みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
119.この作品においてクェスの人物造形は、とてもうまくいっていると思う。ニュータイプの超人的能力は、異常に強い感受性(高い認識能力)と、異常に低い対人能力によるものだから。しかし、それだけでは「おとな」になれない。要はこの映画のテーマは「ニュータイプ」が「おとな」になるという話で、このあたりが分かっていないと、「なんでクェスの成長を待ってあげられないんだ!」というハサウェイの怒りが理解できないはず。いらいらばかりして成長しきれずに死んでいったたくさんの「ニュータイプ」たちのなかで、ただアムロだけが成熟して命と引き替えに地球を救う、そういうところにアムロに託されたこの物語の「希望」を感じることができます。演出も密度が濃く、何度見返しても唸らされます。 【みげる】さん [映画館(邦画)] 10点(2007-07-25 15:02:48)(良:2票) 118.《ネタバレ》 最後は想定外の終わり方をするがあまりに感慨深すぎて放心状態になった作品。 序盤から一気に走り抜けていく作品だが、あらゆるものが詰まりすぎていて濃い。 この作品も当時複数回劇場に足を運んだ猛者達がいた。 残念ながら前作を見ていなければ本作への思い入れや濃さを十分に感じることが出来ないが、 前作を知らずしてもみれる多様性も有していると思われる。 本作のみの評価と前作ありでの評価では差異が出ると思う。 【江戸前田】さん [DVD(邦画)] 8点(2018-05-31 10:02:51)(良:1票) 117.いやあ、最初観たときは、ほんとチンプンカンプンでしたわ(笑) ストーリーがどうなってるのか全然わからんでしたもんね(^^; Z、ZZと繋がってここにきてるんだと知ってから見直したら、面白かったです^^ しかし、いきなりこれをもってきちゃダメぢゃん(笑) マニアにしか分からないって(笑) 【とっすぃ】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-11-17 21:18:48)(良:1票) 116.クェスの言動、見返したらいちいち納得できた。あれ、ほんとに感情の見える子の反応だよね。 シャアの行動もよく分かる。結局この世のことなんて、崇高なものも卑俗なものも根は一緒だし。また、アムロの言うことも分かる。生き物はただなんとなく生きてる中で進んでいくしかないしね。それを無理から頭で考えて変えようとしてもねじれるだけだし。 いやいや、見直すたびにこの作品肯定度が高くなるなあ。多分、自分がクェスやハサウェイと年はなれてきたからだね。好悪の感情から離れて見ることができるようになったからだ。あの年の子供なんてわがままで青臭いのが当たり前だし。それが当時はイヤだったんだ。自分は抑えてるのにとか俺はこうはしないとか無意識に構えちゃってた。 逆にアムロやシャアに対しては共感できる部分が増えたし。シャアのあの女に対する機械的な態度。女に対してロマンチストじゃいられなくなった男の反応。アムロのあの達観した熱血。冷めつつ熱いみたいなあの感覚、分かるなあ。 ギュネイも、あの年の男ってあんなもんだからなあ。能力あるから自信過剰になるし、単純だし。みんな結構嫌いみたいだけど、俺は好き。 いやいや、よくできた作品だと思います。 【綺羅☆KIRA】さん 9点(2004-07-31 18:54:25)(良:1票) 115.続き作っても怒らないから、富野作ってくれ。 【ロカホリ】さん 7点(2003-10-18 19:11:23)(良:1票) 114.昔はメカアクション目当てでしか見てなかったんですけど、改めて見直すとひえ〜こんな内容だったんですね。かいつまんで言うと自分が本当に好きな人には決して好きになってもらえないというお話です。自分を好きになってくれる人を好きになれたら幸せになれるのにそうすることができない、徹底して人と人の分かり合えなさを描いた映画です。一方が一方に勝手に理想像を投影してそれに応えようとする苦しみ、応えることができない苦しみ、応えてくれない苦しみ。「うちなんか、家族で地球にいたんだよ」クェスのこの台詞のどうしようもない寂しさ。スペースノイドの期待を背負わされながらこれでは道化だよという愚痴をこぼすシャア、ナナイもなんとか応えようとしているが本当はシャアの母親代わりをやれる強い女じゃない。アムロが人類に絶望しないのは実は人類に対して大きな期待もしていないことの裏返しではないでしょうか。 