みんなのシネマレビュー

スター・ウォーズ/フォースの覚醒

Star Wars: The Force Awakens
2015年【米】 上映時間:136分
アクションSFアドベンチャーファンタジー戦争ものシリーズもの3D映画
[スターウォーズフォースノカクセイ]
新規登録(2015-08-14)【DAIMETAL】さん
タイトル情報更新(2024-01-27)【イニシャルK】さん
公開開始日(2015-12-18)
公開終了日(2016-03-25)


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監督J・J・エイブラムス
助監督ロジャー・ガイエット(第2班監督)
キャストデイジー・リドリー(女優)レイ
ジョン・ボイエガ(男優)フィン
アダム・ドライバー(男優)カイロ・レン
オスカー・アイザック(男優)ポー・ダメロン
ドーナル・グリーソン(男優)ハックス将軍
アンディ・サーキス(男優)最高指導者スノーク
マックス・フォン・シドー(男優)ロア・サン・テッカ
グウェンドリン・クリスティー(女優)キャプテン・ファズマ
ルピタ・ニョンゴ(女優)マズ・カナタ
ケン・レオン(男優)スタトゥラ提督
サイモン・ペッグ(男優)アンカー・プルート
ワーウィック・デイヴィス[男優](男優)ウィケット
ヤヤン・ルヒアン(男優)タス・リーチ
イコ・ウワイス(男優)ラズー・クイン=フィー
ハリソン・フォード〔1942年生〕(男優)ハン・ソロ
マーク・ハミル(男優)ルーク・スカイウォーカー
キャリー・フィッシャー(女優)レイア・オーガナ
ダニエル・クレイグ(男優)ストームトルーパー(ノンクレジット)
マイケル・ジアッキノ(男優)
ユアン・マクレガーオビ=ワン・ケノービ
アレック・ギネスオビ=ワン・ケノービ(ライブラリー出演)
フランク・オズヨーダ
永宝千晶レイ(日本語吹き替え版)
津田健次郎カイロ・レン(日本語吹き替え版)
小松史法ポー・ダメロン(日本語吹き替え版)
杉本ゆうマズ・カナタ(日本語吹き替え版)
斉藤貴美子キャプテン・ファズマ(日本語吹き替え版)
壤晴彦ギアル・アクバー提督(日本語吹き替え版)
磯部勉ハン・ソロ(日本語吹き替え版)
高島雅羅レイア・オーガナ(日本語吹き替え版)
岩崎ひろしC-3PO(日本語吹き替え版)
有本欽隆ロア・サン・テッカ(日本語吹き替え版)
藤本譲ギアル・アクバー提督(日本語吹き替え版)
森川智之オビ=ワン・ケノービ(日本語吹き替え版)
多田野曜平ヨーダ(日本語吹き替え版)
辻親八アンカー・プルート(日本語吹き替え版)
島田敏ルーク・スカイウォーカー(日本語吹き替え版)
土田大(日本語吹き替え版)
かぬか光明(日本語吹き替え版)
原作ジョージ・ルーカス(キャラクター創造)
脚本J・J・エイブラムス
ローレンス・カスダン
音楽ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生]
リン=マヌエル・ミランダ(追加音楽)
編曲コンラッド・ポープ
撮影ダン・ミンデル
製作キャスリーン・ケネディ
J・J・エイブラムス
ブライアン・バーク〔製作〕
ローレンス・カスダン(共同製作)
ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
配給ウォルト・ディズニー・ジャパン
特撮ILM/Industrial Light & Magic
ロジャー・ガイエット(視覚効果スーパーバイザー)
美術リック・カーター(プロダクション・デザイン)
衣装マイケル・カプラン〔衣装〕
編集メリアン・ブランドン
メアリー・ジョー・マーキー
録音ゲイリー・ライドストロム
字幕翻訳林完治
スーツアクターアンソニー・ダニエルズC-3PO
ピーター・メイヒューチューバッカ
ケニー・ベイカー〔1934年生〕R2-D2
その他ウィリアム・ロス〔編曲〕(指揮)
ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生](指揮)
あらすじ
エンドアの戦い(エピソードVI)から約30年後。最後のジェダイであるルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)は失踪した。帝国の残党は「ファースト・オーダー」を結成し、再び脅威をもたらしていた。レイア・オーガナ将軍(キャリー・フィッシャー)は「レジスタンス」を結成し、ファースト・オーダーと戦うためにルークを探していた。ある日、レジスタンスのポー・ダメロン(オスカー・アイザック)は砂漠の惑星「ジャクー」でルークの所在が記された地図を手に入れるが、ファースト・オーダーに捕まる直前にドロイドのBB-8に地図を託す。BB-8は廃品回収業を営む少女・レイ(デイジー・リドリー)と出会い、行動を共にする。

