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大列車作戦

The Train
1964年【米・仏・伊】 上映時間:133分
アクションドラマ戦争ものモノクロ映画実話もの
[ダイレッシャサクセン]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-04-26)【TOSHI】さん
公開開始日(1964-12-17)


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監督ジョン・フランケンハイマー
キャストバート・ランカスター(男優)ポール・ラビッシュ
ポール・スコフィールド〔男優〕(男優)フランツ・フォン・ヴァルトハイム大佐
ジャンヌ・モロー(女優)クリスティーヌ
シュザンヌ・フロン(女優)ヴィラール女史
ミシェル・シモン(男優)パパ・ブル
ウォルフガング・プライス(男優)ヘーレン少佐
アルベール・レミー(男優)ディドン
ジャック・マラン 〔男優・1919年生〕(男優)ジャック
ドナルド・オブライエン(男優)シュワルツ
ベルナール・フレッソン(男優)ドイツ人の電車の技師
久松保夫ポール・ラビッシュ(日本語吹き替え版【1970年テレビ朝日 / 1973年テレビ朝日】)
楠侑子クリスティーヌ(日本語吹き替え版【1970年テレビ朝日】)
雨森雅司パパ・ブル(日本語吹き替え版【1970年テレビ朝日】)
千葉耕市ヘーレン少佐(日本語吹き替え版【1970年テレビ朝日】)
細井重之ディドン(日本語吹き替え版【1970年テレビ朝日】)
富田耕生ペスケ(日本語吹き替え版【1970年テレビ朝日】)
中西妙子クリスティーヌ(日本語吹き替え版【1973年テレビ朝日】)
金井大パパ・ブル(日本語吹き替え版【1973年テレビ朝日】)
小林修ヘーレン少佐(日本語吹き替え版【1973年テレビ朝日】)
内海賢二ディドン(日本語吹き替え版【1973年テレビ朝日】)
山内雅人シュミット(日本語吹き替え版【1973年テレビ朝日】)
仁内建之シュワルツ(日本語吹き替え版【1973年テレビ朝日】)
寺島幹夫(日本語吹き替え版【1973年テレビ朝日】)
緑川稔(日本語吹き替え版【1973年テレビ朝日】)
脚本フランク・デイビス〔脚本〕
フランクリン・コーエン
ウォルター・バーンスタイン(ノンクレジット)
ネドリック・ヤング(ノンクレジット)
音楽モーリス・ジャール
撮影ジャン・トゥルニエ
ワルター・ウォティッツ
製作フランコ・クリスタルディ(ノンクレジット)
ロバート・ハジャッグ(ノンクレジット)
制作東北新社(日本語吹き替え版【1973年テレビ朝日】)
配給ユナイテッド・アーチスツ
美術ウィリイ・ホルト(プロダクション・デザイン)
編集デヴィッド・ブレザートン
日本語翻訳木原たけし(日本語吹き替え版【1973年テレビ朝日】)
その他モーリス・ジャール(指揮)
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【クチコミ・感想(8点検索)】

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4.「大列車作戦」って、語感が悪いですね~。「大スパイ作戦」では視聴率伸びないでしょ。さて本作。占領下のフランスから、ナチスドイツが大量の美術品を運び出そうとする。それをレジスタンスたちが、列車を利用したあの手この手で、阻止しようとするお話。やってることは小細工というか単なるイヤガラセというか、結構チマチマしているのですが、これを実際の機関車使ってダイナミックに演出されてしまうと、これはもう映画として圧巻。さらには、バート・ランカスターの身のこなしがこれまた凄い。梯子を滑り降りて機関車に飛び乗る一連の動き、機関車のパーツを流れるように作る一連の動き。これらのダイナミックなアクションの一方で、美術品のために人命が失われて行ってしまうという矛盾が描かれ、そこから生じる虚無感の漂う作品ともなっております。 鱗歌さん [DVD(字幕)] 8点(2012-01-03 14:11:22)

3.《ネタバレ》 ジョン・フランケンハイマーが脂が乗った時期に撮った隠れた傑作です。この作品の影の主役はフランス国鉄の全面協力によって実現した蒸気機関車のアクションで、実物の機関車が衝突したり脱線したり、迫真のカメラワークもありすごい迫力です。また劇中何度も見られる空襲シーンも迫力ある映像で、特に操車場爆撃のシークエンスは空撮も交えた大掛かりな撮影で出色の出来です。この映画は機関車の修理やレールの交換など、メカニカルなシーンを丁寧に撮っているので物語にリアル感を与えています。バート・ランカスターはサーカス芸人の経歴を持っていたそうで、この映画でも塀を乗り越えたり階段から飛び降りたりする普通のアクションシーンでも身のこなしが軽やかで、観ていてほれぼれさせられました(最もそれが鉄道員らしくないとも言えるのですが)。 S&Sさん [DVD(字幕)] 8点(2009-09-12 22:52:08)(良:2票)

2.フランケンハイマーは、こういう「足」を使ったアクション映画を作らせると、ほんとうまいですね。フルスピードのカーチェイスも、ミサイルばりばりの空中戦もなくて、トロトロ走ってるだけの汽車と、ひたすら走って追い続けるランカスターぐらいしか出てこないけど、逆にリアルなスピード感に満ちていて、なんとかして列車の進行を遅らせないといけないという状況を実時間で体験しているような不思議な迫力があります。今作ったら、派手なぶち壊しアクションと比べて、地味すぎて、客受けしないと思いますが、古典として充分楽しめると思います。 かねたたきさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-06-16 02:15:22)(良:2票)

1.《ネタバレ》 この映画を正義感に燃えた人達の成功したレジスタンスと受け取るひともいるかもしれませんが、最初に疑問を抱いたのに学芸員(ジャンヌ・モロー)の熱意に負けて美術品の争奪にそれと無縁な現業職員の人命を賭けさせることの空しさを描いたものとの考えかたもできます。機関士は美術品など知りはしないけれど、これを「フランスの栄光、フランスの宝」とお題目を唱えながらサボタージュを実行し、確かに列車はパリ郊外に出ることもなくて済み、参加者は射殺されてしまいます。その死体の山を前にしてドイツ軍の指揮官は「自分はこの美術品が好きだし、価値を理解している。芸術はそれを理解できる人間のものなのだ。」と言うときに、サボタージュを指令した人間は彼を射殺することしかできなかったのです。戦争もレジスタンスも必要悪かも知れないけれども、事情を知らず、またはそれを教えずに人命を賭けさせることに対する疑問を持たせる映画だと思います。 たいほうさん 8点(2003-08-04 01:19:32)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 12人
平均点数 7.58点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.50点 Review2人
2 ストーリー評価 8.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 7.50点 Review2人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 10.00点 Review1人

【アカデミー賞 情報】

1965年 38回
脚本賞フランク・デイビス〔脚本〕候補(ノミネート) 
脚本賞フランクリン・コーエン候補(ノミネート) 

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