みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
5.《ネタバレ》 ひとつひとつの映像とそのシーンの長さがすごく重く感じる。だが、じっと見ていられる そしてずっと見ていられる 憐れな少女の予測つかない行動。 そして最終的に害虫とは 何の事(誰の事?)を指していたのだろうかという事がやはり気になります。でも答えは分かりません。ただ、サチ子が最後に一緒にいた男 、つまり、最後 サチ子にすり寄ってきたあの男 ヤツは明らかに害虫。駆除が必要とされる危険な人物です。そんな害虫からさなぎを守る大人が身近にいないとこうなる 13歳の少女がこんな危なかしい世界を自分の思う方向に思うがままに舵取りしててよいのだろうか いや、よくない筈だが、致し方ないのでしょうね。。 とかいう感想にて締めくくりたかったのですがね のちに後からこの作品のタイトルの意味を調べてみてビックリ。〝タイトルの意味は監督自身が「サチ子こそが害虫であり、ゴジラである」とコメントしているように、図らずも周囲の人々を破滅させていくサチ子の比喩表現である。〟 なんですと。そうなると、まるで違ってた自分の解釈の仕方に只今呆然。映画同然とても痛く重たい気分になってしまったこと事実です。 宮崎あおいの素質と女優としての力量なくして成り立たなかったであろう綱渡り的な作品となってましたが、宮崎あおい、そこをちゃんと向こう岸まできちんと渡りきっていたかと思います。 【3737】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2014-10-12 18:56:27) 4.今さっき、深夜枠でやっていた映画だけど、私の好きな類の映画かも! 無気力だけど、わずかな希望だけを頼って、生きていく宮崎あおいの姿に何となく感情移入。。 確かにラストは中途半端だったけどね汗 でもあれで中1は大人っぽすぎ!!wwまあ、そこが可愛さを際立たせてるんだと思うけど。。喋り方も、高校生でもいないくらい落ち着いてたし あとこのタイトルの意味が今ひとつ解釈できないでいます。。(-_-;) 【れみ】さん [地上波(吹替)] 8点(2005-12-16 03:07:42) 3.宮崎あおいの魅力がよく出されている気がするけど、好き嫌いに別れる作品なのかな?友達は絶賛してたけど、私は好き!!なぜなら、沢木哲くんが出てるから~~~ 【アンナ】さん 8点(2003-12-06 17:17:08) 2.久々に「がびーん」と来た映画でした。学校にも家庭にも行き場(逃げ場)を失った主人公が、さらにわずかに残った希望も振り捨ててしまう。そしてあの、まるで「この世の果て」に向かっていくかのような暗い未来を予感させるラスト・・・完全ににヤラレてしまいました。残酷で綺麗で、切なくて哀しくて・・・昔読んだ坂口安吾の「文学のふるさと」という随筆を思い出しました。宮崎あおいは以前「パコダテ人」を観た時は単なる猫顔の可愛らしい女の子にしか見えなかったけど凄い演技してたし、ナンバーガールの曲もこの映画の感触にピッタリだったし、いや、良かった。確かに後味の良い映画ではないし誰にでも薦められるわけではありませんが・・・。この監督の他の作品も観てみたくなりました。 【ぐるぐる】さん 8点(2003-11-27 19:47:34) 1.火炎瓶を投げる彼女の表情。ずっと無表情だった彼女が見せる唯一の笑顔。とても輝いている哀しさ。こんな社会に誰がした? 【紅蓮天国】さん 8点(2003-10-12 22:20:19)(良:1票)
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