みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
575.《ネタバレ》 【2011.12.9 レビューを変更しました】 これまでさんざんバカ映画だとこき下ろしてきた本作ですが、今回の鑑賞で考えを改めました。これは決してバカ映画ではなく、練り上げられた傑作シナリオを一般受けする形に味付けし直した作品のようです。エスねこさんが詳しく書いておられますが、この映画はキャラクター造型が抜群に優れています。私が特に注目したのがホイットモア大統領で、支持率が地に落ち、指導者としてのプライドも目標も失ってしまったダメ大統領として彼は登場します。決断力がなく、部下が言い争いをはじめても言葉ひとつ発することができない、記者発表も当然原稿を読み上げるだけ。デストロイヤー飛来から攻撃までには丸一日あったにも関わらず彼は初動を完全にミスり、数千万の国民と自身の妻の命を失ってしまいます。挙句の果てに反撃作戦も大失敗に終わり、貴重な兵力をも大幅に失ってしまう始末。そんな彼でしたが、妻の臨終を看取り、残された幼いわが子を見て「この子と、この子が生きる世界は自分が守らなければならない」と腹を括ったことから、リーダーの本分を取り戻します。リスキーな奇襲作戦に独断でGOサインを出し、世界中の残存兵力をテキパキとまとめはじめるのです。人類の存亡を賭けた一大作戦を前に、原稿ではなく自分の熱い思いをぶつけた演説のかっこよさは、映画史に残ると言っても良いでしょう。この役柄を、印象の薄い二枚目だったビル・プルマンに演じさせたキャスティングも絶妙で、彼がどんどんたくましくなっていく様は、この映画が優良なドラマ作品であることを証明しています。キャスティングで言えば、当時まだスターではなかったウィル・スミスを主演に据えた判断も神がかっています。彼の演じるヒラー大尉は、エリート軍人ではあるものの婚約者がストリッパーであるために出世の道が閉ざされつつあるという設定。しかし彼は婚約者とその連れ子を心から愛し、軍人としての夢よりも彼らとの生活を優先するという根っからの善人なのです。そんな彼の性格の良さ、常に前向きで一直線なところがエリア51に集まった負け犬達の心に変化を与え、やがて一大作戦を成功に導くこととなるのですが、これを演じるにはウィル・スミスは最適な俳優でした。今でこそ彼はスターですが、96年当時、大作経験のなかったウィル・スミスによくぞこの大役を任せたものだと感心します。 【ザ・チャンバラ】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-11-04 19:54:08)(良:2票) (笑:2票) 574.《ネタバレ》 アメリカは戦争が仕事の国で、ハリウッドはその宣伝省であることを実に明確に見せる。異星人は醜く描かれ、対話の可能性は一切無く、異星人からの「地球の独立」をアメリカ大統領が宣言するという、猛烈に政治的な映画である。 【ひと3】さん [映画館(字幕)] 2点(2011-03-21 12:24:47)(良:2票) (笑:1票) 573.《ネタバレ》 エメリッヒの馬鹿火山大噴火。最初突っ込みどころをメモとりながら観てたのだが、余りの多さに放棄した。ウィル・スミスの宇宙人殴打やUFO操縦にも笑ったけれど、この映画のMVPはやっぱりあの大統領でしょう!無能な国防長官の胸倉をつかみながら「私の"唯一"の過ちはオマエを国防長官に指名したことだ!」って、アンタ前編で「もっと早く避難勧告を出すべきだった..」と自分の過ちを反省してるだろうよ(笑)2日前の自己反省をもう忘れたか。あと、話題になってるあの演説。「人類が協力しあって生き残る決意をした今日、それが人類の独立記念日だ!」..いやいや、そもそも人類は独立してるじゃん!(大爆笑)「独立記念日」ってのは「被支配から抜け出して自立した日」でしょ?。