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マルコヴィッチの穴

Being John Malkovich
1999年【米】 上映時間:112分
ドラマコメディ
[マルコヴィッチノアナ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-05-19)【イニシャルK】さん
公開開始日(2000-09-23)


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監督スパイク・ジョーンズ
演出ダン・ブラッドリー(スタント・コーディネイター)
佐藤敦紀(日本版予告編)
キャストジョン・マルコヴィッチ(男優)ジョン・ホレイショ・マルコヴィッチ
ジョン・キューザック(男優)クレイグ・シュワルツ
キャメロン・ディアス(女優)ロッテ・シュワルツ
チャーリー・シーン(男優)チャーリー
キャサリン・キーナー(女優)マキシン
メアリー・ケイ・プレイス(女優)フロリス
W・アール・ブラウン(男優)初めての客
ネッド・ベラミー(男優)
デヴィッド・フィンチャー(男優)(ノンクレジット)
スパイク・ジョーンズ(男優)(ノンクレジット)
ブラッド・ピット(男優)(カメオ出演・ノンクレジット)
ショーン・ペン(男優)(カメオ出演・ノンクレジット)
屋良有作ジョン・ホレイショ・マルコヴィッチ(日本語吹き替え版)
田中秀幸クレイグ・シュワルツ(日本語吹き替え版)
佐々木優子ロッテ・シュワルツ(日本語吹き替え版)
小杉十郎太チャーリー(日本語吹き替え版)
田中敦子〔声優〕マキシン(日本語吹き替え版)
稲垣隆史(日本語吹き替え版)
佐藤しのぶ【声優】(日本語吹き替え版)
岩崎ひろし初めての客(日本語吹き替え版)
松本大(日本語吹き替え版)
秋元羊介(日本語吹き替え版)
稲葉実(日本語吹き替え版)
小室正幸(日本語吹き替え版)
茂呂田かおる(日本語吹き替え版)
出演ダスティン・ホフマン(映像出演・ノンクレジット)
ゲイリー・シニーズ(映像出演・ノンクレジット)
ウィノナ・ライダー(映像出演・ノンクレジット)
脚本チャーリー・カウフマン
音楽カーター・バーウェル
撮影ランス・アコード
製作スティーヴ・ゴリン
製作総指揮チャーリー・カウフマン
配給アスミック・エース
字幕翻訳石田泰子
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【クチコミ・感想(8点検索)】

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59.《ネタバレ》 自分が今まで観た中で、あまりの奇天烈なストーリーにぶっ飛ばされた三本の映画の一つです。脚本を書いたチャーリー・カウフマンはこの後もヘンなテイストのホンを書き続けてオスカー受賞まで果たしちゃうけど、やはり本作を凌駕するようなストーリーは産み出していないのも事実。 まずフューチャーされたのがジョン・マルコヴィッチというのが絶妙すぎます。ここはトム・クルーズやブラピはムリにしても、ヘンテコな映画に喜んで出演しそうということで『ニコラス・ケイジの穴』とか『ゲイリー・オールドマンの穴』なんてのは十分アリだと思いますが、その変なキャラと大物ぶりからしてマルコヴィッチを選択したのは絶妙すぎます。というよりも、よくマルコヴィッチもOK出しましたよね、やっぱ本人も相当変わった人なんでしょうか。マルコヴィッチが自らマルコヴィッチの穴に入って見てしまうあの「俺が悪かった、もう止めて~」と思わず叫びたくなる「もし全人類が男も女もマルコヴィッチの顔だったら」ワールドは、もう悪夢のような映像としか言いようがなかったです。だいたい、マルコヴィッチの頭の中に入り込んだ時点で普通は出落ちみたいなもんですが、それだけで留まらない奥行きがあるストーリーなのがこの映画の特徴でもあります。ジョン・キューザックが完全にマルコヴィッチの肉体を乗っ取って人形使いとしての名声を得るという展開は、世間はパフォーマンスの良し悪しなんて演者の知名度頼りで判断しているだけじゃん、という辛辣な皮肉にもなっています。キャメロン・ディアスが実は隠れレズで、マルコヴィッチに入り込んでキャスリーン・キーナーと疑似SEXをするというのは、LGBT全盛の現代を20年先取りしていた感じがするぐらいです。もっともキーナーが「マルコヴィッチの肉体に15分だけ入り込める穴がある」というキューザックの荒唐無稽としか言いようがない話しを、ほとんど疑問を持たずに信じてすぐビジネスにつなげる展開だけは、ちょっと雑な感があります。そう言えば、彼女だけは一度も穴に入ってゆかなかったですね。そのキーナーがマルコヴィッチの肉体を使って身籠るという展開は、それは心情的にはディアスの子なのかキューザックのタネなのかというややこしい展開でになりますが、しょうじきここまで来るとどうでも良くなります。キューザックは最後には産まれてきたエミリーの中に封じ込められてしまったみたいですが、実はこの映画のテーマは輪廻転生だったのかもしれません。 S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2021-07-24 22:53:09)

