みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
8.《ネタバレ》 さっき観たバーヴァの『呪いの館』で、似た様なシーンが在ったから(また)ちょっと思い出して再見しちゃったのですが、この映画ってやっぱシンプルにかなり「怖い」のですよね。ごく終盤のクライマックスまでは非常にサイレントなホラーで、ソレこそ製作年である1980年以降はめっきり減っていった系統のヤツ…だとも思うのですが、今今に観直しても(逆に)何故こーいうコトになっていってしまったのだろう…と思わざるを得ない、ソコにこそ、今作の(ホラーとしての)技術の高さ・真似の出来なさが凝縮されて居る…とも思うのですよね。何とゆーか、ウギャア!と驚く・慄く・慌てふためく、なんてコトとは真逆の方向性、正にあのジョージ・C・スコットをもが(例のボールの跳ねて来るのを見て)壁まで後ずさったかの如くに一瞬「身動き出来なくなる」という様な重くて冷たい恐怖の一撃が其処彼処に…て感じなのですね。うーん…ホラーを志す者ならば絶対に最初に観ておくべき、と言って好いレベルの傑作だと思います。未見の方は是非。 【Yuki2Invy】さん [インターネット(字幕)] 8点(2024-02-07 21:31:52) 7.メルヴィン・ダグラス目当ての鑑賞。ジョージ・C・スコット、トリッシュ・ヴァン・ディーバ夫妻も出演しているのが嬉しい。 スプラッター臭皆無のオカルトサスペンスはヒタ・・・ヒタ・・・と迫ってくる演出にゾクゾクさせられ通し。怨念が清算されたかのような炎上ショットがもの悲しい。圧巻の対決シーンを初め両名優の硬派な存在感も相まって、味わい深い上質な仕上がりになっている掘り出し物の作品です。 【The Grey Heron】さん [DVD(字幕)] 8点(2022-07-25 12:13:02) 6.《ネタバレ》 CGを使わないでホラー的なグロさも全く使わずに小道具だったりセットだったりで怖さを表現する、今の映画じゃほぼ壊滅的なことをこの映画は見事に表現できているのはほんとにすごい。いやー、ね、イーストウッドの「チェンジリング」のお蔭でこっちの「チェンジリング」の存在が薄まってる感じがしてしゃーないです。幽霊の存在に気付いたジョージ・C・スコットが核心に迫っていくのはいいけど結構幽霊が手助けしてくれてるもんだからあらあらそんな長い間部屋の存在に誰も気付いてくれなかったのん?な感じはしたけど悲壮感漂うメルヴィン・ダグラスの存在感もアレだけど降霊会の時の霊媒師、狂気迫りすぎてもっと凄かった。 【M・R・サイケデリコン】さん [DVD(字幕)] 8点(2015-09-22 15:59:24) 5.《ネタバレ》 ストレートな骨格だけで勝負のホラー映画。 特撮技術はなくても、演技や演出できちんと見せてくれる秀作。 車椅子というきわどい道具が途中から効いてきている気がした。 あれが階段上にズンと現れるのは衝撃。 追いかけてくるのはもっと。 交霊会のシーンは印象的。 あの異常な感じの雰囲気がうまい。 目がすごいことになってるい。 DVD化希望 【θ】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2008-08-09 23:18:56) 4.この映画で初めてジョージ・C・スコットという俳優を意識した。だからオイラにとっての彼の魅力は、「堂々とした風貌ながらも悲哀を漂わせる誠実な男」これに尽きる。最初に『パットン大戦車軍団』や『博士の異常な愛情』や『炎の少女チャーリー』に出会わなくて本当によかったと思う。世間での彼の代表作はパットンだろうが、オイラにとっては『チェンジリング』だ。アメリカンなマッチョ男が不幸な運命の子供に溢れんばかりの愛情を注ぐ異色「ハートフルホラー」。そんなジャンルがあるわきゃないが、この映画が語るのはまさにそういう世界だ。『ゾンビ』に駆逐される寸前のホラー界ではこんな事もやれていたんだよね。 【エスねこ】さん 8点(2004-05-01 03:19:59)(良:1票) 3.これはなかなかの佳作でした。謎解きも楽しませながら怖いシーンはきっちり怖く見せる。良質のサスペンスホラーと言って良いんだろうな。怖いシーンと言っても最近の脅かすようなモノではなく、鳥肌の立つような何か感じる怖さがまたいい。そして音も効果的に使われ素晴らしい。コレを観てから十数年になるが、もう一度この作品が観たい今日この頃です。 【カズゥー柔術】さん 8点(2003-12-05 13:11:32) 2.<この辺まったく妄想の世界です→>バストーニュのアメリカ軍を解放したパットンは、やがて退役してイルカの飼育をはじめる。しかし政府の陰謀でイルカを手放し傷心の彼は、やがて一軒の家を借りることにする。そこでピアノの作曲に専念しようとする彼の前に、少年の霊が現れ、やがて現実の殺人事件と財産乗っ取りの陰謀が明らかになる。事件が解決したあと、彼は11年後に再び悪魔と対決する刑事になっていた(笑)。<←ここまで> 本作はハリウッドばりのCGもなく丁寧な作りで、映像と効果音だけで怖さを演出する古典的な手法ながら、ストーリーもきっちりとしてなかなかの好作品に仕上がっています。夫婦競演も好いね。 【オオカミ】さん 8点(2003-12-05 00:16:29)(良:1票) 1.STING大好きさんに同感。隠れたオカルト映画の佳作。河に捨てたはずのボールが、階段をポンポンと落ちてくるのが地味にゾクリとさせてくれるが、全体的には怖いというより、可哀相な話だ。ちょっとシンミリしてしまった。 【ひろみつ】さん 8点(2003-11-22 02:32:04)
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