DAIMETAL】さん(2016-01-07)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想(8点検索)】

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12


27.《ネタバレ》 “sequel trilogy(後日譚・三部作)”EP1~が新3部作だったので、こちらは“続3部作”としているそうな。
他のレビューでも書いたけど、SWはあくまでEP4~EP6が本編で、そこを十二分に楽しむための前日譚(その過去)と後日譚(その未来)という構成だと考えてる。なので本編を凌駕するようなビッグ・イベントや、世界観の無限の広がりを期待するのは、ちょっと違うような気がする。でも今回は新3部作と違い、結末が解らない楽しさがあった。公開前のイベントで初お披露目されたBB-8の可愛らしいこと。SWの世界観を壊さず、旧3部作よりちょっと先の未来を感じさせる素敵なキャラクターに期待が高まる。

続3部作は本編から約30年後の話。砂漠の星で朽ち果てているスター・デストロイヤー。EP4のOPで、幼かった私に未来を感じさせた超兵器が、この世界では過去の戦争の遺物となってる光景。レイの住処になってるAT-ATウォーカー同様、役目を終えた昔の戦場の主役たちの姿が、痛々しくも寂しくも感じられる。その流れからファルコンの登場には鳥肌が立った。スター・デストロイヤー同様過去の遺物だったファルコンのエンジンに火が入り、現役時代そのままに華麗に飛び回る。私がSWで観たかったのはこういうのだ。出だしから私の知っているSWとは別な世界を観せられたEP1と違い、懐かしさと安心感、特撮技術の進歩を感じさせる見事な展開だった。
結局、色んな新しいメカを見たい反面、私が一番見たいのはXウイングの活躍なんだよな。って気持ちを満足させるタイ・ファイターとの空中戦。
白髪頭だけど当時のまんまなハン、シワが増えたけど当時のまんまなレイアに、“私も心の中は当時のまんまだよ”と再会を喜べた。ハンの死は残念だけど、敵と戦ってピンチの中死ぬのも、年老いて安らかに死ぬのもハンらしくないから、あの最後で良かったんだと思う。続3部作は後日譚なんだし。

レイとフィン。2人とも中身がまだ子供だから、ファルコンでのやり取りとか、まだ恋愛って感じじゃないのがいい。真冬のスター・キラー基地で寒がってたチューイが、コートを見付けてハンに渡す愛情。それを見てかポーのジャケットをレイに着せるフィンが微笑ましい。
SWは家族と親子の話だから、レイの両親がレイを置き去りにして消えた理由、名前のないフィンの過去は今後の展開が気になる。
他にも今後解明されるであろう謎として、レイの名字=両親の謎。いきなりフォースを使える理由。ルークがEP5で無くしたライトセイバーの行方と、レイが共鳴した理由。スノークって何者?ベンとルークに何があったのか?なぜルークは消えたのか?…ベンって名前、ルークが付けたんだと思う。オビワンのことをずっとベンって言ってたし。
謎を多く残すけど、最後に神秘的なルークの登場。モヤモヤさせない、むしろ今後に期待できる素晴らしいエンディング。
トドメはエンドタイトルの最後に流れるオルゴールのようなSWのテーマ。EP1の最後がダースベイダーのテーマで、新3部作の重たい最後を暗示していた。ってことは、この続3部作でSWの環が閉じることを暗示させてるんだと。

これは単なる妄想だけど、公開当時、レイの顔って幼い頃のアナキン=ジェイク・ロイドに似てると思ったんだ。そしてベンは最後の方のアナキン=ヘイデンにちょい似てるかな?って。アナキンって父親がいないから、なんかそういう…時空を超えてスカイウォーカーの過去に結びつくような…そんな環の閉じ方をするのかなぁ?なんて思ったりもしてました。
あと、ファルコンのレーザーがシスのライトセイバーを連想させる赤、逆にタイ・ファイターのレーザーがジェダイな緑なのも、何かあるんだろうか?って。