【Сакурай Тосио】さん [インターネット(邦画)] 7点(2023-06-30 22:55:40) 113.《ネタバレ》 よくもまぁ二時間に詰め込んだなぁという感想。 欠点としては80年代中期~後期はアニメ映画の画質向上がすごかったのに この作品は作画の点では劣るというところ。 (例えば「王立宇宙軍」「ラピュタ」「トトロ」「銀河鉄道の夜」「AKIRA」など) だがそんな欠点をカバーしてくれるストーリーがある。 さらに欠点を言えばあまりに駆け足なので例えばクェスに感情移入してる暇はないし、 ハサウェイ? 誰それ? レベルになってくる。 ユニコーンのようにOVAで7話7時間と行かなくても5話5時間くらいで作り直してくれないかなぁ。 これの直後に「閃光のハサウェイ」を見たが、あくまで期待感というところだが あちらのほうが面白かった。 【にんじん】さん [インターネット(邦画)] 7点(2022-09-15 21:58:45) 112.久しぶりに全編視聴。 途中少し中だるみする部分があるが、やはり面白い。 2時間の上映時間の中できっちり話が完結しているのが素晴らしいと思う。 【miso】さん [インターネット(邦画)] 7点(2021-04-18 01:25:20) 111.《ネタバレ》 ロリコンマザコンのシャーが似非母ちゃんのララァを●されたことをすーっと根に持って、 八つ当たりで地球人を全滅させようとするのを浮気性の天パが愛(笑)のサイキックパワーで止める話 実は昔1回だけ観て触りで何がなんだか分からなくてやめました。 シャーないのでTV版Zを改めて全話観ました。それでかろうじて着いていける感じ。 (ZZまでは観る必要ないですね。そもそもZZは配信元からして空気扱いですし) 映画用の主要な新キャラクターが4人ほど出てきますが、短い時間で説明不足。無理矢理すぎ。 しかもアッサリ死んでしまう。以下新キャラ解説。 ・頭青い女 →うざいので最後死んですっきりや。頭そんな色にしてたらはげるぞ。 ・ブライトの子供 →出会って数時間なうえ付き合ってもいない頭青い女が死んだだけで平気で引き金を引く シリーズ中最強の危険因子。これが次シリーズの主役ってんだから笑える。 ・青髪ショート →天パの4~5人目の女。登場少ないけど新キャラクターの中では比較的感情移入しやすい のは人間性がマトモだからか? ※ところでさ、Zでベルトーチカっていうモブキャラを生かしたのは最大のミスだと思う。 ・整備士の彼女のMSパイロット →登場してすぐ死亡フラグ。観て1週間後には誰の記憶にも残ってないと思う。正直これ ナシにして他のキャラクターの掘り下げに時間を費やした方がいいんじゃないかな。 まー新キャラクターに感情移入できないのでもやもやと消化不良を起こします。 完全にサイキック能力のぶつけ合いの正面衝突戦になってしまっていて個々の戦術とか作戦とか全く無いし。 いくら個の力が強くたって戦闘未経験者がいきなり実戦して勝てるわけないやろwwww 良いように捉えれば、こいつらがドライな扱いだから鑑賞者の記憶に残らない→他の事で美化される ということになっているのではないでしょうか。私自身も昨日観たばかりなのに、すでに戦闘 シーンの躍動感やシャーと天パの最後だけ思い出してキャラなんてどーでも良くなってます。 映画自体は新キャラクターが無駄でアカンだけなので、全体としては惜しい感じ。 当時のビデオテープ1巻の時間数に入れ込んだのがミエミエなので、リメイクで3時間くらいに して、新キャラやめてカミーユとかの旧キャラクタを出して違和感が無い展開にしたらいいん じゃないでしょうか。カミーユ出したらシャーに余裕で勝っちゃうか。 【c200】さん [インターネット(邦画)] 3点(2020-07-19 11:26:02) 110.ファーストガンダムにそれなりに思い入れがある状態での視聴です。 アムロの活躍で爽快感が得られるか次第だと思います。私は楽しかったです。 【Donatello】さん [DVD(邦画)] 8点(2017-07-20 17:01:35) 109.《ネタバレ》 なんて密度と質量を持った作品だろう その戦場に様々な事情でいる者達の人間模様はやたら複雑で感情的。 ついに極まった所まで行ってしまった地球連邦の腐敗はシャアに小惑星アクシズを落とす隙を与え、自らを滅ぼす方向へと進んでしまった。 アムロとブライトが率いるロンドベルはなんとか落下を阻止しようとするのだが、その熱い攻防はやはり何度観ても面白い。 …と、宇宙空間での激しい戦闘の連戦とあっけなく命が散って行く様をこれでもかと見せてくれるが、それ以上に見せてくれるのがアムロとシャアを中心としたネジ曲がった人間関係。 