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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想】
3.《ネタバレ》 屋根伝いの危険なスタントあり、操車場の高架から列車へ飛び乗るスタントあり。
アクションの演出も頑張っているし、空爆シーンは予算の都合らしく音響だけでの表現だが、
それでも十二分に空襲の恐怖感を伝えている。
ルノワールその人を思わせる相貌のチャールズ・ロートンの演説と身振りはヒトラーとは真逆で穏やかで淡々とし、
語る彼の姿よりも、それに聞き入る人々の表情に多くのショットを割いている。
その中で、彼を万感の想いで見つめるモーリン・オハラが一際美しい。
中でもルノワールらしいのが、映画の中盤、彼女とロートンがガラス戸を挟んで見つめるシーンだ。
屋内と屋外の空間処理の巧さもさることながら、彼女への想いをうまく伝えられない彼の気弱でシャイな姿が何ともいじらしい。
その彼が、ラストで彼を引っ立てようとするドイツ兵士の手を毅然と払い、胸を張って校舎を歩み出て行く。
映画前半の臆病を吹っ切った彼がみせる、さりげないが意思的で尊厳に満ちた身振りの数々が感動させる。 【ユーカラ】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2015-11-01 23:55:06)
2.《ネタバレ》 ルノワール作品ということで期待して観ましたが、自分としてはストーリー的に面白いと感じるところが見つからない映画でした。
法廷で証言するシーンや最後に子供一人一人に語りかけながら講義をするシーンなど、それなりに見せ場はあるにはあったようですが、それらも含めて説教臭い印象がかなり強く、作られた当時の時代に即したある種のプロパガンダという位置づけで観るのが良いかと思います。
どこの国の話なのかといった時代背景も語られていなかったですし、爆弾を投げたポールという男の人物像も曖昧なままだったのでストーリーに関しては余り熱が入っていないように見えましたし、登場人物に台詞でメインテーマなるものを語らせる事ばかりが目立って感じられた気がします。
序盤で、防空壕に逃げ込むときの人の動きや、教室で先生に悪戯を仕掛ける子供たちの一連の動きなどの不自然さも気になってしまいましたし、場面と場面の繋ぎにも唐突さがあったり、電車の屋根に飛び乗ったポールを銃で撃つシーンでは撃つ側と撃たれる側の位置関係(というか、それ以前の問題)の描き方に稚拙さがあるお陰で全然緊迫感が出ていなかったりして、細部においても何かと不満点が山積する映画でした。 【もっつぁれら】さん [映画館(字幕)] 5点(2014-04-19 23:48:05)
1.ジャン・ルノワール監督による戦争への思い、反戦がテーマで自由への闘いとタイトルにあるように自由を求める男のドラマであるが、やはりあの名作「大いなる幻影」と比べてしまうと見劣りしてしまう。フランス人である監督がアメリカで撮ったこの作品、戦争の怖さと人間が人間が裁くことの難しさ、辛さみたいなものを描こうとはしてはいるものの、やはりアメリカという国、監督の母国でないだけにアメリカ側な立場でしか描けてないようにも思えて辛い。けして、悪い映画でもないし、完成度もなかなかだとは思うが、ドイツ人の悲しさがこの映画の中では見られないし、いまひとつ伝わらない。この監督らしい人間を見る視線、優しさと厳しさとのバランスという意味で何か引っ掛る。良い映画ではあるんです。それでもやはりこれ以上の点数は付けにくい。 【青観】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2008-12-23 21:23:24)
マーク説明 |
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【点数情報】
Review人数 |
3人 |
平均点数 |
6.00点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 1 | 33.33% |
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6 | 1 | 33.33% |
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7 | 1 | 33.33% |
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8 | 0 | 0.00% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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