みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
3.《ネタバレ》 飛翔感と速度感のある画面構成、そしてアメリカらしい軽妙な軽口の畳み込みで出だしでワクワクし、そのテイストを失わずに重厚で考えさせられる展開に持ち込んだのは見事である。作画においても日本アニメでは出せないような大人なテイストも好きだ。ただ、映画のどの場面を切り取っても似たようなテイストとも言え中だるみというか正直なんか飽きたなーという気分は途中で高まった。また最近スーパーヒーローものにありがちだけどわらわらと大勢仲間が出てくる絵づらに対してもまたこのインフレ戦略が始まったかと興ざめした。でも、つい欠点の方を挙げてしまったが、全体的に好きな感じです。 余談ですが、息子のガールフレンドを泥棒猫みたいに見てしまう母親ってどの国でもあるんだなと変なところに感心してしまいました。 【ほとはら】さん [DVD(吹替)] 8点(2023-12-29 12:50:27) 2.《ネタバレ》 ザ・フラッシュを観た後、どうしようかな?と思って、もう帰るか、それとも飯を食うかで考えていたんだが、次の映画のラインナップを見ていたら…Goodタイミン!いやGoodなのか? 更に、控えてるのが「吹き替え版」らしく残り時間が3分!いや、だったら…行くっしょ、コレ?! ――スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023) んもうねー…内容の密度が濃かった。 そして以前よりも話が纏まってるし、スケールもアップしてる……なので、そこに関しては本作品をプッシュしたい。 まぁ、色々と意見もあるだろうけど、全編を思い返せば「編集で縮めれるモノでもないなー」と思うので、長さは(きっと)適切なのだろう。 そして、またアニメーションとして「質の高い作品」を観せられたなーと…ただただ感心した。 ただ、俺も知らなかったが…やっぱ、これも途中で終わる前編・後編の作品なのな! ああ~…何か嫌だなーと思いつつも、此処まで内容が濃いと仕方ないかなーと思ってしまうし……まぁ、いいか。 ただ、ミッション:インポッシブルの新作なんか、最初から「PART ONE」と銘打ってる男らしさ! いや、頼むよ配給会社さん…ワイルド・スピード/ファイヤーブーストの時も書いたけどさー…マジで頼むわぃ!ワシゃあスッキリ出来んのですわぃ!(←仁義なき戦いの菅原文太の声で) 観てる最中にガッカリとかより良いと思うんだけどなぁ…… まぁ、これは俺の考え方だけどさ。 . 【映画の奴隷】さん [映画館(吹替)] 8点(2023-06-17 09:37:05) 1.《ネタバレ》 世界はバランスで成り立っている。 何かを得た場合、何かを失わなければならない。 その折り合いをつけられず、大人の境界線であがくマイルスは、 親と衝突し、ルールと衝突し、世界と衝突し、同じスパイダーマンと衝突していく。 未熟さゆえの勢いで決められた運命を変えられることを信じて。 彼がイレギュラー扱いされている理由が終盤で明かされる。 本来は蜘蛛に噛まれてスパイダーマンになる"運命"ではなかったのだ。 だから、ピーター・パーカーが死ぬことはなかったし、不幸な事故で科学者がヴィランになることもなかった。 そして、別世界線の蜘蛛に噛まれたために、その世界のスパイダーマンが存在せず、 プロウラーになったマイルスが生まれることになった。 前作の因果が本作で浮上して、"大いなる力は大いなる責任を伴う"というテーマが際立つ。 圧倒的情報量とカオスと色彩は健在で、二次元と三次元の境界線を忘れさせるアニメーション技術はむしろ進化している。 長尺になりすぎて前後編に分けたそうだが、溜めに溜めたまま終わった最後の15分はちょっと惜しい。 それでもマイルスの運命に抗う物語に共鳴した、一部のスパイダーマンたちが如何に反旗を翻すのか、 完結編で満点を出すほど大きな期待を寄せるには十分で8点とさせて頂いた。 【Cinecdocke】さん [映画館(字幕)] 8点(2023-06-16 23:03:41)(良:1票)
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