みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
14.映画全体に散りばめられた音楽と、その音楽に合わせて展開するテンポの良さが、この映画の命であります。心地よいリズムを刻みながら、最初から最後まで物語が進んでいくところが、とても心地いいです。主人公の、”本当は善人なのに訳あって悪いことしてます”的な人物像は、ありきたりではありますが、上手く表現されて、応援したくなります。この主人公を気に入れるかで、この映画を好きになれるか違ってくるでしょう。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 8点(2020-07-17 22:46:45) 13.《ネタバレ》 名作とまではいかないが娯楽映画としては申し分ない。充実した納得のひと時を味わえる作品だ。でもまあこの“ベイビー”がすごいドライブテクニックなのはいいんだけどその理由づけが欲しかった気がする。まさかもって生まれた天才ってわけではないだろう。このテクニックを修得するエピソードがあるともっとストーリーに深みが出たように思う。 【イサオマン】さん [地上波(吹替)] 8点(2020-05-30 22:42:54)(良:1票) 12.《ネタバレ》 新しいミュージカル。映画でしか表現できないミュージカル。このアイデアにプラス1点。ストーリーも面白いし、テンポも良い。 【にけ】さん [映画館(字幕)] 8点(2019-01-26 21:51:09) 11.《ネタバレ》 音楽が最高にいい。オープニングの曲と作中の落書きなどがリンクしていたり中盤のテキーラの曲に合わせた戦闘シーンなど音楽もストーリーも楽しめる。肝心の物語もいい奴なんだか悪いんだかわからない主人公が魅力的。 【ぷるとっぷ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2018-07-16 20:48:04) 10.《ネタバレ》 キャスティング良し。主役もヒロインも悪役もキャラ立ちしてる。 作品のテイストは、バイオレンスにも拘らずポップなのですが、主人公や取り巻く連中のバックボーン等々からハッピーエンドは無い、待つのは破滅的なラストになってしまうんだろうな~と少し暗い気持ちに。作中の台詞にもありましたが、主人公とヒロインが「ボニクラ」的終末に向かって悲しく暴走して行くんだろうな・・・と。 実際はヒロインを残して主人公が投降。その後仮釈放で、めでたくヒロインと再会。 数ある所謂「ゲッタウェイドライバー物」「逃避行物」の作品には珍しくライトでハッピーな終わり方でしたね。 「ボニクラ」的なラストにしても良かったかと思いましたが、この素敵な二人の若者にはこのラストの方がやはりお似合いですね。 それ程、この作品の登場人物は皆良く描かれているのがとても印象に残りました。この作品の売りでもあろうカーアクションよりも。 【夜光華】さん [DVD(字幕)] 8点(2018-07-06 15:55:14) 9.《ネタバレ》 シビレル~♪ 2017年最高のスタイリッシュクライムアクションムービー♪ 映像も音楽もノリも最高♪ DVD、買っちゃうよ~(笑) 【トント】さん [DVD(字幕)] 8点(2018-04-07 18:15:01) 8.《ネタバレ》 冒頭の逃走シーンで鷲掴みにされた。プレイリスト前提で組み立てられたような絶妙な構成に、疾走するカーアクションが一体になる。それだけでない。意表を突いた展開で、冷徹なボスと対峙するかと思ったら二人のために義侠心を見せ付け、最後の対戦相手が一見寡黙で常識人らしい犯罪者だったりする。今までのエドガー・ライト作品とは違いシリアス要素の強い本作だが、瑞々しいクールな演出は磨かれている。全編音楽で組み立てられているようで、ある意味で主人公の逃避にリンクしているとも言える。『トゥルー・ロマンス』みたいに逃避行するわけでもなく、現実を受け入れ、自分の罪を償い、まっさらになってシンデレラの元に帰るラスト、悪くない。 【Cinecdocke】さん [DVD(字幕)] 8点(2018-02-11 22:48:55) 7.