気になったのはあまりにEP4をなぞり過ぎてる展開。スター・キラーとかファースト・オーダーの組織がデカすぎ。EP6の大団円から、レイア達が築いた共和国の平和って、30年も保たなかったの?とか。不満が無い訳でもないけど、ファンを満足させる素晴らしい続編の始まりだったと思う。 K&Kさん [3D(字幕)] 8点(2021-09-24 11:34:16)

26.《ネタバレ》 これはずるーい。ハンソロをほぼ主役にして、レイアもルークも出して、話の展開はエピソード4そっくりで、ミレニアムファルコンやらタイファイターやらXウィング飛ばして、音楽も昔と同じの使って、こんな内容ならどう考えても古いファンはそこそこ楽しいでしょ。でもこれが許されるのは今回だけ。エピソード8からどうするかがホントの勝負といったところでしょうか。ただ今作ですごく好感が持てたのは、CGを多用しながらも実写っぽさを出したところ。エピソード1~3はまるでCGアニメを見てるようで違和感があったけど、今回は自然な映像でとても良かった。監督の力量か、テクノロジーの進化か。最近SF映画のレベルが一気に上がった気がするけど、リアル志向の作品が多い中、こういうスペースオペラにも頑張ってほしい。 54dayoさん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2016-11-07 22:46:10)

25.《ネタバレ》 コアなファンではないので、今までなんとなく後回しにしてましたが、やっとレンタルブルーレイで鑑賞することにしました。間延びすることなく畳み掛けられ最後まで一気に観れましたし楽しめました。もっと早く観れば良かったです。内容は時代は繰り返すということでしょうか。1作目(エピソード4)と同じだなと。私は1作目が一番好きなので、「これぞスターウォーズ」と単純に思いましたが、コアなファンの方は物足りないと思うのも理解できます。ルークの登場シーンも多そうな続編にも期待したいです。 ぽじっこさん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2016-10-10 19:49:01)

24.《ネタバレ》 納得しない人が大勢いるとは思う。旧三部作のあのラストから30年経ってまだ帝国軍もどきが強大な力を持ってられるわけないとか、修行もしてないレイの覚醒が唐突でご都合すぎるとか、カイロ=レンが馬面のブサイク&異常なる癇癪持ちとか…

しかしながらこの映画界のお祭りサーガを文字通り覚醒させたJ.J.エイブラムスのバランス感覚は見事と言うしかない。オープニングファンファーレ前のあの緊張感ある静けさにゾクゾク、旧作キャラの登場や台詞にニヤニヤ、新キャラ達の活躍にワクワク。そしてこれからまた何年もあぁでもないこうでもないと妄想できるなんて、最高に幸せじゃないか!覚醒の三部作にフォースの加護があらんことを! けんじマンさん [映画館(字幕)] 8点(2016-08-01 18:07:15)

23.《ネタバレ》 期待を上まわり、スターウォーズの世界にどっぷりと浸ることができた。
それにまず感謝!

懐かしい登場人物たちとの、再会てんこ盛りも、もちろん嬉しい。
だが、それ以上のインパクトだったのが、ハン・ソロが殺されるシーンだ。
息子の心を取り戻し、ライトセーバーを手渡されたかと思いきや、その手は強く握られ、離されない。
次の瞬間に殺されてしまうわけだが、このシーンはとても切なく、記憶に残るシーンとなった。
この切なさ、やるせなさも、スターウォーズの魅力の一つじゃないだろうか。

スター・デストロイヤーが砂漠に突き刺さっているシーン。
『猿の惑星』の自由の女神の如く、衝撃なシーンだった。

あとは、ハックス将軍。
エピソード4の“グランド・モフ・ターキン”の様な、冷徹な将軍。
そして地位が高く、カイロ・レンに対して臆することもなく、堂々していて、頭脳明晰。
この悪人キャラは、帝国軍の縦社会の厳しさと恐怖感、威圧感を感じさせてくれる。
ハックス将軍が次回作にも登場するわけだが、カイロ・レンとの覇権争いも楽しみだ。
おそらく修行を終えたカイロ・レンに駆逐される運命にありそうだが・・・

