みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
8.《ネタバレ》 やはり私も『最高の終わり方をした3の後日談を創る意味ってあるの?』って疑問もあったためか、4は劇場で観るつもりだったけどタイミング悪く観られず。1~3はそのうち円盤を買おうと思っていたけど、4は賛否両論あることを知り、どんなタイミングで観るか迷っていたところ、ネットニュースの『金ロー最悪。3の翌週4やるなんて』って記事にまんまと踊らされた。どんだけ酷いんだ?ようし、テレビで観てやるべ!って…観たんです。 今回のテーマは「子供は毎日のようにオモチャを失くす」そう、確かに。 “あげる”“壊す”“捨てる“売る”あと“あの場所で失くして、探したけど見つからなかった”そんな、最後どうなったか?を覚えているオモチャはともかく、もう一つ“どうしたか忘れた”があると思う。この4はその持ち主のもとで天寿を全うできなかった“忘れたオモチャ”のアンサーだ。 序盤の回想が、3から出なくなったボーとRCがメイン。漠然と“どっかの時点で捨てたんだな”って思っていたボーのその後が、ここでようやく解る。みんなのところへ戻そうとするウッディだけど、ボーの持ち主は妹のモリー。モリーがあげると決めたなら、ボーは貰われて行くしか無い。 ここで一瞬、ウッディも箱に入ろうとするトコ。最後に繋がる見逃しちゃ駄目なポイント。これがオモチャのウッディの自我、意志。だけどまだ自分がアンディに必要とされていることを自覚して残るウッディ。 ボニーのお気に入りになれなかったウッディ。まだ持ち主のモトにあるのに、既に忘れられつつある存在になっていて、このまま居てもきっと最後どうなったか、ボニーは覚えてないし、探しもしないだろう。 その後ボニーが大人になって、アンディと会った時「ウッディってカウボーイのオモチャ覚えてる?」とか言われて「あれ?う~ん・・・近所の子に全部あげたと思う」とかってなるかも。そんな未来が観える中、ボニーのことを思い続けるウッディが涙ぐましい。 そして最後、ボニーに必要とされないからではなく、9年前に思いとどまった事を実行したウッディ。迷うウッディの背中を押してやるバズの友情。 これでトイ・ストーリーを観た子供に「そういえばわたしの○○(オモチャの名前)、どこにいったの?」と聞かれた時「自分でどっかに捨てたんだろ」と冷たく言う以外の回答「○○もきっと、ウッディやボーのようにじぶんのかんがえで、たくましくいきているんだよ」って言える。このテーマを1~3の劇中に挟むのも難しかったろうし、単独の話として創って正解だったと思う。 トイ・ストーリーは1~3まで、公開年と劇中の時系列が一緒だったハズ。3が2010年の話で、この4も同じ2010年の話。だからカブーンの決め台詞がオバマ大統領のキャッチコピー。ちなみに9年前の回想シーンは実は2001年になる。 別に2019年のウッディたちの話でも良かったろうに、シリーズで例外的に時系列から外して創ったのは、やはり1~3が完璧と思う層(4を受け容れられない層)に配慮したように思える。そしてトイ・ストーリーは2010年で終わったシリーズを意味するんだと。4って付けてるけど、番外編でいいですよ。って。だから5は無いんじゃないかなぁ? 私は、4大丈夫だった。この出来なら劇場で観たかった。 ちなみにRCのその後、成れの果てが、スカンク・ラジコンなのかな?いやそんなウマい話無いだろう。たぶん壊れて捨てたんだろうけど。 ただフォーキーは…本作のスカンク・ラジコンみたく、オモチャなのに命のないものも居る中で、アレをオモチャとして良いのかどうか…これが例えば“お婆ちゃんが創った刺繍の人形”とかなら命も入りそうだけど。 アレだと、鉛筆さんや消しゴム君にも命があるってことになりそう。そういうので遊ぶ子供への配慮かもしれないけど、コッチの“どこまでがオモチャ?”の線引は、どうかなぁ?って思った。 【K&K】さん [地上波(吹替)] 8点(2022-06-25 12:42:10) 7.《ネタバレ》 TV録画を見返しています。パート3で綺麗に完結していたものを続けたということは、今後はエンドレスで続けるんだろうなということが理解できます(BD-BOXセットが欲しかったのですが買うのを見送りました)。 