エドガーライト監督の映画愛に溢れた良作。 評判通り、音楽センス良いね。舞台背景、セットにも この作品のもつカラー独特の采配は流石だし、セリフ回しもよく考えられてる。 そして、要のカーチェイスにおけるシーン、カット割りもお見事です。 とりわけ、登場人物の個性付けは秀逸。名優ケヴィン・スペイシーの迫力は勿論ですが、 バックボーンは謎のまま、じわじわと良い味を出してたジョン・ハムも良かった。 アメリカンニューシネマの香りを漂わせた現代的なアクション映画でした。ブラボー! 【シネマブルク】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2018-02-08 13:55:35) 6.《ネタバレ》 カーアクションも良いが音楽が最高。最初はR&Bだけかと思ったがクライマックスはブライトンロックからフォーカスまで。フリーも出ていたし! いろいろ説明不足の部分もあったが、この映画には不要か。ただベイビーがもう少しいい男だったら良かったのに、と思ったのは私だけでしょうか? 【kaaaz】さん [インターネット(字幕)] 8点(2018-01-26 23:10:32) 5.《ネタバレ》 〇オープニングからラストシーンまで「映画らしく」て良い。〇それに相応しい主人公とヒロインだった。〇音楽とカーチェイス。非常にセンスが求められる映画だが、セリフも凝ってて、観客の期待のハードルを越えている。 【TOSHI】さん [映画館(字幕)] 8点(2017-11-25 17:44:34) 4.《ネタバレ》 軽快な音楽+超絶スピーディーカーチェイスのコンボで、ノッケから観る者のハートを鷲掴み。その後も様々な車種、異なるスタイルのカーアクションを取り揃え、観客に飽きる暇を与えません。銃声はビートを刻み、コインランドリーのカラフルな洗濯物さえもロマンチックな背景に変えてしまう、監督のエンタメセンスに脱帽です。パッケージは、クライム・アクション・サスペンスですが、その実は王道のラブストーリー、かつ真摯なヒューマンドラマ。箸休めのウィットで緩を付け、容赦ない惨殺シーンで急を効かせるエドガー・ライト節は、本作でも健在でありました。何よりオチが気に入りました。独りよがりな監督が選択したがる“センチメンタルな悲劇の結末”をよくぞ回避してくれました。犯した罪を償い、かけた情けに報われる、この上なく正しいラスト。泣けます。大切な選択を他者に委ねてきた赤ん坊は、ついに自らケツを拭いたのです。5年の贖罪期間が人生における致命傷とならないのは“若さ”の特権でしょう。羨ましい限り。 【目隠シスト】さん [映画館(字幕)] 8点(2017-08-30 13:29:00) 3.何なの?この映画。 ご都合主義でホント何でもない話。 でも、逆にそれがイイ! それは、これが「観るべき」じゃなくて、音と映像に身を委ねて「体感するべき」映画だから。 主人公がいつもipodを聴いてるっていう設定も、物語上はその必要性をほとんど感じないんだけど、アクション映画でありながら「映像と音楽の完璧な融合」を目指せば、これ以上の設定は思いつかないよなぁ。 脇を固める役者も、み~んな一癖あって魅力的。 観終わった後、一人劇場でニヤニヤしてる自分がいた…。 【チャップリ君】さん [映画館(字幕)] 8点(2017-08-26 15:15:25)(良:1票) 2.《ネタバレ》 映画を見終わって、ヒロインは絶対にリリー・ジェームズじゃなきゃダメな映画だったんだなぁ、と思いました。だってBABYが夢想して最後には実現するあの映像、アレは「かぼちゃの馬車に乗ったシンデレラが迎えにくる」姿なワケで、だからシンデレラ女優な彼女以外に一体誰があの役を演じられるの?って。 この映画は(主にダメな)男が夢見る世界がたっぷり詰まったおとぎ話。(主にダメな)男の妄想をそのまま映画にしてみました、みたいな。 スバルWRXを自在に操る冒頭、幾らなんでも(都合の良さも含めて)ありゃ無理だ、ってレベルのドライブテクニック、でも妄想の世界ですからアリなんです。 