細かく書いているとキリがないので、この辺で。
やっぱりスターウォーズは、最高の映画だ。
切なさ、恐怖、希望、愛情、そして友情・・・
全てが詰まっている。

でも再認識したのは、ダース・ベイダーの威圧感は最強でいて、唯一無二であるということ。
それを感じることができただけでも、観た甲斐はあった。 にじばぶさん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2016-05-06 02:46:33)

22.《ネタバレ》 オープニングであの音楽が流れたときは鳥肌物でした。よくも悪くも前作のリメイクといったところ。でも昔からのファンならニヤリとするシーンがたくさん。 エイドリアン・モンクさん [映画館(字幕)] 8点(2016-05-05 18:00:47)

21.《ネタバレ》 シリーズに特に思い入れはない。どちらかというとジョージ・ルーカスのシリーズよりこっちのほうが好きかも。テンポよく話が展開するし、主演のデイジー・リドリーは存在感があってよかった。敵役がヘタレなのは新シリーズ第1作目だし、想定の範囲内だと思う。 さん [映画館(字幕)] 8点(2016-04-24 01:11:57)

20.《ネタバレ》 思い入れ補正がかかっていることもあって、とても面白かった。ハリソンフォードキャリーフィッシャーが画面に出てきた瞬間は感無量。目頭が熱くなった。R2D2が見れたことは嬉しかった。そしてBB8のかわいらしさは驚異。新たに設定された人間関係はどことなく前6作を焼き直した感じがするし、戦闘機の攻撃の画はエピソード4のリスペクトかな。メインキャラに女性がきたのは時代だなあ。このシリーズ、若手の男性俳優の抜擢人選はアナキン役のヘイデンクリステンセンも考えるとあまり上手くない感じがする。今回のレン役のアダムドライバーも力不足の苦悩という表現がいまいち。アナキンが苦悶の末暗黒面に落ちたことの説得力に比べると今作でのレンの暗黒面の転落の過程が描かれておらず物足りない。重要な感情移入ポイントだと思うんだけど。レンはレイヤの息子ということでフォースの力が弱かったということかな。一般人?のフィンと互角にライトセイバーで剣闘してたのは謎。次回作もとても楽しみです。今回は4DXで観ましたが、アトラクションみたいでとても楽しかったです。 タッチッチさん [映画館(吹替)] 8点(2016-01-27 21:23:07)(良:1票)

19.見終わった印象としては、「うん、よしっ!」って感じ。なんか久しぶりに手応えを感じる作品でした。旧3作品を多感な時期にワクワクしながら観た世代に向けた作品だと言われれば確かにそうなのかも知れません。その一人として、言い訳するつもりもありませんし、その一人で良かったと単純にそう思いました。
ハリソンフォードは、エクスペンダブルズ3であり得ないくらい老化したイメージが強かったので、それから考えると、今作では相当頑張っていた(かなり無理をしていた)と想像できます。後は若い人たちに譲って正解でしょう。
あと、ディズニーが絡んだことの悪影響を心配していたのですが、それもあまり感じませんでした。
少なくとも、この最後を見届けるまでは映画ファンは止められない、そう思わせてくれる作品が始まったことを嬉しく思います。
今回は控えめの8点としますが、最後まで見て満足できたら9点にしたいと思います。 マー君さん [映画館(字幕)] 8点(2016-01-15 00:16:45)

18.《ネタバレ》 ルークを探す物語。JJエイブラムスが、今までの自分の経験を最大限に活かした作品。また、今までのスターウォーズの流れも取り入れつつ、新しい登場人物も際立たせている。 VNTSさん [映画館(字幕)] 8点(2016-01-11 19:08:39)

17.《ネタバレ》 なんでハンソロ殺しちゃうのかが訳解らない。ハリソンフォードの年齢とか健康とかで退場せざるを得ないんだろうけど、もうちょっとやり方あるだろう!と、思った。

白兵戦や、風景などのリアリティはもはやCGの方がリアルなので、未だにCGCG言ってる人を見ると、張りぼてとフィルタでここまで出来るわけないよね、ってだれか教えてあげてください。完璧です。

