそんなに急いでたんだろう?最後の最後までテンポ良過ぎ! 【miki】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2012-03-30 19:59:29)(良:2票) (笑:1票) 7.感染系の作品は色々あるけれど、ここまでリアルに表現できている映画は今まで観た事がないです。ストーリーが良いので、豪華なキャストが薄れて見えてしまいます。 【映画】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-03-30 13:13:36) 6.《ネタバレ》 力強い映画。とても印象に残っているのは、自ら感染したことが分かるやいなや、すぐさまとるべき職務を行うミアーズ。人体実験の被験者として、全く躊躇がなかったヘクストール。「感染症もの」といえば、ヒステリックなもの、と思ってたところで、この静かで硬派な作品。ラストシーンでは、こう持ってきたか、とため息つかされました。 【なたね】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-03-04 12:43:16)(良:2票) 5.《ネタバレ》 単なるパニック映画ではなく、研究者側にたったストーリーが良かった。それにしても出演陣は豪華。この映画全体を引き締めたエンディングは物語の余韻を深く残し秀逸。それにしてもバスで人が倒れた直後に写メを撮る日本人はいないよ。これを観ると映画が描く外国人は相当デフォルメされているのだなあと思う。 【kaaaz】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2012-03-04 00:54:38)(良:1票) 4.単なるウィルスパニック映画になりそうなところだが、何が善で何が悪か、何が正解で何が間違いか、どこに寄りすぎることもない多角的な視点から社会状況を個性派俳優の惜しげもない投入で描いたまさに渾身のリアリティをほこる社会派パニック映画に仕上がっている。この臨場感とスリルは味わう価値あり 【Arufu】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-03-03 16:50:55) 3.《ネタバレ》 突如として発生した高致死率の新種ウィルスが瞬く間に世界中に広がっていく恐怖を描いた映画。 というイントロダクションを聞いて真っ先に連想してしまうのは、やはり「アウトブレイク」だ。「アウトブレイク」が、殺人ウィルスそのものの猛威とそれに対峙する主人公のヒーロー性を描いたエンターテイメント作品だったのに対し、今作はプロットこそ似通っているが世界観のテイストはまったく異なった映画に仕上がっている。 リアリティを追求していると言えば確かにそうだが、必ずしもすべての描写が「リアル」というわけではなく、随所に非現実的だったり、作為的に誇張されている部分もあったように思う。 思うに、この作品が描いているものは、未知なるウィルスそのものの恐怖ではなく、その“感染”による“パニック”に対応しきれないであろう全世界の社会体制自体の脆弱さ、そしてそこに“巣食う”人間そのものの恐怖だったのだと思う。 映画の冒頭数分で死に至ってしまうグウィネス・パルトロウの描写を皮切りに、文字通り死が伝染する様は恐ろしい。 しかし、それ以上に、ジュード・ロウが演じたような人間から発される作為的な「情報」によって伝染していく個々の人間のパニックが何よりも恐ろしく、結局彼のような人間の存在を治めきれない現代社会の「現実感」に非常に脅威を覚えた。 アカデミー賞クラスのビッグネームを揃えたキャスティングによる群像劇には、流石に迫力はあった。 その一方で、個々の人物描写が希薄に映ったり、そもそも物語が中途半端であるという批判も分からないではない。 リアリズムに振れるにしろ、エンターテイメントに振れるにしろ、もう少し踏み込んだ展開があれば、もっと印象的に化けた映画になっていたようにも思う。 ただ、この映画で描かれるまさに「今そこにある危機」を紡ぐにあたって、この物語の中だけで完結していない半端さは、逆に問題意識を巡らすための余白を生んでいると言え良かったのではないかと思う。 そういう意味では、いつもスティーブン・ソダーバーグ監督作品に感じる、“何だか物足りない”感じが、意図的にか偶然かは分からないけれど効果的に反映されている映画であると思った。 【鉄腕麗人】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2012-02-15 14:01:44)(良:2票) 2.《ネタバレ》 パンデミックが発生した状況をシニカルで現実的な視点で描いている映画です。 「大多数の人の善意なんて利己的でしかあり得ない」というのをルイジアナの水害で伝え聞く状況や今年の3月11日に起きた大地震の直後、自分のために乾電池や食料や水を確保した自分を鑑みて、現実的だなぁと改めて思いました。 印象に残ってるのはジェニファー・イーリーがフィッシュバーンから「君は英雄だ」って賞賛されるシーンで彼女が苦笑いする部分です。 「身の安全の確保」「ワクチンの臨床試験の時間を限りなく少なくする」「副作用のリスクを負う」など色々な要素がありながら結局は父親と別れの会話をしたかったという「利己的」な目的のための行動だったので「英雄」という言われ方にああやって笑しかなかったのかなぁと私は受け取りました。 ジェード・ロウがyoutubeでレンギョウを連呼したり彼の保釈金が支払われるのを刑事が苦々しく語るシーンはとっても今風でありえそうで吹き出してしまいました。 お涙頂戴的なシーンや活劇シーンが無く淡々と進むのでエンターテイメント性は少ないと思いますが時計を気にすることなく楽しめた良作だと思います。 【AIRS】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-11-19 22:16:05)(良:1票) 1.感染力が高く、致死率も20%と高い未知の感染症のバンデミックを描いた映画だから、『アウトブレイク』をイメージしていたが、ダスティン・ホフマンのようなキャラクターが活躍するわけでもなく、ウイルスハンターやウイルス学者が行う感染症対策を淡々と描いているだけなので盛り上がりに欠ける。しかし、淡々とした描き方がドキュメンタリー的である意味迫力がある。 ついでに言えば、報道のあり方(自称フリージャーナリストのブログを報道と呼ぶのかは別にして)やホメオパシーに対して一石投じているので、僕としては高評価にしたくなる。 エンディング付近で流れるU2の『All I Want Is You』もよい。 【あきぴー@武蔵国】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-11-18 01:52:00)
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