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金星ロケット発進す

First Spaceship on Venus(The Silent Star)
(Milcząca gwiazda)
1959年【ポーランド・東独】 上映時間:81分
サスペンスSF
[キンセイロケットハッシンス]
新規登録(2023-11-27)【タコ太(ぺいぺい)】さん
公開開始日(1961-05-07)


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キャスト谷洋子(女優)(日本人医師)
ルチーナ・ウィンニッカ(女優)(テレビリポーター)
原作スタニスワフ・レム
あらすじ
ゴビ砂漠で発見された謎の隕石は金星由来のものだった。しかも、分析を進めるうちに隕石の内部には磁気を帯びたコイルが存在すること、そのコイルには音声データが記録されていることが判明する。各国から選ばれた科学者たちによって編成された調査団は、金星を目指すべくロケットに乗り込む。果たして金星には知的生命体が存在するのか?金星が秘めた秘密とは?映画「惑星ソラリス」などの原作で知られるポーランドのSF作家スタニスワフ・レムによる1951年の著作「宇宙飛行士たち」を元に、ポーランドと東ドイツのスタッフ、各国の俳優陣の出演により製作されたSF作品。

タコ太(ぺいぺい)】さん(2023-11-27)
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【クチコミ・感想】

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2.《ネタバレ》 1959年製作、東ドイツ&ポーランドによるSF映画。いやぁ実に興味深いですねぇ。 今でこそ金星は灼熱の死の星であることがわかっていますが、分厚い大気に覆われていて地表が見えないので 想像力が掻き立てられ、1960年代ぐらいまでは金星には金星人の都市があるんだとか太古の地球に似ていて恐竜みたいなのがいるんだとか 真面目に考えられていたんですね。ソ連の探査機が70年に史上初めて軟着陸に成功して イマジネーションを自由に行える場としては終わりを迎えますが、本作のように50年代にはこういうSF作品が作られておりました。 本作では舞台が1985年とのことで、印象深いのは人種多様性が担保されてると言う点。 ヒロインは日本人が務めていて、なかなか先進的だなと感じました。これは本作の結末、つまり金星文明が地球を攻撃しようしているうちに 自国の武器で全滅した様を教訓に自分たちは平和に行こうぜというメッセージと繋がっております。 クルーを複数名失い、謙虚なラストを迎えるのもまた興味深く、50年代にこんな作品が作られてたんだなぁと感心いたしました。 金星の荒涼とした風景が印象的でした。 あろえりーなさん [インターネット(字幕)] 7点(2024-06-14 11:40:31)(良:2票)

1.《ネタバレ》 スターウォーズ風に流れる冒頭のタイトルとクレジット。1959年ですよ。スターウォーズの1作目は1977年製作。本作の方がだいぶ先輩です。 CGや特殊効果が現在のようにふんだんに使われていなかった時代、今の目線で見てしまえば学園祭レベルのクオリティかも知れませんが、アイディア勝負、デザイン勝負のセットやミニチュアモデルの造形は素晴らしいものばかりですし、あくまでも当時目線という前置き付きではありますが、全編を通じてSF作品としての魅力が満載です。しかも、きっちり人間ドラマも盛り込まれている。 そして、東西冷戦時代、大国が核開発に鎬を削っていた時代を背景に、地球侵略を目指していた金星人が核開発に失敗し絶滅してしまうという明確でシニカルな反核テーマが語られます。 1950年代から60年代に思いを馳せつつ、現代にも通じる物語を楽しめる贅沢な作品。日本初の国際派女優と称される谷洋子さんが主役級で出演している貴重なSF作品ということで、+1点の8点献上します。 それとこの邦題のセンス、かなり好きです。 タコ太(ぺいぺい)さん [インターネット(字幕)] 8点(2023-11-27 14:16:55)(良:1票)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 7.50点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review1人
2 ストーリー評価 Review0人
3 鑑賞後の後味 Review0人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

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