話にならないからしょうがないとは思うけど、理由もなく共和国(こんだけ科学が進んだ世界で共和制て!と失笑するところだが)が、残党(このファシズムの概念も失笑だ)に追われまくってる状態も失笑。ストーリー以前の設定がガタガタ。エンジェルダッシュみたいに、口で言ってるだけですよね?そうはならないだろ?って笑ってしまう最低レベルのSFです(笑)。ルーカスなのか誰なのか知らないけど、パワーバランスをきちんと描いてきたシリーズだけにあー、企業が中身考え始めたな感に変な感慨を覚えた。
別に他の映画では普通なので、SWとして異質だなって思った部分だ。

あと、チャンバラが雑!雑です!棒立ちで殴り合わないでください!もうジェダイとか能力関係無い(笑)
神秘性とか超能力とかを嫌ったんでしょ?どうせ。っていうマーケティングをガリガリ感じる!(笑)
まあ、もうディズニーなので受け手が頭切り換えるところでしょう。もう旧作みたいな殺陣はない!諦めろ!

とは言え、視覚的に凄くリアルなので、それはそれでいいじゃないかと。お話しが懐古趣味だからなんだ。お話しの作り手としては下の下なんだろうけど、観る側としては非常に親切だ。お話しの創造性ゼロで、全く創作能力がない人達の集まりでも、ゼロなりの戦い方があるじゃないか。それをやってのけて、映像を作る才能たちがしっかりと受け止めて良い物を作り上げている。

ネームバリューがなかったり、SWの設定を使わないでやれと言われたらたぶん同じレベルの物を作り出せなかっただろうけど、有る物をきちんと能力限界まで使い切ったんだから尊敬すべきだ。ストーリー以前の話作りがガタガタでもここまでの物を作るディズニーに、作った人にリスペクトだ。 黒猫クックさん [映画館(吹替)] 8点(2016-01-10 18:20:37)

16.《ネタバレ》 シリーズ2で壊滅的打撃を受けた帝国軍の残党が
レイア率いる新共和国からの支援を受けたレジスタンスとの
闘いの中で、ダークサイドとフォースの戦いを描くスターウォーズ最終シリーズ第1弾。

ストームトルーパーのフィンは、クローンではなく、
子どもの頃に拉致されて、悪の教育を受けた兵隊。
シリーズ2でクローンが大幅にやられて少なくなったから、帝国軍はこのような兵の補填をしたのだろうか?

さて、このシリーズ、女性のレイが主人公である。
この話、いたって簡単で、ルークの居所の情報をもつドロイドを両軍とも探してる。
そこにレイが巻き込まれたという感じである。
が、このレイもまた強力なフォースをもつ人物だった。
シリーズ1では、ダースベイダーことアナキンの登場で話は始まる。
シリーズ2では、アナキンの子どもルークの登場である。
さて本シリーズのレイは、果たしていったい何者なのか?
敵のカイロレンはアナキンの孫である。
それほどの逸材と互角に渡り合う、この女性レイ。
ただ、その辺にいた人でフォースを強く持ってましたでは、納得できないなぁ。

このスターウォーズも等々2020年初めに最終話が公開された。
さて、どうこれほどのお金をかけたシリーズ、落とし前をつけるのか?
レイが何者かというのが大きなポイントと思う。

後、気になるのは、この話のまん中あたりで共和国が、
「秩序なき混乱を黙認する政権が滅びる時」という状態であること。
シリーズ1で銀河政治の話を丁寧に描いてた分、最終話でここもきちんと説明されないと納得できないなぁ。

最終話を観るにあたっての復習の再見で、思ったことです。
(なんと新3部作が近年公開予定!?おじさん、疲れちゃったよ(失笑) トントさん [DVD(字幕)] 8点(2016-01-09 11:53:04)

15.この映画は字幕で鑑賞すると深みが出て面白い作品ですね、スターウォーズ8作目を早く鑑賞したいです。 SATさん [映画館(字幕)] 8点(2016-01-07 07:54:44)

14.《ネタバレ》 それなりにスターウォーズを追いかけて来た一人のファンとしては、主要製作者としてルーカスの名前がクレジットされていない本作に対して、多少とも懐疑的・・・と言うより「本当にこの映画はきちんと『スターウォーズになっている』のだろうか」という不安な気持ちを持って本作の鑑賞に臨んだのですが、幸いなことにこの不安は、個人的には杞憂に終わりました。過去の6作と比べると当然より現代的にスタイリッシュになっている部分はあるものの、目の前の映画は、僕にとっては間違いなくスターウォーズでした。

