みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
31.それぞれの女性の抱えている過去や事情は重いけれど懸命に生きていこうとしている。そこに描かれる3人の女たちの友情の物語。これもハーバート・ロス監督らしい映画です。「マグノリアの花たち」なんかでも感じることですが、女たちが頑張っているロス監督の映画の中で控え目に登場する男の存在もいいですね。話が進むにしたがって重い展開になりますが、これも控え目に挿入される音楽(特に終盤のウーピーの歌!!)やユーモアもとても効果的です。重い事情が描かれますが人生に対する前向きな思いを感じさせてくれる映画です。 【とらや】さん [DVD(吹替)] 7点(2010-12-19 20:57:45)(良:2票) 30.《ネタバレ》 途中までは、いろいろな事情を抱えた三人の女性が、旅を重ねていくうちにお互いを理解していく・・・という、ロードムービーの雛形にキャラクターを当てはめただけのありきたりな映画かと思っていましたが、後半からラストにかけて、人との絆の大切さがしっかりと描かれ、芯のしっかりした見応えのある内容に仕上がっていました。 新しい命の誕生パワーで様々な問題もオールクリアのホリー、そして、ロビンの姿が消えた車椅子。喜びと悲しみ、そのすべてを糧に歌手として再スタートするジェーン。寂しさもあるけれど重苦しくなく、気持ちが前向きになれる、心地いいラストシーンでした。 【ramo】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2022-05-10 21:32:18)(良:1票) 29.《ネタバレ》 なんといえばよいか、この頃らしい映画で、最近の映画では中々こういう作品はできないと思わせるような映画です。物語は適度なテンポで進んでいきますが、ウーピー、ドリュー、そしてこの映画で初めて知ったルイーズの雰囲気がなんともいえない感じで心地よいです。徐々に話が展開し、最後はまた一人旅に戻りますが、寂しさもありつつ、前進してゆく前向きさも感じさせます。文章で表現するのは難しく、また、最近の映画が好きな人にはあまり自信を持って進められる映画でもありませんが、こういう映画は映画の醍醐味の一つだと思います。 【珈琲時間】さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-09-23 14:17:04)(良:1票) 28.《ネタバレ》 出だしはライトタッチのコメディかなと思ったが、本格的なヒューマンドラマに仕上がっていた。 レズビアンの売れない歌手、エイズに侵されている堅物のキャリアウーマン、暴力男の子供を身ごもっている恋多き女。 それぞれに問題を抱えた三人が、諍いを起こしながらも助け合っていく女の友情物語。 といっても同性愛もからんでいるので純粋な女の友情とは違うかも。 セリフやシーンの随所にウィットが感じられて魅せてくれる。 ロビンがジェーンに借りたヘッドホンをウェットティッシュで綺麗にしていたのは、決して嫌悪感や黒人への偏見ではなく、エイズの負い目と気遣いによる潔癖症を表わす伏線だった。 どこにも行くところがないと嘆くロビンに、それなら今いる場所に居ればいいと抱きしめるジェーン。 ロビンに対する母やジェーンの言葉は、優しさにあふれて癒しの力がある。 「もし私がウソを言ってたら不治の病で死んでもかまわない」 そう言って裁判でウソの証言をするロビンにも、自分の運命への諦観と二人への思いやりがあふれている。 赤ちゃんの誕生の一方で、エイズで死にゆく者がいる。 暗くなっても仕方のない重いテーマなのに、バカっぽくて行動の軽いホリーとバカみたいに真っ直ぐな警官エイブのカップルがいい感じで緊張緩和の役割。 生まれた子供が黒人とのハーフだったときのリアクションは笑える。 胸も露にホリーを演じているのが『E.T.』の子役ドリュー・バリモアだったとは、子供の成長の早いことに軽い衝撃。 パーティの様子をカメラが一周して誰もいなくなった部屋の空の車椅子を映すラストがいい。 三人が互いに影響しあって、価値観や生き方が微妙に変化しているのが巧みに描かれている。 タイトル通りに男は添え物でメインは女、明らかに男性より女性向きの内容だ。 【飛鳥】さん [ビデオ(吹替)] 6点(2013-06-23 23:13:22)(良:1票) 27.ドリューの復活はこの映画の成功が決定的でしたね。三人のキャラクターが細かく描かれていて良かったです。なーんの問題も抱えてなさそうな優等生的メアリーが、過酷な運命に陥っていく後半の展開には驚いたけど。 【放浪紳士チャーリー】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-06-25 11:39:56)(良:1票) 26.《ネタバレ》 1995年ですか。ドリュー・バリモア。 彼女のフィルモグラフィーにおいて、一番目を引くのは、やはり《E.T.》なんですが、その後時を経て《ボーイズ・オン・ザ・サイド》、この時、DV男に痛めつけられてたところを間一髪でウーピーに助けられ、おっぱいぼよよんとやって上手く脱出、その後、同年《バットマン・フォーエヴァー》に御出演されて、カッコイー役を御披露されてアゲアゲでノリノリな女優人生を突き進んでたハズだったんですが、なんとその翌年1996年《スクリーム》に御出演された際、冒頭からゴーストフェイスにメッタ刺しにされてしまい、あっさりとお亡くなりになってしまわれたんですよね。惜しむらくは、あの時、ウーピーが再び助けに来てくれてさえいれば、彼女の人生はまだまだ続いていたのに、とかなんとか思ってみたりして。『チッ 役に立たないヤツ、ウーピーめ!』なんて、バカな妄想思い浮かべてみたりして。 《ボーイズ・オン・ザ・サイド》 ウーピーを筆頭に最後までハイテンションで突き抜ける楽しきロードムービーなのかと思いきや、中盤から道の駅に停車したままとなり、寂しいラストで終えてしまってテンション駄々下がりになってしまいましたので、別目線でご感想を述べてみました。メアリーの痩せこけた姿見せられツライ。哀しく終わってしまうラストはやはりツライ。 【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-10-29 22:24:59) 25.《ネタバレ》 意外な展開でいい女優たちでしたがなぜか印象薄し、何かがたりないんでしょうね。今ではセクシィー俳優として名を派すでマコノヒーもちょい役なんですね!子供が生まれてウーピーをみるところの一言が受けました! 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-11-22 14:01:47) 24.《ネタバレ》 ちょっとお人好しのレズビアン、クレバーだけど秘密がありそうでややひねくれた女。男にほれっぽい女。性格の異なる女三人の間の関係を描いた秀作。男性は出来てくるけどそれはあくまで女性を引き立たせるため。その演出もきちんとしていて良いと思います。 【ひよりん】さん [映画館(吹替)] 7点(2008-11-23 19:27:39) 23.人間のどうしようもない寂しさが描かれた、貴重な映画。そして、たとえばパズルのようにピタッと誰かが誰かを支えるなんてことはできないというやるせなさを前提にした上で、それでもなお人が人を思い合うことでかけがえのない関係を作れるのではないかという可能性を感じることのできる映画でもある。この感情をなんと呼ぶのかわからないが、ドリューが帰ってくるシーンで涙を流した。 【ぽん太】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-07-22 14:49:37) 22.《ネタバレ》 うーーん、と思わず唸ってしまうくらい私には重たい映画に感じました。前半はテンポも良く、たとえ人を半殺しの目にあわせても、軽快な展開に感じたのですが、メアリー・ルイーズ・パーカーが実はエイズであるということがわかってから、重たい展開になってきたように思います。最後の激痩せっぷりといったらびっくり。別人を使っているのか!?と思いました。メアリーが途中恋に落ちるバーテンさんが『セックス・アンド・ザ・シティー』でリチャード・ライト役の人だったからびっくりしました。 【ふぉんだ】さん [DVD(吹替)] 4点(2006-05-07 22:19:55) 21.《ネタバレ》 力強くも傷つき易く、自らの足で立ちつつも支えを探し求めて漂流する、現代の女性達の友情物語…と見せかけた、黒人中年レズビアンのプラトニック・ラヴ・ストーリー(だと思う)。ハリウッド映画では無い物強請りかもしれませんし、女性映画の巨匠(?)ハーバート・ロスにも無理な注文かもしれませんが、ストーリーをもう少し同性愛者の苦悩に寄っていれば、もっと良い映画、そして95年時点での新しい映画になっていたと思います。