58.《ネタバレ》 すっごくおもしろかったわ! って言っても結局意味とかなーんにもわかんないんだけど、なんか理屈じゃなくただひたすら惹きつけられたというか。 いいのよ、こういう映画は感性で味わえればわけわかんなくっても。 ただちょっと後半失速気味なのが難点かしらねー。 でもクセのある俳優陣てんこ盛りでほんと豪華!よね。 それにしても…一人の俳優をモチーフにこんな映画ができちゃうってのもスゴイわね。 ジョン・マルコヴィッチの演技の七変化っぷりに構想を得たのかしら?? ま、なんにしろアタシ好みの映画だったわ。 梅桃さん [地上波(字幕)] 8点(2008-08-04 21:44:32)

57.《ネタバレ》 ざ~~んしんだなぁ、ざんしんだなぁ。独特の世界観といい、発想といい、役者といい、久しぶりに10点映画きたか!?…と期待していたのですが、後半以降の展開が今一歩でした。オチ…が予想の範囲内だったのはいいとしても、そこに行くまでの過程…器に乗り移るまでのやり取りが、どうも強引すぎて「あれ?」って感じ。前半のパワーがあまりに強すぎたからですかね。しかし、全体としての評価はかなり高いです!キャメロン、キューザックもやっぱりスゴイ役者なんだなぁ!と再考できた、いいキッカケになりました! グングニルさん [DVD(字幕)] 8点(2007-09-01 18:16:05)

56.怪作中の怪作。古典落語の小咄「頭山」にも通ずる面白さ。 丹羽飄逸さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-01-13 20:03:26)

55.奇妙奇天烈なストレンジワールドを描くという面白さ同時に、「誰か別の(有名な)人物になりたいと思ったことは無いか」、「自分とはいったい何者か」「本当の自分とは何か」のような哲学的な問い掛けに対する面白さが得られる良作。
登場人物も実にユニークだ。
ボケっぷりが素晴らしい社長から、言語障害の部長、デンジャラスな雰囲気のマキシン、性倒錯者のロッテそして人形使いのグレイグ。
どの人物も内面や性格がしっかり描かれていると感じる。
晩年のマルコヴィッチと結婚したのは、あの部長さんだろうか。
これだけでも何か社長の深い想いを感じるエピソードのような気がする。あのエロ話も少しは伏線があったということか。
一緒にマルコヴィッチに入った他の人は会話が通じないのではないかという気がするがそのあたりは気にしないでおきましょう。
映画で気になったシーンはもっとグレイグの孤独なり、苦しみなりを感じさせて欲しかったというところ。
人形師として人気が出たのは「グレイグとしての自分」の腕のおかげなのか、それともマルコヴィッチの人気のためなのか。
マキシンが結婚してくれたのはグレイグ自分自身としてなのか、それともマルコヴィッチとしてなのか。
このあたりはもっともっと苦悩するシーンは描けたと感じる。
確かに社長から、マルコヴィッチから出ていかないとマキシンを殺すと脅されたときに、「ここから出ていけばただのグレイグに戻る」と嘆いていてはいたが、ここはもっと掘り下げるべきポイントと感じる。
ここがまさに「自分とはいったい何者か」の答えになるべきところではないか。
「自分とはいったい何者か」がロッテの性倒錯の発覚ということで片付けられている感がしてもったいない。
あまり「穴」について深く考える必要はないとは思うが、器であるマルコヴィッチの身体が社長たちに乗っ取られれば、本体のマルコヴィッチはどこへ行ってしまうのだろうか。
そうなれば、あの女の子も44歳くらいでどこかへいなくなってしまうというのも何か哀しい話のような気がする。 六本木ソルジャーさん 8点(2005-03-19 21:33:58)(良:1票)

