みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
21.《ネタバレ》 綺麗事など一切通用しない欲望の街・ラスベガスに辿り着いた、何もかもを失ってこのまま死ぬまで酒を飲み続けてやろうと決めた、ニコラス・ケイジ演じるアル中の脚本家ベン。そんな彼が絶望のどん底で出会ったのは、都会の片隅で今にも枯れそうになっている、エリザベス・シュー演じる娼婦サラだった。社会のどこにも居場所を見つけられなかった二人は、どこにも出口などない刹那的な恋にただひたすら堕ちてゆく……。正直、恋に恋する女子高生が観たらトラウマになりそうな映画だけど、一時期、酒に溺れてどうしようもない生活を送っていた僕のような人間には、主人公の酒のせいで全てを失ってしまったのにそれでも酒を止められない絶望感が痛いくらいに分かって本当に切なくなってしまう。「自分なんか死んだほうが社会のためだ」とひたすら酒を飲み続けたベン、そんな彼を「本当は一緒に生きてほしい」と願いながらも優しく見送るしかなかったサラの悲しみがいつまでも胸に響く。まさに大人のための良質の恋愛映画です。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-08-08 16:20:13) 20.スクリーンで見た、初めての時は、何が言いたいのかわかりませんでしたが、数年前に見直したら、全く印象が違っていました。人間は年輪を重ねると、いろいろ経験するので、若い頃にはわからなかった感情が理解できるものだと、つくづく感心しました。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-02-04 00:46:43) 19.なんという切なくて哀しいラブシーン・・・。ダメダメ男のニコラス・ケイジがあまりにもはまっていて○。 【longsleeper21】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-05-23 17:02:08) 18.落ち込んだときは見たい映画です。酒飲み続けて死ぬなんてさびしすぎて素敵すぎ。こうならないために家庭もとうとする男も多いんだろうな。けど、主人公は女房に逃げられたから死ぬ気になったんだよな。やっぱ孤独はつらくてさびしくてはかなくて美しいものなんだな。この作品のニコラス・ケイジは特徴なくて、誰でも乗り移れる感じ。こういうのうまいってんだろうな。 【綺羅☆KIRA】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-07-31 04:26:16) 17.「罪と罰」のラスコーリニコフと、娼婦ソーニャの関係と似ています。 エリザベス・シューの演じた不幸で美しく純粋な心をもった娼婦役がやはり目を惹きました。 思うのですが、こういう女性は、映画や小説のなかでは、ときどき理想の女性像として描かれているケースが多い気がします。 レ・ミザラブルの娼婦も同じだと思います。 なぜか男性はこういう女性に惹かれてしまうのかもしれません。 アルコール中毒というのは、本当に恐ろしいもので、お酒が好きで飲んでいるのは最初のうちだけで、そのうち、思い出したくないことを忘れるためだけにお酒を飲むようになっていきます。 楽しいなんてもちろん思わないし、苦痛なはずです。 だからアルコール中毒患者は、できることならお酒をやめたいと考えます。しかしニコラスケイジのアルコール中毒は、それとは少し違って、「自分を滅ぼすため」に飲んでいます。 生きるのはつらい、だけど死ぬのもこわい。そういう弱い男でした。 その弱さに共感し、同情し、そして愛したのがエリザベス・シュー演じた娼婦でした。愛とは許すことだと言われますが、恐ろしく駄目な男のすべてを受け入れた彼女は寂しくて美しい。 【花守湖】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-04-01 22:32:30) 16.《ネタバレ》 昔観たときは、どこにも救いがなくて散々落ち込んだ記憶があったんだけど、見直してみたらしみじみ観れた。どこも変わらなくてもいいからそのままでいいから好きって、そういうのって羨ましい。けど二人になりたいとは思わないけど。あの状況で残された一方は悲惨だな。でも貫いたって事で納得できるんだろうか、大人じゃないと無理だね。 【モフラー】さん 8点(2005-02-21 20:23:57) 15.いいですねー。こんなに切なくなる映画はそうないですね。とても繊細かつ大胆で、危うい感じがして、この2人の救いようのない世界観に浸ってしまいました。まさに映画の醍醐味。ニコラス・ケイジ、なんでかよくわからないけれど、とても好きです。でも、「デッドマン・ウォーキング」のショーン・ペンを押さえてのオスカーにはちょっと・・・? 【るいるい】さん 8点(2004-12-01 01:05:52) 14.私は彼のドラマに惹かれて だから彼を変えなかった 彼も私を変えようとしなかった 二人とも残された時間が短いのを知っていたから。。。涙!ぐすり!エリザベス・シューって素敵!好みデス。ジェニファー・ジェイソン・リーに似てるって思うのは私だけですかね^^;ニコラス・ケイジ好きになっちゃった!また原作者が映画化決定の一週間後に自殺しちゃった(でしたっけ?)