人類は宇宙人に支配されてたワケじゃないんだから、これは単なる地球防衛戦争で、戦いに勝っても全然「独立」にはならない(笑)私はこの演説を聞いたとき、大統領もウイルスに冒されたんじゃないかって心配になったぞ。人類の決起を促す大演説で、大統領の知性を疑われることになっては今後の作戦指導にも問題があろう。この演説を数百人(しかもアメリカ人)しか聞いてなくて良かったと、映画を観終わった今思う。 【veryautumn】さん 8点(2004-02-16 00:42:24)(笑:3票) 572.《ネタバレ》 オレははじめて見てからしばらくはこの映画の虜でした。だって話も面白いし感動もできるしハラハラもできるしとにかくよかったんやもん! 一番好きなシーンはラッセルがミサイルが故障して発射できなくなった時に、日本人顔負けの神風アタックを見せてくれたシーン。不覚にもちょっと泣き入りました。だってめちゃめちゃかっこええもん!正直、「それ一発で船全部沈むんかい!」とも思いましたが、彼の勇敢さをたたえてそれは黙認しました。誰かに好きな映画を聞かれたら俺の中で常にこれはリストアップされてます。 【TANTO】さん 10点(2003-12-12 16:11:27)(良:3票) 571.《ネタバレ》 “Independence Day”『独立記念日』。アメリカがイギリスから独立した記念日です。 宇宙人の地球侵略を、これでもか!ってくらいストレートに表現し、大迫力の都市破壊シーンを映像化した映画の元祖かもしれません。都市を飲み込む巨大な円盤。どう考えても勝てっこない相手に、現役のF/A-18が果敢にも戦ってます。 当時のCMを観て、劇場の大画面と大音響サラウンドで観てこそ、この映画の価値は最大限に活かされるであろうことは、想像するまでもないことでした。 うん、後日テレビ放送も観たけど、F/A-18が母船のバリアに突っ込んで爆発するシーンなんて、ハエが飛んでるくらい小さく観えたわ。 序盤は“もし、巨大なUFOが現れたら、政府はどうする?”を、結構リアルに表現できていたと思います。偵察機を飛ばしたり、ヘリで歓迎の意を示してみたり、UFOに発砲しないようニュースで呼びかけたり。民主主義国家は未曾有の出来事に対し後手後手に回ってしまうのは、先の震災でも体験したとおりです。だけどそこはアメリカ(製の映画)、一方的にやられてからの反撃の決断が早い。当時、それまで再現されたことのなかった物量攻撃。でも流石に最終手段の核を使うまでは悩むんだな。そして核さえ効かない絶望感。さぁどうなる? 初期のCGでスター・ウォーズ並みに迫力のドッグファイトを観せてくれるけど、都市破壊映像はミニチュアのビルの模型を使ってるのが凄い。ビルの砕け方とか、いまのCGじゃ再現できないハリウッド職人の技術を感じてしまう。 色々飛ばして大統領が「インデペンデンス・デイ!!」「うぉお~~~!!!」ってトコ大好きです。本作の『最終決戦。リーダーが演説で兵士たちの士気を高める』シーンの中で、この映画の右に出るものはないかもしれません。今でも娯楽番組で使われる劇中音楽も良いよね(大統領の紹介とかでよく掛かるイメージ)。そしてやっぱり親父の特攻はホロリと来てしまう。ここを観ないとこの映画は終われない。 テレビのUFO特番でよく聞いたエリア51とかロズウェル事件とかを“劇中ほんとにあった話”にしたのは斬新…というか、劇場で観ていた当時、まさかこの映画で矢追純一な設定持ってくるなんて思ってなかったわ。 まぁ一見陳腐な設定に思えたけど、変に新しい設定創って話を難しくするより、誰もが知ってるミステリーから引っ張ってきたほうが分かり易いよな。だって派手な破壊シーンを楽しむ映画なんだし。 エリア51のクリーンルーム。完全防備の研究員の奥からマスクすらしてない白衣の博士が…。デビッドが反撃を思いつてから、トントン拍子に一晩で色々諸々が完成。ウイルスが効くなんて敵の母船はマイクロソフト製か?