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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(8点検索)】
2.《ネタバレ》 皆さんの評が低いのでびっくり。面白かったけどなあ。粗暴で、喧嘩っ早く、眼付きの鋭い暴力刑事は、基本的に同性にはやりたい放題無作法を押し通すのに(タレこみ屋やバーテンダーなど)、女性には一様に穏やかなまなざしを向ける。相棒になるゲイのナッシュにも、一度としてすごんだりせず、まあまあ普通に話をし、拍子抜けするほどすんなりコンビを組む。それが、ひとたび悪党を相手にすると、手の付けられない野獣と化す。そのギャップが面白かった。 ブラントは上司には持て余されていたかもしれないが、クレイグといいロバーツといい、署内では意外にもそこそこ良好な人間関係を結んでいる。最も印象的だったのは、ワイスを釈放するシーン。署員たちが横一列にずらっと並ぶど真ん中に、ぎらぎらとしたオーラを放つブラントが立っていた。粗暴で不器用かもしれないが、彼は仲間たちを誇りに思っている。そして署員たちも、お荷物になりがちなこの暴力刑事を決して否定していない。彼らのあの一体感は、途方もなくかっこよかった。 ワイスを捕獲するときもブラントは寸でのところで仲間に制止をかけられたし、釈放もせざるを得なかった。彼の鬱憤はたまるばかり。だからこそワイスのラストは大体ああなるだろうなという予想はしていた。ただ、白になったワイスの幸運を逆手にとるしたたかさには驚いた。一見真面目そうなナッシュも、一応キレた過去を持つ男。なるほど、ブラントと息が合うはずだ。 また、舞台が舞台だけに、イングランドやアイルランドの事情も少しは関係あるかもしれない。人種の微妙なニュアンスは、日本人としては感じ取るのが難しい。 細かいつっこみどころはたくさんあるけれど、「持つのは鉛筆じゃねえ」など、ブラントの骨太のセリフがいちいちかっこいいし、ロケ地も見ていて楽しかった。ドアを開けると、下に降りる階段があり、意外に奥行きの広いフラットの部屋の様子も、労働階級と中流階級の各部屋の違いも、石造りのモノクロのロンドンの街なかで、真っ赤なダブルデッカーがさっと通り過ぎる様子などなど、見どころがたくさんあった。もう一度見てみたい。 【tony】さん [インターネット(字幕)] 8点(2018-08-11 00:16:50)(良:1票)
1.《ネタバレ》 確かに、主人公のキャラクター設定からして、作りとしては結構雑な部分があるかもしれませんが、会話の端々にイギリス映画特有のウィットと言うかセンスと言うか、そんなものが散りばめられて、悲惨な展開なのにクスッと笑わせられたりして、なかなか好印象の1本でした。 犬猿の仲になっちゃうのかなぁという感じの2人の刑事が立場真逆に支えられ、結果「処刑人」かよっ!てなエンディングを迎えるあたりは、結構日本人好みの勧善懲悪のためなら何でもありみたいな作品で、個人的にはかなり好みです。 そして、ジェイソンはいつものジェイソン、お約束どおりの無敵ぶりに満足です。レビュー少ないのがちょっと寂しいかな? 【タコ太(ぺいぺい)】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-11-11 15:35:12)
マーク説明 |
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★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
19人 |
平均点数 |
4.58点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 2 | 10.53% |
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3 | 5 | 26.32% |
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4 | 3 | 15.79% |
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5 | 3 | 15.79% |
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6 | 3 | 15.79% |
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7 | 1 | 5.26% |
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8 | 2 | 10.53% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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