僕がそう感じたのは、ハン・ソロやチューバッカにレイア、そして懐かしいドロイドたちといった見知った面子が出てきてるからといったこまごまとした部分だけによるのではなく、このシリーズ全体を貫く、フォースという要素をフックとした「善と悪の葛藤」が、この一作にして既にしっかりと語られているように見えたからです。

それを前提としてまず強く印象に残ったのが、この作品は単なるファンサービスというレベルに留まらない次元で、明確な意思を持って第4作「新たなる希望」になぞらえられているということでした。つまり、例えばファルコン号のレーザー砲の照準装置や同船内のモンスター・チェスのテーブルを登場させたり、シーンの構図や展開の所々にEp4を彷彿させるものを差し挟むといった、旧来のファンの心を快くくすぐるレベルに留まらず、そもそもの話の大まかな流れ自体が、Ep4を強く思い起こさせるものになっていると思うのです。

この部分を、一人のSWファンとして好意的に、作品の物語に即して捉えるなら、それは「歴史は繰り返す」ということがこの事によって描かれているのではないかということです。この作品においては、銀河は再び動揺の時代を迎えています。そしてそのような動揺の時に、まさしく再び「新たなる希望」が生まれつつある・・・このEp7でその様子を描くにあたって、過去にあった「新たなる希望」の誕生の時(すなわちEp4)が、運命とも予言ともつかない形で二重写しに重ねられているのではないかと、見ていてそう思いました。

しかし、大まかな話の流れはEp4に則っているように見えつつ、細かな部分では当然のことながらEp4とは大きく相違しています。

一番大きな違いは、ジェダイ側も暗黒面の側も、双方の戦士の状態がひどく不安定であるという点です。カイロ・レンは早々にそのマスクを外して「光の側にまた戻るかもしれない」と危惧しますし、一方のレイは、終盤の「覚醒」の時に至って、暗黒面の力に身を委ねたのではないかと見間違える程に闘争心をむき出しにしてレンを圧倒します。そしてレン(その正体はハンの息子であるベン・ソロ)の指導に失敗したと思われるルークは自ら表舞台から身を引き、ヨーダやオビ=ワンに見られたような自信も感じさせず、どうやら指導者としての自分の力量に疑問を感じている様子です。

この作品における、このようなある種の「不安定さ」の表現は、恐らく製作者側の明確な意図であるだろうと僕は思っています。ヨーダ率いるジェダイ騎士団、あるいは皇帝ダース・シディアス率いる銀河帝国という、明確な「善や悪」が存在した過去の6作とは違い、このEp7の舞台で前提となっているのは「善も悪も戦い尽くし、過去の秩序が崩壊した=新たに秩序を作り直していく世界」です。そしてその秩序の立ち上げの段階において、「新たなる希望」であるレイも、暗黒面に堕ちたレンも、そして新たな指導者としてのルークも、皆がみな「手探り」の状態なのだろうと思います。

光の側にせよ闇の側にせよ、それらに関わる人物たちの「当事者」としての生々しい「不安定さ」が、僕自身はこの作品の欠点ではなくむしろ「持ち味」であるように見えて、とても魅力的でした。またこの「手探りの不安定さ」がどのような方向に転んでいくのかという点が、今後の展開において重要になるのではないかと僕には思われて、非常に楽しみになりました。

全体としては、過去6作からの「継承」と、それに留まらない「新機軸」が、しっかり見られる作品となっていたと思います。 マーチェンカさん [映画館(字幕)] 8点(2016-01-03 02:25:32)(良:2票)

13.これまでの作品を思い出させるようなシーンも随所にあって良かったし、物語もそれなりに面白かった。ただ、この作品はこれまでの作品ありきでこそ面白く感じるものかもしれないとも思った。登場人物ではヒロイン、レイがとても良かった。彼女がとても魅力的で、彼女の存在だけでも何点かの加点に値する。あと、カイロ・レンが思っていたよりいまいちで、ちょっと拍子抜け気味だった。 スワローマンさん [映画館(字幕)] 8点(2015-12-26 20:19:05)

12.《ネタバレ》 お約束のオープニング、気分がアガりました。ちょっとご都合主義な展開が多かったかな? でも、スターウォーズだからいいか! よしふみさん [映画館(吹替)] 8点(2015-12-26 01:02:02)

