みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
2.素人のオバアチャンたちが劇団を作っちゃうという話で、そういえばウワサは少し聞いたけど、といった程度だったが、顔ぶれのバラエティー(病気したと聞いたが、すまけいなんかも出てる!)や、クスッという笑い、名優たちが素人に扮する面白さ(割とイヤミでないのはそれだけ芸達者という感じ)など、色々と楽しみどころ満載で、飽きさせない。キーパースンの淡路恵子が何といってもカッコイイ。私見では「カレンダー・ガールズ」のヘレン・ミレンに勝ってると思う。でも、制作年はこっちのほうが先なんですから、決してパクリやドジョウの下をねらったものではない、というのは明らかです。 物語的には単純なのだけど、演劇という素材を映画にするのは案外難しいのではないかしら。その点、この作品は、映画、演劇双方の特性、良さが生きていて、魅力的。これが公開当時は単館上映で終わってしまったというのだから、あーなんてもったいないんだ! 【おばちゃん】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2007-11-12 10:46:54) 1.《ネタバレ》 平均年齢80歳、静岡に実在するおばあちゃん劇団「ほのお」をモデルにしたコメディ映画。 淡路恵子、風見章子、草村礼子、絵沢萠子、正司照枝、馬渕晴子、イーデス・ハンソンらベテラン俳優に、西田尚美、市川実日子ら若手も加えての演技合戦。 ひょんな事から、市民サークルの発表会で劇をやる事になったおばあちゃんたち。周囲の反対にあいながらも、「どーせ、そのうち死んじゃうんだから」と突き進む。超ベテラン俳優が、演技素人の「俳優」から、だんだん上手くなっていって公演を成功させる(?)おばあちゃんを見事に演じきっています。最後の発表会のシーンでは、映画の中のお芝居の観客になって拍手していました。 一人一人のエピソードをもう少し詳しく描いていたら、もっと感情移入できたかな、と思いますが、話が散ってしまうだろうから、これで良かったのでしょうね。ただ、個人的には、あのお婆ちゃんが亡くなってしまうシーンにあまり泣けなかったのがもったいなかった・・。 映画の中のおばあちゃんたちのパワーは見事なもの。「自分ってまだまだがんばってないな・・がんばらないとな。」と、元気をもらったような気がします。 年齢に関係なく楽しめる映画。笑って、笑って、最後には感動できるステキな映画でした。 【ムレネコ】さん 8点(2003-11-19 07:29:38)
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