4作目なのに毎度おなじみのドタバタ劇が飽きさせない作りになっているのはさすがとしか言いようがありません。個人的には今作の悪役であるギャビー・ギャビー嬢とその取り巻きであるベンソン達が、前作のイチゴの香りがする熊さん(ロッツォ・ハグベア)を超える愛らしさでした。またボニーの表情を見ているだけでなぜか涙が出そうになるのは不思議です。ピクサースタジオは表情や仕草をよく研究していてとても上手に見せてくれます。本当に演出がうまい!素敵でした。今作は以前にも増して特に絵が綺麗で、まるで実写のように見えるシーンも沢山ありました。 この手のアニメ映画は基本的に吹替で見ることが多いのですが、ギャビー・ギャビー(新木優子)が非常に良かった。夢破れて箱の中で拗ねているシーンは最高にキュート。1作目から言及したことがありませんでしたが、本作の声優陣は本当に上手です。所ジョージもそのまんまなのにバズライトイヤーにマッチしているから不思議。あと、何気に本国のウッディ役トム・ハンクスと唐沢寿明って雰囲気がかなり似てると思うのは私だけでしょうか(笑) 意外にもファンの間では不評な今作ですが、私は今まで同様に十分に面白いと思いました。シリーズが好きな方なら見て損はないと思います。1から4までどれをとっても甲乙つけがたい面白さです!本作に関しても文句なしでした!(純粋な気持ちでは10点ですが、オッサンなのであえて8点に) 【アラジン2014】さん [インターネット(吹替)] 8点(2021-12-31 12:38:31) 6.個人的には面白かったです。特にカブーン最高!3の次くらいに好きかもしれません。 が、9歳の長男はイマイチだったようで、1が一番好きで、4が一番面白くなかったと。 どうなんでしょうか、完成度はかなり高いと思うのですが、見る年齢、トイストーリーへの思い入れで随分と感想が違う感じかもしれませんね。 今回ちょっと恋愛要素が入ったことと、ウッディが少し大人になりすぎてしまい、おもちゃ感がへってしまったところが 思い入れのある人には受け入れられないのかもしれません。 ただ、私のように1、2、3をもちろん見てはいるけれども、擦り切れるほど見ているわけではないライトなファンには十分満足できる出来かと。 新たな展開へと続く今後は、ショートムービーで様子を見て、5が出るかどうかという感じでしょうか? 【シネマファン55号】さん [映画館(吹替)] 8点(2019-08-22 16:01:22) 5.《ネタバレ》 私たちのウッディが旅立ってしまった。 前作ではアンディがウッディの元から旅立っていったけど、今回は… ゴミから生まれた自己肯定感の低いフォーキーの存在が本作のテーマなのは理解する。だけど私には「アンディのおもちゃ」のウッディとの時間が長過ぎた。 アンディのため、ボニーのため、仲間のために生きてきたウッディ。 最後は自分のために生きることを決めた彼の門出を祝福したい気持ちはある。 でも、彼はもう子どものおもちゃではない。大人になったウッディを見るのがこんなに切ないことだとは思わなかった。 最初に声をかけたのがジェシーだったら引き留めてしまっただろうし、自分もそれに同調してしまうと思う。バズで良かった。バズ、ウッディの背中を押してあげてくれてありがとうね。 【denny-jo】さん [映画館(吹替)] 8点(2019-08-13 15:52:50) 4.《ネタバレ》 ちょうど大いに散らかっていた子供部屋を子どもたちと共に片付けたばかりのタイミングで鑑賞した。 そういえば、自分自身に子どもが生まれてから初めて観る「トイ・ストーリー」だった。 傑作だった前作「3」において描かれた、ウッディたちが選び取った「選択」で、「トイ・ストーリー」という物語は見事な“終着”を見せたのだと思っていた。 たとえ更なる続編が製作されたとしても、それはきっと多くのファンを失望させてしまう“蛇足”になるだろうと思っていた。 だがしかし、9年の年月を経て生み出されたこの続編は、僕たちの想像を芳醇なイマジネーションで大胆にも超えてみせた。 それを成し得たのは、このアニメーションに登場するキャラクターに対するクリエイターたちのあまりにも深い愛だったと思える。 “おもちゃ”として生まれたウッディをはじめとするキャラクターたちの「運命」と「役割」。 前作「3」で描き出されたそのテーマは、キャラクターたち自身にとっての誇りであり、尊厳であった。 