小型UFO、宇宙人もテレパシーでなく手動で操縦してたの?研究施設なのにどうしてUFOの射出カタパルトみたいになってるの?大統領が戦闘機で出撃なんてブッ飛んでんなぁ… 敢えて残したと思えるくらいツッコミどころは多い。けど、面白かった。 【K&K】さん [映画館(字幕)] 7点(2023-09-06 22:40:32)(良:2票) 570.《ネタバレ》 いやぁ~この監督は本当にアメリカという国が嫌い‥というかバカにしてるんですね。 とにかくアメリカまたはアメリカ人に対して「ばーかばーか」と言ってるんだなぁと。 同性愛者(世話好きの人のいいオカマ)や仕事の出来る女(ファーストレディ)、昔はバリバリ働いていた男(酔っ払いだけどホントは家族思いな父親)、アホな若者(ビルの上でエイリアンと友達になろうとしている人々)等々、都合の悪い人は片っ端から抹殺! 残す人はあくまで都合のいい人 オマケに頭の悪い大統領が「今日この日(エイリアンを倒した日)をわが国の独立記念日だぁ!」とかのたまってしまう‥ 最後なんか父親を亡くしたばっかりの子供に「君のお父さんは英雄だよ」的な事言ってお茶濁すし。 とにかくアメリカとアメリカ人に強烈な皮肉をたっっっぷり込めた映画で爆笑しました。いろんな意味で。 そしてその当時の大統領がこの映画を絶賛していたんですよね。 それにさらに爆笑しました。 監督さん。アメリカになんかうらみでもあるんですか?(笑) SF映画としては6点ですが、この皮肉の込め方に4点。 満点ですね。私的には。 【じゅっこ】さん [DVD(字幕)] 10点(2007-11-05 06:47:56)(良:2票) 569.《ネタバレ》 頭の中でシナリオにまで戻してやると、主要キャラクターの塑像は実に素晴らしい。かつて勇猛な戦闘機パイロットだったのが、今は政治ゲームに明け暮れて優柔不断になってしまった大統領。天才的な技術力を持っているが、為さざるを最上として隠者のように世間を愚痴りながら生きる、ギークなテレビ技術者。友人や、果ては息子たちからバカにされ、トレーラーハウスで酒びたりの暮らしを続ける飛行機乗り。そんな、現状に屈した人物の行き交う物語でただ一人、直線的に、自分の生きたい生き方を貫き通す空軍士官…本来のシナリオは「ヒラー大尉の英雄的な行動に触れて、エリア51に集まった全員が自分を見つめ直す」という展開だったんじゃないだろうか。 だとすれば、この映画最大の欠陥は全体構成である。4日間の物語で、1日目が50分もある。人物を描く余裕がないのだ。敵の目的が明らかになる2日目の展開がアッサリし過ぎているため、大統領が戦闘機に乗るくだりは「ただの死にたがりのバカ」にしか見えない(実際には大統領は、最後の作戦が失敗すれば政府など不要になってしまう事を理解しているはずだ)。蝿男ゴールドブラムもキャラが立ちすぎて安心感が漂いすぎ。もっとナヨってる色白のユダヤ人技術者でなければ、後半の盛り上げ役にはなれない。アダプテーション男ラッセル・ケイスも、コメディリリーフではなく、もっと深刻な自己喪失に直面しているべきだろう。ヒラー大尉もウィル・スミスでは軽すぎる。彼に出会って改悛する奴なんて皆無のはずだ。 …このあたりの人情の機微は、ドイツ人のエメリッヒの理解できなかった部分じゃないんだろうか。彼の才能は、都市破壊までの複雑なシーケンスをわかり易くまとめた部分で遺憾なく発揮されているが、物語の根幹はエリア51の奥底で起こる、人間的なドラマなのだと思う。だがそこを描くにはエメリッヒの力量では全体で4時間必要だし、物語の本質をドラスティックに見切った英断が、良くも悪しくも本作の「軽快でバカな持ち味」に寄与した事は否定できない。素材が贅沢なのでハンバーガーにするにはちょっと惜しかったとは思うが、映画とは人を呼んでナンボなので、やはり彼は勝ったのである。 ●追記:どーでもいいけど、ここの投稿制限文字数も、本作を語るには短すぎるってば…。 【エスねこ】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-05-14 12:56:44)(良:2票) 568.正直チョッと前までは自分の中ではかなりダメな映画でした。当時映画館で予告編を観て、「すっげえ、ゼッテー大スクリーンの映画館で観よう!」と期待大で、有休を取ってまで(←多分これが不満の元)観に行ったのですが、「なんじゃこの内容?予告編だけの映画じゃないか!」と不満タラタラでした。で、久しぶりにテレビで観たのですが、「おバカ映画」と認識し頭をカラッポにして観たらそこそこ楽しめました。これはエイリアンが失敗した地球の征服を、この後アメリカがするという映画ですよね?でも点数はこれが限界です。 【中岩無洋】さん 4点(2004-03-08 11:13:01)(笑:2票) 567.アメリカ万歳モノであることは間違いない。あのプロパガンダっぽさはやはり好きではない。 がしかし、面白い。映像の迫力もさる物。この手の「地球がピンチだ!」系映画の中では、最もスケールの大きさを感じたし、確かに宇宙人が攻めてくるときってこんなかも・・・と思った。 加えて、この世界的大ピンチを救うヒーローを、科学者、パイロット、イカレ親父、大統領と4者を対等に描いたのはとても面白い構図だった。(全員アメリカ人ってのはどうかと思うが・・・)各々の家庭環境や過去、背景の描き方もバランスがいい。エンタテイメント大作としてはお手本のような、練られた作品。 ただ、ツッコミどころはいっぱいあったけどね。 【よしの】さん 8点(2003-12-01 16:15:11)(良:2票) 566.《ネタバレ》 こやつは偉大なるH・G・ウェルズの「宇宙戦争」へのオマージュのつもりなのか??もし、そうだとしたらとんだお笑い草だ。そもそもウェルズがSFマインドに満ちた原作小説を発表したのは実に百年前の1897年だぞ。このCGブリバリのハッタリ映画のどこにウェルズ先生の驚異的なイマジネーションを超える部分があるというのか?百年のアドバンテージは一体どこに活かされたんだ??あの「未知との遭遇」マザーシップもどきか?それともあのイカか?それとも…イヤまさかとは思うけど…もしかしてコンピュータ・ウィルス??って、おいおいジョークは無しにしようや、エメリッヒの旦那。都合よく7月4日に撃退できてゴキゲンなアメリカに乾杯!ご祝儀にマイナス5点してあげるよ~ん♪ 【へちょちょ】さん 5点(2003-11-23 23:40:05)(良:1票) (笑:1票) 565.《ネタバレ》 ウイルス運ぶのか、ウィルスミスだけに。とか途中で思いついたのはここだけの内緒な 【ケ66軍曹】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-04-20 07:03:06)(笑:1票) 564.《ネタバレ》 いや~、面白かった!ホワイトハウス大爆破、UFOと戦闘機の空中戦、エイリアンを素手でぶん殴るウィル・スミス、「人類の独立記念日にしよう!」と大演説をかます大統領、巨大宇宙船に特攻するオヤジ…これぞエンターテインメント!アメリカ映画だからアメリカ万歳なのは当然で、そういうのがいやなら初めから見なけりゃいい。とにかく頭からっぽにして楽しもう。 【フライボーイ】さん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2010-01-15 09:56:20)(良:1票) 563.《ネタバレ》 妻投稿■この映画が作られた1996年と言えば西側世界の最盛期。ソ連の崩壊や中国の改革開放、湾岸戦争の圧倒的連合軍の勝利。ユーゴスラビアで「人道」のために空爆するnato軍。少なくとも日本人の大半が「アメリカは嫌い」といいつつも、結局はアメリカによって総括されている「自由と正義」が世界を一つにする未来を信じていた時代だ。