特にクェスという女の子はその中でも映画そのものを掻き乱す存在なのだが、親に恵まれず、不幸なまでの敏感さが生み出してしまった情緒不安定で反抗的な「ニュータイプの負の面」がこれでもかと描写される。自分の居所がわからないまま彷徨い続けた末に迎えてしまった悲劇的な運命は本作のチャプターはシャアやアムロの戦い以上に印象的だ。 シャアとアムロの戦いは地球存亡を賭けた正義と悪にも見えるが、個人同士の極限の意地の張り合いにも見える。シャアの溜まりに溜まった怒りがアクシズに変わり、地球に落とそうとするのをなんとかアムロが受け止めようとする。こんな役を任されたアムロはたまったもんじゃないですね。 今回3度目か4度目だったのですが、富野監督の独特な台詞回しと、二時間の中にぶち込まれた密度の濃い内容は何度観ても疲れますし、面白いです。 【えすえふ】さん [DVD(邦画)] 7点(2017-06-07 09:02:17) 108.《ネタバレ》 相変わらずの「一見さんお断り」状態だが、ファースト・Zと観た後ならなかなか楽しめる造り。もうぅだいーぶ分かるもんね(笑)今回はシャーが結構カッコいい、スーツ姿も似合ってる。しかし、これまた相変わらずの人の死にっぷりはどうにかならんもんですかね~~。まぁ戦争だからしかたないけどさ。おまけに、アムロとの戦いはなかなかやーとか思ってるとラストにシャアのあのお言葉が…。なんかガックリというか「??」というかモヤモヤしますねぇ(苦笑)。ちょっとそこらへんが-2点で5点かなハイ 【Kaname】さん [DVD(邦画)] 5点(2017-01-15 09:44:22) 107.《ネタバレ》 20年以上ぶりの再鑑賞。泣ける(>_<)。 これ、映画館で観たよなー。その当時の記憶が曖昧で、全然覚えてるのと違った(^_^;)。逆に良かった、再見して。いいよーいい。こんなエンディングだったか(≧∇≦) アムロもシャアもバリバリだ!ブライトさんも超バリバリだ! カムラーン!結婚できてるのか?カムラーン(≧∇≦) 【JF】さん [DVD(邦画)] 6点(2015-11-24 23:10:57) 106.《ネタバレ》 俺は劇場版が気に入らない。 そりゃあ三枝の音楽は神だったよ。 出渕と庵野のメカデザも素晴らしい。 戦闘描写も流石富野だ。 νガンダムとサザビーの斬り合いで燃えない奴がいんのかよと。 ブライトの核ミサイル弾幕はたまげたなあ。 けど、北爪の絵は何処か平べったく感じる。 「Z」「ZZ」の頃はもう少し質感があった気がするけど今回はTV版のような厚みを感じられない。 かといって、今更安彦にシフトチェンジしても微妙だった気がする(というより「ヴィナス戦記」で鬼のような神作画の真っ最中でガンダムの原画までやったら今度こそ過労死する)。 いっそ「Z」の神OPを手掛けた梅津に全部書かせて「イデオン」みたいな無機質と絶望感ただよう怖い絵で描いた欲しかったかな。ま、そんなifはどう考えたって個人の妄想にすぎない。忘れてくれ。 だがな北爪。ブライトまで白目いれやがって。 でもチェーンは可愛い。ストーリーが良ければチェーンの可愛さで総てを許してしまえるほどの可愛さだ。 俺が気に入らないのは絵だけじゃない。ストーリーも微妙だった。 確かに最初から最後まで引っ張る演出で退屈はしなかった。 けど、本当に「ガンダム」を初代から「ZZ」まで見ている奴しか楽しめないと言ってもいい。 少なくとも初代を見ないと劇中のシャアの行動は意味不だ。キチガイ電波のマザロリシスのオッサンが地球に隕石落すんだぜ?しかも本音はアムロへの復讐だ。ハタ迷惑すぎる。 そんなに闘りたきゃ廃墟のコロニーに二人で篭って殴り合うなり斬り合うなり勝手にやれっての。 個人的にベルトーチカに出てもらった方がストーリー的にも良かったんじゃないかな。 いや、チェーンが嫌いだというんじゃない。むしろあんな可愛いメカニックすらブッ殺せる富野オ・ノーレ。いや、チェーンの件でキレていてはキリが無い。 事もあろうにアストナージまで…富野!おまえだ!いつもいつも脇から見ているだけで!人を弄んで! 大体アクシズ落す必要ねえじゃん。 そもそも地球の俗物を一掃するとか言ってる奴が一番のケダモノ。 己の私欲のために地球滅亡の危機招いといてアムロにボッコボコにされて部下にも「うわあ…」でいいとこまったくなし。 この映画を見た後にいっつも「機動戦士SDガンダム」の「今度は劇場で仕返ししてやる」のセリフを聞いて心を癒しています。 