みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
7.《ネタバレ》 おお、これは! キューブリックを彷彿させるような感性。(そういえばコレ、イギリス映画だ) 絵画のような映像の中で、狂気っぽい繊細さ。 女性だけのラブストーリー。 ジェーンカンピオンの映画のように壊れるかのような細さ。 でもどっこい、さすが国を治める女王陛下、最後に上手を取るのが、 このアン女王なんですね~。 いい役者ですね~。 オリヴィアコールマン。 アメリカのキャシーベイツっぽい。 【トント】さん [DVD(字幕)] 8点(2020-02-22 22:11:51) 6.《ネタバレ》 ブリティッシュ・ロイヤル・ドロドロ愛憎劇(女だらけの三角関係)。狡知全開で下劣極まりないエマ・ストーンも新鮮・鮮烈で良いのだが(若い頃から妙に目が「据わって」るから猶更凄みが有る)、女王らしい尊大さ・浮世離れ感を十二分に漂わせつつも、絶望と孤独に塗れた「魂が冷め切った様な」悲哀を醸し出すオリヴィア・コールマンが極めて秀逸で絶品。また、豪奢で薄暗いセット面も良い雰囲気(蝋燭の暗い照明が印象的)。ただ、若干暢気なタイトルに比して結構なドロドロ具合で、一部相当にドギツイ描写もあるのは一般向けには注意(流石の変態ランティモス)。 【Yuki2Invy】さん [映画館(字幕)] 8点(2019-12-07 17:38:11) 5.この映画、面白いですね。一言で表すならば、「ドロドロ」がピッタリではないでしょうか。だけどあまり暗くなりすぎていないところが、また面白い。次から次へとパンチを繰り出す、ボクシングのような展開が、ワクワクさせてくれました。しかも戦っている2人が美しい。姿や立ち居振る舞いが美しいのに、やっていることがえげつなかったりするので、そこのギャップがまた面白い。カメラも魚眼レンズみたいのを使っていたりして、その効果も面白い。本当に、一見の価値ありです。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 8点(2019-03-22 23:06:57) 4.女王の寵愛を一心に受けたいが為に火花を散らすレイチェル・ワイズとエマ・ストーンの対決が見所である。両者共に譲らない物凄い緊迫感だった。 また一方で、精神的に不安定な女王を演じるのがオリヴィア・コールマンである。不安定さを表す為だろうか不協和音が響き渡るヨルゴス節キター! また、ロブスターを始めウサギなど動物が重要なキーワードとして登場するのもこの監督らしい。 他の作品が気になった方に是非オススメしたいのが「聖なる鹿殺し」である。人間の恐ろしさを描いているという点では共通している。 物語の面白さを別にして、この監督は役者の演技を引き出すのが上手いなぁと感じる。今回は女性3人の演技が共に素晴らしく、見応えのある人間ドラマが展開されていた。 【ヴレア】さん [映画館(字幕)] 8点(2019-02-25 22:14:23) 3.《ネタバレ》 しっかりした物語。素晴らしい演技。眼を見張る衣装と美術。リアルで美しい映像。そしてイギリス映画らしい、じんわり苦い後味。誘われたので、予備知識の無いままに見た映画ですが、見ておいて良かったです。 【こんさん99】さん [映画館(字幕)] 8点(2019-02-24 08:58:58) 2.《ネタバレ》 描く空間を極度に制限したコスチューム劇。宮廷の外を描くことは完全に排し、宮廷内の豪華絢爛な佇まいとシンメトリーな構図をひたすらに意識し、独特で狭い空間に囚われ固執する人物たちをじっくり、ねっとりと見つめる。「バリー・リンドン」や「英国式庭園殺人事件」が手本であろうか。ロウソクの灯りを頼りに物事が展開するシーンは、計算された演出が憎いくらいに、登場人物たちの心の闇を映し出すことに見事にマッチしている。主演3人が完璧なのは言うまでもない。特に、レイチェル・ワイズは嫌味と気品をうまく体現して、最終的には見る者の同情を得ることに成功している。 【カワウソの聞耳】さん [映画館(字幕)] 8点(2019-02-19 22:41:20) 1.《ネタバレ》 イギリス風のブラックな香りに満ちた快作。女同士の大奥のような、密な人間関係。嫉妬・名誉欲に満ちた世界をブラックユーモアにまぶせて描いている。3人の女優陣にも喝采。キューブリックのバリーリンドンを見たくなったなあ。 【にけ】さん [映画館(字幕)] 8点(2019-02-18 13:16:51)
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