■だから映画の中のアメリカはああなのは仕方がないとして、実際に2001年にニューヨークで似たような事があって(吹っ飛んだのはエンパイアスティトビルではなくワールドトレイドツインタワーだったけど)、アメリカは映画の中と同じような(つまりは人間ではなく宇宙人をやっつけるような)ノリで同じような事をやってしまった。当時のアメリカが面くらったのは「世界の独立記念イベント」に全部の国や民族がノリノリではなかった事だろう。■この映画はアメリカ映画なのだからアメリカ万歳映画で当然だし、宇宙人相手の生存という国益のためならアメリカの旗の下に世界が集うのも現実的だと思う。さらにニューヨークの空を覆い尽くすたった一つの円盤という構図は、「侵略」の2文字を物凄く写実的に表しているし(これはある意味ドラクロワみたいな時代を表す絵画といってもいい)、これ以降エメリッヒの映画は戦争や破壊のスペクタクルを「一つの絵」として見せる方向性に目覚めたと思う。■しかしそういうものは妄想だからいいのであって、現実だと思っちゃダメ。これが映画の在り方なんだと思う。(←わざとらしい難しい言葉でいろいろ知ったかぶりしましたが、一番の妄想女は私です) 【はち-ご=】さん [地上波(吹替)] 7点(2009-12-20 23:41:45)(良:1票) 562.《ネタバレ》 大好きな映画です!まさに、ハリウッド映画って感じで細かい、ツッコミどころは満載ですが、深く考えずに楽しむタイプの映画だと思うので、とにかく楽しめます。 エリア51やロズウェル事件など、実際のエイリアン事件と関連付けているところも、こういうのが好きな人には最高だと思います。 スカッとしたい時にはオススメの映画です。 【のびろべえ】さん [DVD(字幕)] 10点(2008-12-14 15:32:00)(良:1票) 561.《ネタバレ》 まぁ、とにかく派手で楽しいどんちゃんアクション映画。ストーリーは宇宙人が攻めてくるっていうだけで、あって無いようなもんだけど、宇宙船につっこんでくってのは熱い。 【すべから】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2008-03-18 12:05:58)(笑:1票) 560.《ネタバレ》 「宇宙戦争」のオリジナル版(昔の)のリメイクと言われるだけあって、 攻撃してくるのはUFOそのものです。 そしてそのUFOのでかさが半端ではない。 のっけから突っ込みいれてしまいました。 あんなに低空飛行をするUFOって・・ 進むたびになぎ倒されるビルというのも描いてほしかった(爆) 「未知との遭遇」と「E.T.」という映画題は、 ウィル・スミスのセリフから発せられ苦笑。 宇宙人侵略モノに見えて実は、 アメリカのあり方を描いていることは誰が観ても嫌になるほどわかりやすい。 独立記念日、アメリカは正義の名において代理戦争を続け、 相手がいなくなった未来には宇宙人を相手にするんだろうか。 話し合い、戦闘、核と全て通じなければウィルスという図式は、 もしかしたらコンピューター世界の今ハードの世界で一番怖いことかも・・ 愛以外が問題なのと言う女性の言葉は大いに説得力があり簡潔。 大統領を選ぶよなぁ普通は・・あの後はどうなったんでしょうか。 この映画の中で一番好きなシーンは何回も観てしまい大笑いした、 ウィル・スミスがエイリアンをパンチで気絶させ砂漠を引きずって歩き、 しまいには切れて蹴りを入れるシーン。 メン・イン・ブラックの世界を理解できてようやく笑えた。 本当に軽いノリでしかも嫌々引きづってるのがよい。 全体が変に真面目なのに面白くさせているのはこのシーンと、 最後の帰還兵の爆笑しながら自爆シーンのおかげだろうな。 (個人的にはこのおっちゃんのシーンは好きではないが・・) なぜならば本当にこの映画をA級まで引き上げるには、 大統領の演説(はまあタイトルを力説するからよい)のあと、 出撃する前で終わらせてもよかったのではないかと思うんだが・・ もしあのハチャメチャな後半の戦闘シーンを入れずに、 戦闘準備から演説で切る勇気があれば、 A級SFとして残るかも知れないと私は思う。 それからUFOをやっつけたかどうかなど明確にしなくてもよい。 やっつけたであろう演出さえあれば、 観客は余韻にひたれるし、 アメリカ万歳強調映画だけにはならなかったかもしれない。 アクションだって砂漠の「スターウォーズ」のような、 追いかけっこだけでもう十分おなかいっぱいだと思うのだ。 【アルメイダ】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-05-28 14:20:33)(良:1票) 559.《ネタバレ》 ザ・娯楽映画というべき傑作。作り手の遊び心が満載の作品。宇宙人、UFO、エリア51、大統領演説&出撃、爆破……と特にアメリカ人にうけそうな要素が満載で自分もたまらなくよかった。最も好きな映画のひとつで何度も見た作品。大統領の演説のシーンはいつも感動してしまう。大統領自らがパイロットとして出撃していく所はかっこよすぎて良い。ラストのあのおっさんの突撃も感動ものだった。出演者それぞれがいい感じの役をやっていて良かった。映画はこうでなくてはならないと思わせる作品だ。 【スワローマン】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-04-17 23:01:28)(良:1票) 558.つまんなかった。エイリアンもさえない。 【ギニュー隊長★】さん 4点(2005-03-19 13:46:38)(笑:1票) 557.この映画は長所も欠点も語り尽くされている感があるので、ちょっと違う視点であえて真面目に書いてみたい。間違いなく、アメリカ賛歌の映画である。黒人、白人、ユダヤ人それぞれが主人公的役割を担うのは多民族国家アメリカならではだろう。お約束の核も出てくるし、クライマックスの演説などは全ての世界の人々に呼びかけているようで実はアメリカ主導である。それが鼻につく人も少なくないであろうこの映画を、単なるアメリカ万歳映画と切り捨てられないのは、監督そして製作を担当したのが敗戦国の人間だからである。同じく敗戦国で生まれ育った私は、9.11の直後、星条旗の下に集まり、「God Bless America」を歌う彼らに、どこかうらやましさを感じていた。アメリカは好きとは言えないが、アメリカ人をうらやましいと思う。盲目的な人もいるが、イラク開戦の際少数派だった戦争反対の市民でさえ、アメリカを愛しているから反対するんだと言える。本当は生まれ育った国を素直に愛したい、しかし今は素直に愛せないひとりの日本人として、大統領の前で熱狂する戦士たちに対し、数年後に抱いたのと同じような感情を抱き、「ひとりの敗戦国民が見た戦勝国への憧憬」をそこに見出した。娯楽映画としては展開のツメの甘さもあるもののメリハリのある演出は秀逸で、思想を頭から追い出して空っぽにしたら非常に楽しめるものである。だが、一方で日本人としてのアイデンティティを考えさせられた映画だった。 【合言葉は埜波と軍曹/埜波(のなみ)】さん 8点(2004-06-08 20:00:59)(良:1票) 556.歌舞伎で大物役者が登場したときみたいなもんで、巨大UFOが画面にのっそりと登場したときには「よっ、待ってました!」と掛け声をかけたくなるような高揚感を覚えた。ストーリーなんてどっちでも良くて、エリマキトカゲやウーパールーパーでも見るようなつもりで観ればよろしいかと 【永遠】さん 4点(2004-05-25 11:24:09)(良:1票)
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