みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
7.AIの意識がテーマの作品にはどうしても引き込まれてしまいます。 ディープラーニングによるチェス、将棋、囲碁然り、所詮人間は心理戦でもAIには勝てないでしょう。 あまり制作費掛けてなさそうですが、綺麗な映像に淡々としたストーリー、なかなか見応えありました。 【ProPace】さん [インターネット(字幕)] 8点(2022-03-10 21:23:46) 6.しびれる感覚。「かっこいい!しびれる―」ではなく心のどこかが「麻痺」していく感覚をおぼえました。映画はあっという間に終わり、個人的にとても興味深いテーマでした。主人公を演じるドーナルもダブリン工科大学の出、オタクが醸し出すこのテストへのわくわく感をとてもうまく演じたと思います。ケイレブがあれやあれをするのも無理ないよなー、そうなるよなーと・・・見た翌日も考えております… 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2018-10-12 17:05:38)(良:1票) 5.《ネタバレ》 人はフィギアにだって2次元にだって恋をするし、本人と会わなくてもSNSだけで本当の恋だと勘違いできるんだから、そりゃ目前にいる等身大のAIにだって恋もするさ。しかし、男っていうやつはやっぱりだまされちゃうんだね。エヴァもキョウコもどっちも魅力的でそれだけでも見る価値ありです。 【木村一号】さん [インターネット(字幕)] 8点(2017-04-01 12:15:55)(良:1票) 4.《ネタバレ》 アマゾンプライムで観ました 古典的なSF調で「スペース・サタン」など過去のいくつかのSFを思い出させる作品ですが、個人的に感銘を受けたのが世界観です ストーリーは近未来の「チューリングテスト」中心。 本来「人間と思わせる」技術はAIと同じくらい二足歩行ロボットを完成させることだと思う しかし本編では正座もダンスもできる表情豊かなロボットの完成度にはスルーな感じです。 何度も切りはがせる人工皮膚だって驚きの技術だと思うのですが。 この映画は監督の説得力のある世界観と設定がそこに疑問を持たせず私を引き込んでくれました SF映画は未来のことなので不思議なこと、ありえないことを設定にいれなければSF映画はつくれません タイムスリップだって超能力だって「ありえない」ことですが、それを「良し」としてくれる映画に出会うと嬉しいです この作品もそのひとつになりました。 ごめんね個人的には「アンドリュー」はその域には達していません。 【かのっさ】さん [インターネット(吹替)] 8点(2017-03-30 09:52:47) 3.《ネタバレ》 何か大変なことが起きそうな雰囲気が序盤からすごいので、観ていてかなり引き込まれた。ストーリーが進むにつれ結末や明かされる秘密などあらゆる可能性について頭を巡ったが、最後の最後までどうなるか分からなかったのでとても面白かった。あんなに美人な見た目だったら好きになってしまうのも無理はない。 それにしても、残酷な結末……。 【eureka】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2016-12-24 00:17:18) 2.《ネタバレ》 これは「試し」の映画である。 主人公の青年が精巧な人工知能に対してチューリングテストを試すことを軸にして、映画世界内外において試し試される構図が浮き彫りになる。 人工知能に対してテストを試みている主人公自身も、実は人工知能を開発した“社長”に試されている。 人間に試されているはずの人工知能も、実は淡々と人間を試している。 そして、或る結末を迎えるこの映画そのものに、我々観客をはじめとする現実世界の人間すべてが試されているようだった。 現実世界の天才物理学者が警鐘を鳴らしたことも記憶に新しいところだが、人工知能の進化は、いよいよ人間社会の仕組みそのものを変えてしまう領域まで達しようとしている。個人的には、その流れ自体はもはや止められまいと思う。 手塚治虫や藤子・F・不二雄が描いた世界が目前に近づいていることは、彼らが生み出した漫画世界に等しく描かれた希望と恐怖が、渦巻くように迫ってくるように感じ、高揚感の反面、困惑を否定出来ない。 ただ、それらの漫画やこの映画を観て確信したことは、新たな生命体とも言える人工知能を生み出した人間が、自身を「神だ」と驕った時点で、強烈なしっぺ返しを食らうだろうということだ。 この映画は、己を神であるかの如く“或る進化”を導き、それを支配できると、驕った人間たちの「惨敗」の様を描いている。 様々な意味で“新しい映画”ではあるが、繰り出されたストーリーテリングとその顛末は、想定よりも捻りはなく、それ故にストレートで重い。 光に満ち溢れるように映し出されるラストシーンは、前述の希望と恐怖を同時に表現しており、見事だと思う。 最後に、主要キャストの3人の俳優はみな素晴らしかった(キョウコ役の日系女優も良かった)。 その中でも特筆すべきはやはりアリシア・ヴィキャンデルだろう。 主人公をはじめとして観るものすべてを虜にしたであろう人工知能エヴァを演じた様は、勿論この映画において最大の成功要因だろう。 日本の映画ファンにとっては「リリーのすべて」の圧倒的な好演も記憶に新しい。“彼女”が今年最大のトピックスであることはほぼ間違いない。 そんな“彼女”に試されるのならば、それも悪くない。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 8点(2016-07-20 00:07:16)(良:2票) 1.《ネタバレ》 世界一のネット検索企業に勤める主人公が巨万の富を得たCEOの人里離れた邸宅へ訪問する権利に当選する。しかしそれはCEOがひっそりと作り上げてきたAIを搭載された女性型ロボットのチューリング・テスト(機械が知的かどうか会話をして診断する)に選ばれたためだった、というお話。 舞台はほぼ世捨て人並みの山奥にあるCEO邸。余分なものをカットした作りで映像も音楽も洗練されていてクール。なによりも女性型ロボットのエヴァ(AVA)の造形やビジュアルが良い。「メトロポリス」のマリアから時代に合わせて続いてきた女性型ロボット。アンドロイド、レプリカント、アーマロイド、ファティマなど呼び名も様々で数々の映画や漫画でも描かれてきましたが、今回は愁いを帯びた瞳の美女型で所作振る舞いも可憐な女性そのものとなっていてコミュニケーション能力も高く会話も自由自在。つい同情してしまったり恋心を抱くのも頷けますね。飲み屋のおネーちゃんに騙された苦い思い出を浮かべた人もいるんじゃないでしょうか?惑わされない精神力を持ちたいモノですな。 その彼女と会話をしてテストをしているつもりが自分を見失い惑わされ翻弄されてしまうワケですが、人間とロボットの主従関係が入れ替わるのも頷ける優秀さでなかなかの落ちでした。まあ冒頭のセキュリティカードを使って出入りするってトコで予想は出来たけど、アナログ的なカードというのは物語を動かすうえでは成功してるな。 CEOが劇中でも言ってますが政府がデータ収集してると暴露したスノーデン文書ネタも入れてて、PCやケータイの検索情報、カメラ映像、通話などすべて通信傍受してデータを集めている。その膨大なデータを得ているAIは見た目さえ人間的であればもう怖いモン無しですね。人間と遜色ない人工皮膚すら開発していたCEOのマッドぶりも凄いな。テクノロジーの脅威もあるしいつかスカイネットも出来そうだなとも思いますが、彼女の場合は隔絶された部屋から広い世界へ出て社会を見るという好奇心という欲が出たワケでもあり、あの後にどう転ぶか想像するのも面白い。主人公とCEOはご愁傷さま。 【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 8点(2016-06-21 23:52:05)(良:1票)
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