【すかあふえいす】さん [DVD(邦画)] 8点(2014-12-21 21:58:34) 105.ファーストやZではかっこよかったシャアもなんかチンケな思想に取り憑かれたなぁと言った感じ。しかもラストはお約束というかどうとでもとれるラスト。こーいうのはもういらん。 【とま】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2012-08-05 18:19:27) 104.《ネタバレ》 初見はリアルタイムで劇場で見たが、アムロとシャアの最終決戦ということで感慨深かった。全方位見渡せるスクリーンが技術の進歩を感じさせたり、見所も多かった。話はよく纏まっているが、ファーストと較べると強烈に惹きつけられる何かを持っているわけでもない。 【もんでんどん】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-10-14 14:01:26) 103.《ネタバレ》 1stとTVシリーズのZの一部を見ているので(それ以降は全く見ていない)ストーリーはよくわかるのだが、とにかく盛り上がらない。アムロのほうがシャアよりもオトナの思考ってのに違和感を持ちながらも、ララァがらみの遺恨をひきずる宿命の対決をそれなりの気持ちの準備を整えて待っていたのだが、なんだこりゃだ。とりあえずシャアとアムロよりも露出が多かったクェスの言動がうちの4歳児と変わらんというのが・・。「折檻してやって」って・・。なんだか私とうちの娘の会話のようにシャアも優しく返してるし・・。ニュータイプが何人もいるもんだからシャアとアムロが操るモビルスーツの俊敏性が際立たないのもイタイ。重要なキャラクターが死んでもその他大勢の無名の戦士と同じ扱いなのはこれが戦争なのだということを表現しているからなのかもしれないが、死ぬ直前まで特別扱いしといてそりゃないだろうと。地球を守るために無名の戦士たちが死んでゆく美しき姿も妙に軽い。その後の奇跡もなんだかバカバカしい。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 4点(2011-03-01 16:04:37) 102.《ネタバレ》 子供達がちょこまかと五月蝿く、イライラとしてしまった。 シャアとアムロの戦いも、よくもそこまでネチネチと引っ張れるなといったしつこさで、終わりにもなっとくがいかなかった。 相変わらず女性と子供のキャラクターの造りには違和感がある。 とにかくシャアのネチネチさは凄い。 母性への飢えが凄い。 【タックスマン4】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2010-11-13 19:55:24) 101.《ネタバレ》 総帥という立場でいながらも、ねちねちとララァを殺された恨みを抱き続け、それを土壇場で口にするところが富野節だと思う。政治家がイメクラでの変態プレイ趣味をカミングアウトするような恥ずかしさ。ん、違う? 映画としては、ファーストとZを観ていないと、何のことか分からないほど突き放した創り方。きっと初めて観る人には台詞の単語が普通名詞なのか固有名詞なのかさえ分からず敵味方の区別も付かないが、ガンダム好きには観るたびに理解が深まるマニアックな構成が嬉しくもある。シリーズ全体で言うならば、Zでの質の劣化に呆れた私はニュータイプ概念が創る世界には興味が失せておりましたが、それでもシャアvsアムロには心躍りました。そのメインイベントへ辿り着く前に、周辺キャラを狂言まわしとばかりに殺してしまうシナリオの思い切りの良さに感嘆。そこそこ頑張っていたギュネイをまるで雑魚のように墜とすアムロの戦闘能力に、ファースト終盤の鬼神のごとき強さが再現されたようなカタルシスを覚えました。それと、シャアの「ブライト、やるな」って台詞がとても嬉しかった。縁の下の力持ちだったブライトさんに初めてスポットが当たった印象でした。本作もすでに20年以上前の作品になりましたが、実はアムロとシャアのお話なら、また創って欲しいと思っているのでした。 【アンドレ・タカシ】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2010-08-23 23:37:36) 100.富野監督の中では最強の作品。でもファーストを見ていないと、かなりきつい。 【馬】さん [DVD(邦画)] 6点(2009-09-30 23:28:01)
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