54.《ネタバレ》 この世界は完結したものではなく、どこかに聖なる穴が空いている、というのは、神話の時代から語り継がれてきたもので、この映画もそれを素材にしています。ただ面白いのは、その穴が誰かの意識に続いているということ。、、、、そして中心的テーマは、ディスコミュニケーションと「私とは何か、私は本当に自由か」ということだと思いました。、、、まずディスコミュニケーションですが、最初の方、キッチンで猿や犬に囲まれているシーンがありますよね。、、猿や犬は、子どもの姿とだぶりませんでしたか。、、、子どもって親にとったら、犬や猿のようにかわいいけど、何を考えているのかわかんないとこあるじゃないですか。、、、また面接の時の会話もディスコミュニケーションそのものです。、、、、とはいえ、徐々にテーマは、私とは何か、ほんとうに私は私として自由に、束縛なく、行動できているのか、といったことに移行してゆくように思えます。日常生活で、例えば、ごめんなさいっていわなきゃいけないと思いつつ、全然違う言葉がでてきたり、誰でも、思うとおりに行動したり、発言したりできないことってあるわけです。クレイグに乗っ取られたマルコヴィッチみたいに。そしてそういうテーマで人形を出して来るというのも、よくある方法です。、、、、、あと、マルコヴィッチの潜在意識を渡り歩くとことかは、漫画『ペット』を思い出させます。また不死の問題とかもちらっと顔を出します。、、、、、、、要するに、いろんなテーマを盛り込みすぎてゴチャゴチャになっちゃったということでしょうか。 王の七つの森さん 8点(2005-03-09 22:39:14)(良:1票)

53.大好きなひねくれ方です ムートさん 8点(2004-07-12 04:11:11)

52.この映像センスはさすが。PVでの彼しか知らなかったもので、私は好きです。あの女性が核となるはずなのに、それほどのお方にとても思えないところで減点です。狙ったのなら良いんですが。マルコビッチだらけの水泳大会(*´Д`*) ,、ァ '`ァ へろりうしオブトイジョイさん 8点(2004-06-10 12:15:53)

51.《ネタバレ》 普段から自我や自意識について考えすぎちゃっている変な人が書いた話だと思う。後半から割りと筋の通るまともな映画になっていくのが物足りないけど、メタな視線の持ち主なだけにそれすら狙いか?と段々監督と脚本家を信用できなくなってしまう。実に不思議な映画だった。オープニングのマリオネットはかなり素晴らしいです。 ラーションさん 8点(2004-05-23 00:56:59)

50.行列のできるマルコビッチ屋。ん~変な世界です。これ絶対信じられないでしょうがノンフィクションらしいんです・・・以前クイズ番組で問題になってて知ったんですが・・・どうも信じにくいですね。 モチキチさん 8点(2004-03-18 19:17:11)

49.美男美女をこれだけ不細工に撮るのは凄いなあと変な所に感心してました。ジョン・キューザックはまだしもキャメロン・ディアスは彼女と気付かないくらい(また扱いもヒドイ)。それがかえってツボでしたが。私は自分で言うのもなんですが凄く馬鹿なので、なんだか分からないまま凄い勢いで映画が進んで終わってしまいました。変ですがかなり面白かったです。猿のトラウマ回想シーンは良かったな~。こんなの初めて。 モンキィボォンさん 8点(2004-02-04 12:48:00)

48.あの操り人形の動きの細やかさ、妖しさすごい。美しすぎる。あんな
天才がいたら評価されないわけがない。出だしからくっと捉まれた。
それに7・1/2階のオフィスも怪しげで、なんか安部公房とか筒井康隆
の不条理SF小説みたいな不安感をかもし出す。ここまでは10点。
その後は・・・悪くはない。決して悪くはないが、なぜ最初の不条理感
を持続できなかったのだろう。ネタが良かっただけに捌きが悔やまれる。ヒジョーに悔やまれる。日常と非日常のぎりぎりの不安感と緊張感
が描けたら、マイベスト5にはいっただろうなあ。 irisさん 8点(2004-02-03 17:05:18)

