みんなのシネマレビュー

太陽は動かない

2020年【日】 上映時間:110分
アクションドラマ小説の映画化スパイもの
[タイヨウハウゴカナイ]
新規登録(2020-03-02)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2023-01-15)【イニシャルK】さん
公開開始日(2021-03-05)


Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索

ブログに映画情報を貼り付け
監督羽住英一郎
演出諸鍛冶裕太(アクションコーディネーター)
キャスト藤原竜也(男優)鷹野一彦
竹内涼真(男優)田岡亮一
ハン・ヒョジュ(女優)AYAKO
市原隼人(男優)山下竜二
南沙良(女優)菊池詩織
加藤清史郎(男優)柳勇次
八木アリサ(女優)小田部菜々
勝野洋(男優)小田部教授
宮崎美子(女優)河上麻子
鶴見辰吾(男優)河上満太郎
佐藤浩市(男優)風間武
原作吉田修一「太陽は動かない」/「森は知っている」(幻冬舎文庫刊)
脚本林民夫
音楽菅野祐悟
主題歌King Gnu「泡」
製作WOWOW(製作幹事/「太陽は動かない」製作委員会)
ホリプロ(製作幹事/「太陽は動かない」製作委員会)
ROBOT(「太陽は動かない」製作委員会)
ワーナー・ブラザース(「太陽は動かない」製作委員会)
ポニーキャニオン(「太陽は動かない」製作委員会)
制作ROBOT(制作プロダクション)
配給ワーナー・ブラザース
録音柴崎憲治(音響効果)
照明三善章誉
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

表示切替メニュー
レビュー表示 その他作品(無) 心に残る名台詞(投稿無) エピソード・小ネタ情報(投稿無) 心に残る名シーン(投稿無)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
【ネタばれ表示】/【ネタばれ非表示
通常表示】/【改行表示】
【通常表示】/【お気に入りのみ表示

ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意です!




【クチコミ・感想(8点検索)】

別のページへ(8点検索)
1


1.《ネタバレ》 この原作を映画化するんだったら、最初の方のスタジアム爆破計画のエピソードは丸々カットするしかないんじゃないか、物語の構成としてイビツだし、イデオロギー的なキナ臭さもあって某国への興行展開に対し足枷となる可能性もあるし・・・と思っていたら、まさにその通りで。
後者の件はともかく、前者の「物語のイビツさ」という点で、このやたら登場人物の多い原作小説、ちょっと違和感があります。一種のスパイ小説である以上、それらしく錯綜した物語にしようということなのかどうなのか。一過性のエピソードと後に繋がるエピソードとをわざと混在させて読者の的を絞らせないようにしているのか、どうなのか。ただ、正直、やや散漫な印象を受けるし、まさかとは思うけど、全体の骨格が無いまま小説の連載を始めちゃったんじゃないか、、、とか。
で、この映画。登場人物もバッサリと削ぎ落して、複数の人物の役柄を限られた登場人物へと統合し、原作を徹底的に整理して、いや、実に見事。お陰で、竹内涼真演じる田岡君、大活躍の巻、となりました。しかも、この映画を見ると、主人公の鷹野にとって、田岡君の存在は、幼少時に救えなかった弟の姿と重なっているんですね。これがクライマックスの沈みゆく貨物船からの脱出劇の場面で示唆される。と同時に、水責めのこの場面と、かつての鷹野を火の中から助け出そうとする風間の姿が並行して描かれ、両者がオーバーラップすることで、血の繋がりは無くとも鷹野にとって風間は父であり、この作品が、親が子を、兄が弟を命がけで守ろうとする物語であること、が伝わってきます。
そこにはまた、育児放棄による悲劇への怒りも感じられるし、子供を失った親の悲しみ(鶴見辰吾と宮崎美子)というものも活きてくる。オムライスの役割まで、活きてくる。
原作をすっかり再整理しているとは言え、基本的には原作に沿っている訳で、そう思うと、やや散漫に思えた原作小説も実は、「これだけのポテンシャルを備えていた」という風に捉えるべきなのかも知れませぬ。
映画はアクションも盛り沢山で、海外ロケがまず雰囲気を出してますが、それだけじゃなく、これだけのアクションシーンをよく現地で撮り切ったもの。CGの使い方も巧みで、違和感を感じさせません。また、CGを使ってもなお描写が難しそうなシーンというのもどうしても出てくるのでしょうが、そこはシーンの切り替えなど、演出上の工夫でうまく省略したりして、スムーズに物語を紡いでいきます。
藤原竜也という人は若く見えすぎるところがあり(貫録がない?)、この鷹野の役、合うんだろうか、と心配してたら、うむ、やっぱりちょっと合わないか。でもスタントシーンもしっかりこなして、だんだん違和感が無くなってくる。
満足度の高い映画でしたよ。
ところで原作の中で一番、読んでてひっかかったのが、「新型の太陽電池の性能が従来の100倍くらい」というくだりで、それだと地表に届く太陽光エネルギーよりも発電される電力の方がはるかに高くなっちゃって、もはやオカルトの世界(どうしてこんな荒唐無稽な設定を入れてしまったのか)。細かいことをあげつらってもしょうがないとは言え、さすがに読む手が止まってしまいます。で、映画化の際にはさすがにまずいと思ったのか、「10倍」に値切ってますね。まあ、大差ないですけど。。。 鱗歌さん [インターネット(邦画)] 8点(2024-09-01 08:59:32)

別のページへ(8点検索)
1


マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 5.43点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
3114.29% line
400.00% line
5457.14% line
600.00% line
7114.29% line
8114.29% line
900.00% line
1000.00% line

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS