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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
5.前年公開の「トゥルーマン・ショー」の二番煎じとみなされて興業的にも批評的にも大失敗、ロン・ハワードの黒歴史と化している本作ですが、私は「トゥルーマン・ショー」よりも遥かに面白く鑑賞できました。本作では「トゥルーマン・ショー」に欠けていた点がほぼ完璧に補正されていて、メディア批判の映画としては超一級だと思います。。。 「トゥルーマン・ショー」の最大の欠点とは”「トゥルーマン・ショー」が面白い番組に見えない”という点でしたが、これに対し本作は①トゥルーマンを無理に拘束せずともテレビに出たがる人間はいくらでもいる、②視聴者が興味を持つのはハプニングとスキャンダル(清廉潔白なトゥルーマンのドラマなど面白くも何ともない)、この2点を徹底して深掘りすることで、「もしこんな番組をやっていれば、恐らく人気が出るだろう」という説得力を持たせることに成功しています。最初は「くだらない」と言っていた視聴者達が番組に対して徐々に関心を抱き始め、大人気番組へ成長していくという丁寧な描写はロン・ハワードならでは。次々と繰り出される"バラエティあるある"には笑わされるし、同時に考えさせられます。またエドが反撃に転じるクライマックスには適度なカタルシスがあり、脚本も演出も驚くほどしっかりしています。。。 三十路でフリーターのダメ人間だが、誰からも愛される可愛げを振りまくエド役にマシュー・マコノヒーは適任でしたが、このキャスティングも当時としてはかなりの意外性がありました。というのも、マコノヒーは弁護士(「評決のとき」「アミスタッド」)、神学者(「コンタクト」)等専らアカデミックな役柄を得意としており、ダメ人間を演じることは珍しかったからです。しかし本作は彼の個性を引き出すことに成功し、以後のマコノヒーは気の良いチャラ男を演じることが多くなりました。本作はキャスティング面でも成功を収めていたというわけです。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 8点(2012-06-25 01:18:06)(良:1票) 4.凡庸な設定の割には展開は十分ドラマッチックで、しかもリアル。ラストまで気持ちよく楽しめる。さすがロン・ハワードというような暖かなヒューマン・ドラマです。 【小原一馬】さん [地上波(字幕)] 8点(2006-10-05 22:57:30) 3.いつも適当に借りてきて見るのですが、ダーマじゃん! ファンなのでうれしくなりました。内容の方は、どうだったかな。トゥルーマンと無理やり比べれば、あんまりなんてことない内容です。でもすごく楽しい映画です。とても好き。楽な感じで見てください。 【ハッピータン】さん 8点(2003-02-04 02:28:00) 2.これ、いいよー! 真面目に観てはいけません。 笑いながら観ましょう。 マシュー・マコノヒー、はまってる! 終り方もいい! 【クスクス】さん 8点(2002-11-25 01:14:30) 1.何度観ても面白いので、DVD買っちゃいました。とにかくキャストが良い。マシュー最高はまり役で、普通の人っぽさが出ているし、兄は文句なしのキャスティング。彼女のジェナ・エルフマンは最近の一番お気に入り女優で、これから注目です。あの有名な監督や、「ツイスター」の彼女、「コンタクト」の彼、「ER」の彼と、とにかく盛りだくさん!ジム・キャリーのあのくだらない映画とは、比べたら、絶対にこっちが面白い。むこうはコメディーだよ。 【あまぬま】さん 8点(2001-01-08 20:42:06)
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