みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
7.映画というのは普通第三者の視点から、人々の生活を見ていくものですが、この作品はそもそも第三者の視点で物事を見ている人たちを第三者の視点で描いているので、感情移入をさせない、入れ込ませないような作りになっている。その代わり、ユーモアを表現するにはうってつけのやり方だと思います。陰気で強迫神経症のユダヤ人というところはウディ・アレンにそっくり。でも、ウディはコメディアンなのでジョークを創作するから現実主義に見えてもファンタジックな要素があります。ハービーは現実をそのまま描き出すのでとてもリアルで虚飾がない。そこがいいんでしょうね。 【スー・ミー,スー・ユー・ブルース】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-10-24 16:37:54) 6.《ネタバレ》 アメリカにデラウエア州という州があることを初めて知った。ポール・ジアマッティー、他の映画ではのほほんとした様相なのに、この映画では役柄に添うためか人相がちがう。さすがだなあ。スーパーのレジに並ぶシーンは笑えたなあ。スーパーのどのレジに並ぶかっていうのは、一瞬でいろんな計算をして決断をしないといけないからね(レジの人のベテラン度とか並んでるお客さんのかごの中身とか)。ハービーの同僚のトビーが出てるMTVの映像、キツイな~~~。笑えそうで笑えね~~~。 【ふぉんだ】さん [DVD(吹替)] 8点(2006-04-16 21:22:07) 5.最初の30秒からいい感じ。ダメダメな主人公を観ているだけで癒されるのは、こんな生き方もアリなんだ、、。と肩の荷が下りた気になるからかもしれない。映像もキレイだし、音楽が異様にイイカンジ。サントラ、チェックしようかね。。 最後まで「書類整理係」なのが現実を感じさせてくれていい。 【レンジ】さん 8点(2005-03-25 22:11:37) 4.《ネタバレ》 ラストのケーキを囲んだ人々の実画像がよかったです。 この映画ってマトモな人を探すのがむずかしいかも・・ 【rika】さん 8点(2004-09-23 23:58:27) 3.いや~、何というか、一瞬輝いた?と思ったら、すぐくもる、そんな輝き(スプレンダー)な人生。笑えないようなお寒い人生、人たちの連続。ある意味「コンフェッション」と手法も実話ものという点でも似てるのに、こんなに面白さの質が違うとは。そう、まるで本編は、良く見る「再現ドラマ」化しているようで、そうでもない、と思ったら本人登場。このさじかげんが、うまいうまい。こんな映画があるよと小耳に挟んでから、今まで結構間があったような。公開なしかと思っていたから、余計ちょっとうれしい。まあ「アメリカの殆ど知られてない実話もの」だし、日本に持ってくるにはパンチが弱い(?)と思われて、間が開いたのかも知れません。ただの想像ですが。私は前知識が少しあって見たわけですが、無くてもじゅうぶん面白いです。映画の内容より、この主人公についての説明的な記事を読んだだけなので、日本人が見てもイマイチかなと勝手に思っていたんですが、こんなにお寒くて笑えるとは。彼(本人)の乾いたしゃがれ声のように、乾いた笑いがこみあげること間違いなし。日本人、「再現ドラマ」好きですしね。 【へろりうしオブトイジョイ】さん 8点(2004-08-18 09:19:58) 2.主人公の中年男の悲哀を感じさせる風貌が何とも言えず良い。 コミックヒーローであるはずはない強迫神経症で陰気な男が、人生を空虚に過ごしながらも、自分の人生に証をたてたいと願うことから始まる日常の中での戦い。 一番ヒーローとかけ離れた人間でもたとえオタクでも誰でも日常の中にそして人生には試練があり戦いがある。 そして誰もが「輝く」ことが出来ることを描いた作品。 陰気だと自分は思っていても、周りからは陽気と慕われていた定年の日はやはりヒーローとして輝いていたからだろうか。 特に終盤、悪役と戦うわけではないが、病魔との戦いを描いた部分は良い。 創りも最初からかなり凝っている、途中でのテレビシーンとかを当時のものを使っているのにはさすがにやられたな。 個人的には、トイレに防臭剤を置かずに潤滑油みたいなものを置いてたことで奥さんから求婚されたシーンや娘に日常の面白さを語るシーンは好きだな。 ちょっとウッディアレンの作風とも似ている気もした。 【六本木ソルジャー】さん 8点(2004-07-19 04:12:31) 1.ホープ・デイヴィスのダルな名演。アメコミのコマ割を意識したオープニングクレジットが、ジャズと相まってベリー・クール。本人を登場させるとか、急にコミック仕立てになったりだとか、意識的な映画解体作業は素直に評価すべきだと思う。アメリカの秋葉系オタクのキャラの濃さに驚愕。忘れようにも忘れられない一品となった。 【キャプテン・セントルイス】さん 8点(2004-07-12 01:09:43)
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