ってのもなんだかロマンティック。ヲイヲイ^^; 【クロエ】さん 8点(2004-09-15 02:55:41) 13.そこまで飲むかって感じでした。果たして酒が好きなのかそれとも酔うことが好きなのかアル中とは奥が深い。救いようが無い人生をあとは好きなことだけをやって生きようとすることはある意味羨ましくも思える。自分にそれが出来るかと聞かれたら多分無理だと答えるだろう。もともと死のうとラスベガスに来た男と何かを見つけようとするがそれが見つからないままただ日々を生きている一人のコールガール。目的がある人間と目的が無い人間が逢うべきだったのか逢わざるべきだったのか逢ってしまった。有は無を求め、無は有を求める。実に切ない・・・。ただ二人とも人生において逢うべき人に逢ってから次のステップへと進んで行った。哀しい内容だけど人は人によって支えられていることを上手く表現している。 【tetsu78】さん 8点(2004-06-05 17:05:16) 12.私は半アル中なんでジーンとしました。 すまんおとんおかん。 【マミゴスチン】さん 8点(2004-05-20 05:21:19) 11.アル中と娼婦の愛の物語です。色々な愛の形はあるけれど、相手に惹れ心を満たすために求め合うことは同じです。愛の形式にとらわれずに観ると、共感できる部分が多く、熱いものがこみ上げてくるシーンがありました。仕事をくびになったアル中男は、酒で死のうと思いラスベガスに行きますが、そこで知り合った娼婦に惹かれていきます。彼女も初めて心を許せる相手にめぐり合って、二人にそれまで縁のなかった愛が訪れます。ニコラス・ケイジの名演が光る、大人のための、何ともやるせない気持ちになる作品です。社会から認められない者同士の悲しい愛が胸にしみます。 【パセリセージ】さん 8点(2004-02-28 17:59:14) 10.とにかく切ない映画です。死に向かってお酒を飲み続けるニコラス・ケイジより、辛い思いをしながらも生き続けるエリザベス・シューの方が悲しい。彼女のような愛しかたは出来ないなあ~。人生に失敗しっちゃたトホホ顔のニコラスと顔は綺麗だけと体はずんぐり娼婦体型のエリザベス、二人の演技はすばらしい。 【とーこ】さん 8点(2004-02-07 23:38:20) 9.ニコラス・ケイジ&エリザベス・シューの演技が良かったoストーリーも好きだし、感動した★ニコラス・ケイジほんとにアル㊥に見えたしw 【B.G Lisa】さん 8点(2004-01-28 19:58:39) 8.一歩間違えれば飲んだくれの話だが、見事に間違えず感動させてくれました。酒を飲み続ける男を黙って支える女性の母性というやつの強さを感じました。ニコラスケイジは難しい役を本当にうまく演じたと思います。 【ピニョン】さん 8点(2004-01-11 18:08:57) 7.見る人に激しい憂鬱と絶望を与えるという意味で決して後味の良いストーリーではないのだが、毒を食らわば皿まで的な潔さを高く評価したい。そういう意味では主演のニコラス・ケイジ、エリザベス・シュー共に底知れぬ泥沼感を徹底的にかもし出していて、手ぬるさが感じられないところに拍手。結局お酒って良くないよねー、とかその程度のノリを期待していたため、返り討ちを食らった感じがして観た後しばらくクラクラした。普段から、どうせやるなら何でも徹底的にやってもらいたいと思っているので、この映画の突き詰めた絶望感には正直爽快感すら感じてしまった。審査委員を暗殺してでもエリザベス・シューにオスカーを獲ってもらいたかったが、そろそろ潮時のスーザン・サランドン「デッドマン・ウォーキング」にぶち当たってしまったのは不幸というより他にない。ここまで不幸だったらもう、文句のつけようがないでしょう。ニコラス・ケイジは納得の受賞でしたね。 【anemone】さん 8点(2003-11-29 12:49:17) 6.ニコラスケイジ、受賞は正しい・でもくらい。痛い。 【中野】さん 8点(2003-03-30 14:34:58) 5.切なくて好きな映画だが納得できない点も多々あり。2人ともまだまだ十分社会復帰できるのになんで破滅に向かっていくのよ、これ?昔、江夏が言ってました。「人生投げたらアカン!」Mr.泣きっ面ニコラス・ケイジのダメ男っぷりは良かったです。 【mon-mon】さん 8点(2002-06-26 17:08:51) 4.ちょっと暗めだけど、内容は良かったです。 【おにぎり】さん 8点(2002-03-05 10:54:15) 3.「哀」っていう一文字が、ずっと頭から離れなかった。自分を形成する全てのものの核に「孤独」がある二人だから、ああいう関係になりうるし、逆に互いに対して何も云えなかったのだとも感じた。E・シューの生き方は、村上龍の「ピアッシング」っていう小説の主人公に通じてて、ほんとに切なかった。マイナスは、ドキュメンタリーチックな部分と多すぎる気がする音楽での新庄表現に1点ずつです。 ニコラス・ケイジはこの頃が一番いいなぁ~。 【wood】さん 8点(2001-12-17 22:58:37) 2.アル中男と娼婦、出口のない恋。人は誰も一人では生きてゆけない。人間がいとしくなるような映画です。 【向日葵】さん 8点(2001-04-14 22:28:41)
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