BABYの過去も寡黙さも仕事っぷりも現在も恋も襲いかかる危機も未来も、全部妄想ゆえにキレイに整ってリズムを刻みます。映像も効果音もピッタリと音楽とシンクロしてカーアクションもガンアクションもミュージカルとなってピタッとキマってゆきます。ひたすらキモチイイで作られた映画。あ、ちなみに(主にダメな)妄想家にとって(たとえ妄想であっても)(リアルでは非力な)自分がマッチョってのはあり得ないですね。マッチョは駆逐すべき敵ですね。リア充も敵ですね。無神経なヤツも自信家も敵ですね。 一見、『ドライヴ』みたいな犯罪映画なワケですが、あくまで人として真っ当なところに落としどころを持ってゆくあたりまでキッチリ、教訓もタップリなおとぎ話。「いつかお姫様が」な映画なのでした。 邦題は『シン・デボラ』の方が良かったかも(それはない)。 ちなみに最近のシンデレラ女優はもう一人、アナ・ケンドリックがおりますが、彼女がヒロインだと絶対お姉さんと弟みたいに見えちゃいますね。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 8点(2017-08-24 16:47:09) 1.無垢な暴走の果てに“BABY”が辿り着いた場所は、天国か地獄か。 この映画は、純真故に「犯罪」という名の道なき道を走らざるを得なかった男の「贖罪」の物語である。 主人公は少年のような風貌の若き“getaway driver(逃し屋)”。 子供の頃の事故により始終耳鳴りが鳴り止まない彼は、音楽でそれを掻き消した時のみ天才ドライバーに変貌する。 彼の聴く音楽が全編に渡って映画世界を彩り、すべての音という音が音楽に支配される。 エンジン音も、銃声も、怒号ですらも、彼が聴く音楽に合わせて“ビート”を刻む。 ビートに彩られた痛快なアクションの連続によって、当然ながら観客は最高の高揚感に包まれる。 エドガー・ライト監督による問答無用にエキサイティングで、ハイテンションな映画を堪能している、ように確かに感じる。 監督の過去作、「ショーン・オブ・ザ・デッド」や「ホット・ファズ」のように、彼の“映画愛”によって、エキサイティングなコメディが益々加速して、多幸感溢れるエンターテイメントへ昇華されるのだろう。と、高を括っていた。 しかし、そうではなかった。先に記した通り、「贖罪」というテーマを孕んだこの映画は、幸福なストーリーラインを許さず、主人公をじわじわと確実に「地獄」へと引き込んでいく。 それは、今作の最大の見どころであったはずの主人公によるドライビングシーンの変遷からも明らかだ。 主人公“BABY”による天才的ドライビング技術のハイライトは、実は冒頭の一番最初のシーンに集約されてしまっている。 その後の逃走シーンは常に何かしらの“障害”が発生し、彼の“見せ場”とそれに伴う“高揚感”はどんどん削ぎ落とされていく。 ついには車からもはじき出されて自らの足で無様に逃走する始末。 ハイセンスな娯楽性に彩られていたように見えた映画世界が、凄惨な暴力と血によって塗り固められていく。 そうして、通り名の通りに“BABY”だった主人公は、ようやく自分自身が辿ってきた道程の「罪」に気付き、対峙する。 ついに、逃げ道も、後戻りも出来ないことを理解し、“耳鳴り”を塞いできた音楽を止める。 そう、幼き頃に「傷」を負った彼にとって、音楽を聴くということこそが、“getaway driver”としての生き方そのものだったのだ。 想定していた映画世界とは随分と異なり、想像以上にエドガー・ライトという監督のこれまで見せてこなかったタイプの「野心」に溢れた作品だったと思う。 ただし、やはりこの監督ならではの“映画愛”は溢れかえっている。主人公も、ヒロインも、悪役も脇役も端役ですら、気がつけばみんな愛おしく感じる。 SONYの映画なのに、iPodを愛用し使い倒すその心意気や良し! 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 8点(2017-08-23 23:59:26)
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