11.ファースト・オーダー側は役者不足。ハックス将軍(ドーナル・グリーソン)は『エピソードⅣ』のターキン総督(ピーター・カッシング)の足元にも及ばない。
カイロ・レン(アダム・ドライバー)もなんか頼りないし不細工で、若い頃のルーク叔父さんやアナキン爺さんとは雲泥の差。
だがそれを差し引いても、随所に歴代作品ファンを喜ばせるシーンがあり楽しませてくれた。ありがとう。 ガブ:ポッシブルさん [映画館(吹替)] 8点(2015-12-25 09:23:14)

10.《ネタバレ》 これは卑怯な映画である。ストーリー的にはⅣ~Ⅵのほぼリメイク。映像的にも過去のスターウォーズで既視感満載。そこに過去のキャラクターやビーグルがたっぷり出てきて、最新のCGと3Dで描かれた日にゃ、旧作ファンとしては面白かったと云わざるを得ない。そんな中、敵役の弱さは致命的。圧倒的な強さもないし、マスクは簡単に取っちゃうし、出てきたのはコンビニにいそうなフリーターだし。それと今回は過去作品へのオマージュで満足できましたが、次回作以降はどうすんだ?不安と期待の2年間の前に、とりあえずもう1度劇場に足を運びます。 ふじもさん [映画館(字幕)] 8点(2015-12-23 16:26:07)(良:1票) (笑:1票)

9.《ネタバレ》 とても楽しめました! CGの進歩には感服です。ミレニアムファルコンやタイファイターの汚れた質感や重量感は素晴らしく、SW1~SW3の時代から格段に進歩した映像には拍手を送りたいと思います。終盤のアタックに向けて盛り上がっていく雰囲気や最後の秒読みでハラハラさせるあたりはオリジナルのSW4同様、さすがエンターテインメントのツボを心得ているかと。でもプロットとキャスティングはビミョ~。心に残ったのはポーとレイぐらいで、帝国軍も反乱軍も魅力的なキャラに欠けた印象です。

まずカイロ・レン。登場した時は声も若く凄みがあって、さすが偉大なベイダー様の後継者!と思わせましたが、感情的になって怒りを爆発させるあたりから「ん?」って感じ。あんなカンシャク持ちに人がついていくはずもなく、当たり散らしている彼を見てトルーパーがクルッと逆戻りしていくあたりは大笑い! やっと捕まえたレイを拷問するつもりが、逆に「仮面を取りなさいよ」と言われるとあっさり従っちゃうし、これ、典型的マザコンキャラなのかなぁ・・・と。

考えてみると無理もないですよね~ ろくすっぽ家にも帰って来ない借金まみれの風来坊と、気ばかり強い教育ママの間に生まれて、さぞ悩んだことでしょう。仮面を取ると洟垂れ小僧みたいな顔にその葛藤がよく出ていました。グレてダークサイドに落ちるのも当然かも。アナキンと同じで、コンプレックスまみれの若者はダークサイドに簡単に利用されるちゃうんですね。実社会そのものです。それにしてもあのスノーク、灰から蘇ったとかの設定ですが、できそこないのエイリアンみたいで逆にカワイイ! SW4のパルパティーンの気色悪さには遠く及びませんでした。

そして肝心のソロ。年相応に円熟した役を演じて欲しかったです。もう70歳超えている訳だから動きが鈍いのは当然で、昔と同じ服を着せて同じキャラをやらせちゃいけません。相変わらず借金取りから逃げ回っているようでは、息子に愛想を尽かされて当然かと。

我らがレイア姫も悲しいかな、得意の毒舌もどこへやら、スーパーでよく見かける感じのオバハンでした。服ぐらいはいいもの着せてあげないと可哀想で、あの高貴なアミダラの子孫にしてはちょっと惨め。でも口うるさいのは相変わらずで、「あの子の心にはまだ光が残っている」などとソロをそそのかし迎えに行かせてしまう。もしレイア・ママが迎えに行っていれば、「ママぁ~!ごめんね〜 ボク悪かったぁ〜」などと言ってハグ・・・みたいな展開もあっただろうに、駄目オヤジに説得されてもやはりダメでした。(涙)