47. 面白い。ただ、面白い。設定からしてムチャクチャで、なんていうか、「過剰」を感じさせる。こういうのを天才的な映画というんだろう。「狂気」が横溢している、という意味だ。
 だから、要はセンスの問題なわけで、好きな人はとことん好きだし、嫌いな人はとことん嫌い。別に差別的に言ってるわけでもなく、そもそも世界観が違うんだから、それぞれ別の道を歩めばいい、というそれだけのこと。無理して分かろうとする必要はない。
 しかし、この作品に関していえば、そのアイデア一発だけで終わらずに、演技や脚本など細部にまでこだわって高い完成度を獲得している点が稀有。リスペクト!
NOWさん 8点(2004-02-01 00:58:16)

46.意識と実体というものの存在を掘り下げるために、このストーリーを思いついたのだとしたら、このアイデアはスゴイ。コメディとしても楽しめますが、なんだか騙し絵を見ているようで、それでいて考えさせられるところが多い。一回観ただけでは本質まではわかりませんでした。気がついたのですが、「真剣に演じている」のではなく、「真剣さを演じ得ている喜劇」が面白さの秘訣なのかなと思いました。 神谷玄次郎さん 8点(2004-01-03 16:59:29)

45.バカだけど決して頭は悪くない、というような映画ですね。発想が面白いしストーリーも好きです。その反面、個人的には人間とはどう生きるべきかという深いメッセージがあるような気がした。何も考えずに見ても、考えて見ても面白い作品。 メタファーさん 8点(2003-12-31 00:40:40)

44.気色悪くて面白いです。けど2回見るのはキツイなあ。わたしにゃパワーが足りねえ。 ゆうろうさん 8点(2003-12-23 12:06:21)

43.非常に哲学的なテーマで興味深く見せてもらいました。”死というものは、他人の夢の中にはいる事”と考えるのが一番わかりやすいと思います。それをこんなにエンターテイメントとして表現した作品はあまり無いと思います。 あと、ナイス邦題!!ですね。 ◆◇◆◇◆ raindrops ◆◇◆◇◆さん [映画館(字幕)] 8点(2003-11-28 04:18:42)

42.入ると誰でも15分だけ俳優ジョン・マルコヴィッチになれる穴。
奇想天外なストーリー。
前々から観たかった映画だが、なるほどこう来るとは!という感じ。
好きなタイプの映画。 よしのさん 8点(2003-11-22 16:31:08)

41.マルコビッチ。面白いね。脚本書いた奴スゲエ~ ジェームスディーンさん 8点(2003-09-23 12:58:35)

40.見てるときは「なんだこりゃ?」見終わってから「もしかしたらあれって面白かったのかなあ・・・」数日後「もっかい見よ!」そんな映画ではないでしょうか、皆様。 キュウリと蜂蜜さん 8点(2003-09-18 01:09:38)

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【点数情報】

Review人数 355人
平均点数 5.95点
092.54% line
151.41% line
2174.79% line
3143.94% line
4349.58% line
55014.08% line
66418.03% line
77220.28% line
85916.62% line
9236.48% line
1082.25% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.94点 Review17人
2 ストーリー評価 5.23点 Review17人
3 鑑賞後の後味 4.53点 Review15人
4 音楽評価 4.85点 Review7人
5 感泣評価 1.50点 Review8人

【アカデミー賞 情報】

1999年 72回
助演女優賞キャサリン・キーナー候補(ノミネート) 
監督賞スパイク・ジョーンズ候補(ノミネート) 
脚本賞チャーリー・カウフマン候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1999年 57回
作品賞(ミュージカル・コメディ部門) 候補(ノミネート) 
助演女優賞キャメロン・ディアス候補(ノミネート) 
助演女優賞キャサリン・キーナー候補(ノミネート) 
脚本賞チャーリー・カウフマン候補(ノミネート) 

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