みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
2.《ネタバレ》 内容的には突っ込み所のオンパレードなのですが、結構面白かったですね。 感情の無いロボットと自分と似ていると思い込んでいる人間の少女の 対比も想像をかき立てる部分があるし、 少年法や更正プログラムの是非を問うメッセージも良かったですね。 女医も医師や人権を考えて少年を更生させたと言うのは建前で自分を維持する道具として 少年を更生させていた所もなかなか。それだけに突っ込み所が勿体ないなぁと言う印象。 もっとこの複雑な素材をブラッシュアップさせ今より光らせる事が出来る 監督や脚本家はどれほど居るでしょうかね。私の中ではここまで出来れば及第点以上です。 【デミトリ】さん [インターネット(邦画)] 8点(2017-02-13 12:08:34) 1.日本の大作映画特有の不細工なエンターテイメントなんだろうとスルーを決め込んでいたのだが、ドハマリ中の“二階堂ふみ”目当てに鑑賞。 粗や難点は多いけれど、それを補って余りある娯楽性に溢れいていた。江戸川乱歩賞受賞作が原作らしく、想像以上にエキセントリックな物語の世界観は見応えがあった。(二階堂ふみの畜生ぶりも、想像以上にエキセントリックだった!) 原作は未読だが、映画化にあたり生み出されたオリジナルのキャラクター設定が効いていたと思う。 悪役の性別を男性から女性に変えるなんて、普通は失敗しがちなんだけれど、今作に限ってはそれが功を奏し、主人公である“脳男”との合わせ鏡としての対比が際立っていた。 そして何と言っても、主演の生田斗真のパフォーマンスは素晴らしかった。 絞り込まれた肉体と、無機質且つ美しい無表情は、“脳男”という「異質」を表現するに相応しく、彼以上の適役は居なかったろうと思わせる。 一瞬の微笑から再び深い無表情へと移り変わるラストカットは見事だった。 全体的なテンポの悪さと少々あざと過ぎる演出には改善の余地があるとは思うが、メリハリの効いたアクションシーンと、思わず目を背けたくなる程ハードな残酷描写には、日本映画らしからぬ迫力があった。 というわけで、国内の娯楽大作映画としては近年で随一の出来映えと言っても過言ではなく、大いに楽しめたことは間違いない。 個人的には、二階堂ふみと太田莉菜の“糸引きディープキス”が見られただけでも、この映画の価値は揺るがない! 【鉄腕麗人】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2014-08-15 00:50:15)(良:2票)
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