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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(8点検索)】
4.《ネタバレ》 トリュフォーの中で一番好き。かつてそう思った。今見直して、やはり、これが一番いいとおもう。『突然炎のごとく』と似てる設定で、原作者が同じだからもちろんそうなってもいいんだけど、それにしてもなあ、って思ってみていると、ちゃんと映画の中でその理由が明らかにされる。ナルホドなって感じ。主人公は同性から見て共感できない。むしろ、姉妹のいたわりあい、旧習との葛藤、親との確執(ってほどではないけど)というような諸々の描写が、じわりじわりと染み透ってくる。 【いのうえ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-05-27 09:06:37)
3.《ネタバレ》 登場人物たちのアタマ・コトバ・カラダがあっちこっちどっち?・・と、こういう文学的な泥んちょはわかりませんでした。「君は大地から生まれたから」というボンボン青年のセリフに吹いてしまったのは、観るのが四半世紀遅れたから?・・たぶんあと四半世紀考えても私にはわからんままでしょう、すんません。なんともお美しいピエールレオです、でも小さいの、もうちょっとどないかして映せば??と思いました(小柄メン好きな私が思ったんでかなりよ、でも彼トリフォーに似てるわ)。それからカメラの故障?シーンの意味と、フェイドアウトしていく覗き穴みたいなん(すんません、名前わかりません)の多用が不可解でした。ちょっと立腹は、終盤に出てくるベッド上の某シーン・・これやめてほしかった・・こんなオーバーに映す作品があるからかどうか 私、夫に疑われたじゃないですか!(実話)・・と文句ばっかし書きましたが、室内外の映像美と音は完璧でございます。緑と水と「斜め」には息を飲んでしまいまして忘れ難い作品となりました。ムードのないおばさんへのエチュードにならなかったのは残念。 【かーすけ】さん 8点(2004-07-08 20:20:34)(良:1票)
2.トリュフォーは言葉で心情を説明することをフランス映画の悪いところと批判してきたが、この作品では反対に「言葉」の魅力をたっぷりと見せてくれます。イギリスとフランスのちょっとした言葉の壁、クロードが妹のミュリエルにフランス語を教えるシーンなどは「言葉の大切さ」を。母への手紙、ミュリエルとの手紙のやりとり、本の出版などは「言葉のもつ力」を。作品を覆い尽くすナレーションは「言葉の美しさ」をそれぞれ教えてくれる。このナレーションがまた心地よい。まるでBGMのようです。そして面白い恋愛小説を一気に読み進める感覚でこの映画を鑑賞できます(恋愛小説は苦手ですが)。最初の足を怪我するシーンとテニス中に目がくらむシーンは【藤村】さんのおっしゃるとうり、言葉ではなく映像で語るヒッチコックへのオマージュなのかもしれません。この作品の中ではういちゃってますけど。でもそんな遊びもヌーベルバーグならではです。 【R&A】さん 8点(2004-06-16 13:39:31)(良:1票)
1.外ロケでありながら完璧な映像。海に向かう斜面で3人が遊ぶときの構図の美しさといったら……。 この作品はとにかく手紙にこだわっている。手紙の内容を書き手がモノローグする不自然さを逆説的に訴えているのではないかとさえ思う。特に妹が恥ずかしい告白をしたためた手紙をジャン=ピエール・レオーが読む際、手紙にかぶさるように内容を読み上げる妹の姿が半透明に浮かぶシーンは、リアルさからはかけ離れている。 また、妹がテニスをしている最中目がくらむシーンもトリュフォーにしてはやや不自然だが、ヒッチコックへのオマージュではないか。 【藤村】さん 8点(2004-02-13 13:15:39)
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【点数情報】
Review人数 |
11人 |
平均点数 |
6.00点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 2 | 18.18% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 1 | 9.09% |
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5 | 0 | 0.00% |
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6 | 2 | 18.18% |
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7 | 2 | 18.18% |
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8 | 4 | 36.36% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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