我々観客も、そういった「運命」を見出したキャラクターたちを称賛し、物語の終着として納得し、満足していた。 「トイ・ストーリー」の中のキャラクターたちでさえ納得していたはずのその結論めいたものに対して、誰よりも彼らを愛するクリエイターたちは「いや、待てよ」と思ったのだろう。 “おもちゃ”として生まれた以上、その相手(持ち主)が誰であれ、楽しませ続けることこそが本懐。 でも、だからといって、すべてのおもちゃたちを、一方的にその「運命」=「おもちゃ箱」にしまい続けていいのか。 この映画のクリエイターたちは、あらゆる意味で「役割」を果たしてくれた愛すべきキャラクターに、新しい選択肢と可能性、即ち「未来」を与えたかったのだと思う。 それは、本来“生無きもの”に生命を吹き込んだこのストーリー(世界)において、あまりに相応しい多層的な新しい着地点だった。 この着地によって、このストーリーは永遠に続くだろう。そうまさに「無限の彼方へ」。 片付けたばかりの子供部屋は、またすぐに散らかり始めている。 この機に乗じて、うちのおもちゃたちも少しずつ旅立っているのかもしれない。 【鉄腕麗人】さん [映画館(吹替)] 8点(2019-07-31 23:43:57) 3.「この結末は想像を超える」 そんなポスターをみて、高まる気持ちを抑えながら鑑賞。 なんたって3でアンディーの成長とともに、完璧な形で物語を締めくくっていたから・・・。 しかし、そんな心配はまったく無用の作品で、ウッディーの大冒険を、心の底からウキウキして楽しめました。 往年のおもちゃから、初登場のおもちゃ。。表情や、動きが本当に豊かで見ているだけで楽しめます。さすがピクサーって作品。 前作から9年・・・。 離れ離れたになったボーとの再開、ボー生き方、ボーへの思いから、ボニーとバズとの別れも私は納得できる終わり方でした。 アイデンティティーは変わるものなんです。ですが、仲間を見捨てないというところ不変でした。 心が満たされる作品、満足です。 【へまち】さん [映画館(吹替)] 8点(2019-07-17 22:18:13)(良:1票) 2.グッズコーナーにずらっと並べられた新キャラのフォーキーグッズ。ピンの物もあれば、もしくはウッディとのツーショットでセット売りの物も有り~の 他のトイメンバーたちが羨むような押されぶり。かく言ううちら夫婦も鑑賞前には『うちらも帰りにフォーキーさん記念に一個買って帰ろうか』って話してた。でもその帰り、フォーキーに丸っきり魅力を感じなかったうちら二人の間でどっちがフォーキーグッズを買って帰るのかを押し付け合い⇒ 『俺はいらん おまえ買え』『嫌だわ あたしもいらんって!』『そんなこというなよ 悲しむだろフォーキーが!』とかそんな感じの押し問答。結果、フォーキーなど全然お呼びでないとなってしまって二人で記念に手にして帰ってきたものは 嫁がたぶん新キャラ?のダッキー&バニーのキーホルダー、そして自分は前作の名残りキャラである悪い顔をしたピンクのクマ(その手乗りサイズのぬいぐるみであった。)一件落着。 ごめんよ、フォーキー だってあなたって かわいらしくないんだもの。だってそもそも お●ちゃぢゃないですもんねえ 言っちゃ申し訳ないけどが。 個人的には アンティークショップの腹話術人形達のダークさが好き。ついでに申すと来週チャッキー見に行くし。 【3737】さん [映画館(吹替)] 8点(2019-07-15 16:46:13)(笑:1票) 1.秀作3の続編。3でアンディからボニーに引き継がれて再開。ボニーは引っ込み思案だけどおもちゃを大事にしてくれる優しい子で一安心。今回は新入りのゴミから生まれたフォーキーがなかなか大変な子だが、そこはウッディが手を焼きながらも最後は立派なおもちゃへと改心させる苦労がストーリーの骨組みである。ボーという魅力抜群の女性キャラがウッディの心を揺らす。ラストは予想されながらも本当に?と思わせるラストであったが、これもおもちゃのひとつの選択肢なのだろう。続編でもこのシリーズはハズレなし! 【SUPISUTA】さん [映画館(吹替)] 8点(2019-07-13 19:13:46)
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