あと、フィンの設定は無理があるのではと。これまでトルーパーは皆クローンだと勝手に解釈し納得してきたのに、個性を持った彼が出てきて全部ぶち壊し。その個性も、根性無しで最初からブレまくっているので、いつ裏切るか分からない。長く付き合いたくない相手です。絶対にライトセーバーなんか持たせちゃいけません。

ということで、次回は誰がどう活躍するのかとても楽しみ。特に帝国軍はキャスティングを見直さないとヤバイかも。マザコンのレンは弱みを掴まれちゃったのでどう鍛えても再起不能。もう誰もスゴイ!とは思わないでしょう。

とは言うものの、スペースオペラの王道を行く作品であることは間違いありません。私たちはもとより、ここでコメントされているファンの皆様に「早く次が見たい!」と思わせてくれたこと自体、この作品が大成功だった何よりの証だと思います。 windanceさん [映画館(字幕)] 8点(2015-12-22 15:06:16)(良:1票)

8.《ネタバレ》 まず、私は小学校5年の時に今はもう無いテアトル東京でエピソードⅣを観て以来、30年越しで本シリーズの大ファンなので自ずと採点が甘くなる事をご容赦頂きたい。
何はさておき、先ずは世界中の注目と期待の中で想像を絶するであろうプレッシャーを背負いながら、世界中のファン達に一定以上の喜びと満足を与え、次作への期待を更に大きくさせた製作に携わられた方々を讃えたいと思う。
私の様な往年のファンの場合、大画面であのオープニングを観る事が出来ただけで感涙ものだ。
しかもこの機会を少なくとも後2回は経験させて貰えるのかと思うと、そこには只、「感謝」しか無い。
では10点満点か?と言うと、実は残念ながらそうでは無い。
ストーリーが偉大なるワンパターンで有るのはもはや「お約束」なので気にはならない。
最も大きな減点要因は、権利問題でも有ったのかエピソードⅣ~Ⅵで培われ、エピソードⅠ~Ⅲでも効果的に引用されていた音楽がそれほど多く使用されていなかった事。
往年のファンならば、「このシーンにはこの音楽でしょう!」と思うシーンが意外と多く有ったはず。
特に前半の惑星ジャクーでのミレニアム・ファルコンとTIEファイターのドッグファイトシーンは、大迫力の映像と合わせて「あの旋律」をぜひとも聴きたかった。
また、果たして予備知識なしで本作を鑑賞した方々に本作がどの様に観えているのかが気になった。
過去エピソードに登場したキャラクターの再登場や、数々の小技(モンスター・チェスや一瞬だけ登場するフォース練習用の無重力ボール等々)は、
往年のファン達には嬉しい限りだが、本作から初めてスター・ウォーズに触れる人達には何の事だか判らなかったのでは無いだろうか?
万人向けの作品創りは物凄く難しいだろうから、初めて観る人達にも判る様な作品にするは無理な注文なのだが、
本作をきっかけにしてスター・ウォーズの世界に足を踏み入れる若い世代の方々が増える事を願うばかりだ。
小難しい事をダラダラと書いてしまったが、レイ役のデイジー・リドリー(世界中の人達がハマリ役と思っている筈)や、
若い頃のデンゼル・ワシントンを彷彿とさせるジョン・ボイエガ、そして贔屓の俳優の一人で有るオスカー・アイザックの主要キャラ登用など、
魅力的な新キャラが多数登場した事も有り、次作が今から本当に楽しみでならない。
今から首を長くして待つ事としたい。 たくわんさん [映画館(字幕)] 8点(2015-12-20 22:30:53)(良:2票)

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【点数情報】

Review人数 146人
平均点数 6.86点
010.68% line
121.37% line
221.37% line
332.05% line
464.11% line
5149.59% line
63121.23% line
73020.55% line
82718.49% line
92013.70% line
10106.85% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.38点 Review13人
2 ストーリー評価 5.05点 Review18人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review17人
4 音楽評価 7.52点 Review17人
5 感泣評価 4.86点 Review15人

【アカデミー賞 情報】

2015年 88回
作曲賞(ドラマ)ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生]候補(ノミネート) 
視覚効果賞ロジャー・ガイエット候補(ノミネート) 
音響効果賞 候補(ノミネート) 
音響賞ゲイリー・ライドストロム候補(ノミネート) 
編集賞メリアン・ブランドン候補(ノミネート) 
編集賞メアリー・ジョー・マーキー候補(ノミネート) 

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