それにしても「出産」は強い。命の誕生は何物にも勝るハッピー・エンド。これこそ女の特権、「ボーイズ・オン・ザ・サイド」です、6点献上。 【sayzin】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-10-02 00:02:24) 20.結構感動した。はじめのほうも面白い。何ていう歌かわからないけど、パーティで歌った曲が良かった。 【Gene】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-07-16 15:25:46) 19.ひょんなことから一緒に旅をし、同じ町に住むことになった三人の女の友情を、殺人、愛と恋、病、誕生と死など辛口のテーマではあるが、比較的ソフトに描いた作品。感動の度合いは、男性、女性、人それぞれに、その時の体調によっても、大分違うと思う。ちなみに、題名は「男は添え物」といった意味だそうな。☆☆☆★★ 【きりひと】さん 6点(2004-06-21 06:39:17) 18.《ネタバレ》 自分にとってはまさしく、「You got it」な映画。 【永遠】さん 8点(2004-06-02 21:08:53) 17.映画は、録画したからって気を緩めて途切れ途切れに見ては台無しになることがよくわかった。たぶんもう少し名作なんだと思うけどなあ。大好きなロードムービーだけど、いろいろ詰め込み過ぎの感あり。でも逆に、細かい部分まで気を遣ってありつつ、くどくなりすぎない脚本がよかった。ドリューのハマり役見てたら、自分も恋したくなってきた。 【●えすかるご●】さん 6点(2004-05-07 01:44:56) 16.本編観てる時はそうでもなかったけど、エンディングで本編のシーンが繰り返されるところでジワジワ感動が押し寄せてくる感じでした。悲しい話なのに、あったかい気持ちになれますね。 【ぐるぐる】さん 7点(2004-05-06 16:09:10) 15.かなり前に一度観たきりで再見して新鮮に感じた作品のひとつ。タイトルは男は放っとけみたいな意味なのかな?私にとっては女同士の友情を描いたものの中ではかなりポイントが高いです。オープニングの雰囲気からはちょっと予想がつかない展開。はなしが進むにつれて深刻になっていくのね。重さと涙にかたよらないようにという工夫、努力が随所に見られて、それがちょっといかにもと感じられてしまったのがマイナスかな。でもメアリー・ルイーズ・パーカーは体重を落としてがんばってましたね。「テルマ&ルイーズ」は派手だし見所あるし娯楽作品としてはいいのだろうけど、人間ドラマとしては不快感しか残らなかった。これは地味だけど共感できる部分がたくさんありました。男が作った女性ドラマとしてはいいんじゃないでしょうか。マシュー・マコノヒーのあの喋り方は演技なのかなあ?笑っちゃいました。デカイわりにあんまり印象強い人ではないですね。 【envy】さん 7点(2004-05-06 08:38:33) 14.は、はずれた… 【Keith Emerson】さん 2点(2004-05-06 06:51:22) 13.女3人の明るいロード・ムービーかと思ったら、意外にヘビーだった。無名時代のマコノヒーが光ってたと思う。 【よっさん】さん 5点(2004-01-14 11:19:17) 12.題名が良い。女性の友情もので、今のとこ一番好きかも。特に前半は個人的に満点状態です。あったかいウーピー、生真面目メアリー、おばかな可愛いさドリュー。でも3人とも辛い現実を抱えていて、重くなりがちなシーンをウーピー、さすが!下ネタ卑語(おかげで、辞書引きましたがな、さらに音声×字幕×日本語×英語=4種類も変換することに!)で笑かしてくれて。メアリーが好きな映画、アーティストが、ちゃんと意味持っていて・・♪「スーパースター」はしみた。この頃まだ?シマっていてカッコいいマシュー・マコノヒーを後半観れます。(勿論登場しないけど亡き)キャサリン・ヘプバーンの名言も知ることもできた結構オトクな作品、、っていうかメチャ好きなの。テルマ&~は辛くて情けなくてもう1回観ようとは思えないが、こちらはOKです。元気もらっちゃった。 【かーすけ】さん 8点(2003-12-30 00:51:46)
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