みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
38.《ネタバレ》 ナンセンス系のコメディマンガ専門と思っていた喜国雅彦の原作を読んだときは驚いた。文学の香りがしたからです。 描かれるのは高校生男女のアブノーマルな世界。足フェチ・ソックスフェチに始まり、開き直ったように性癖を開示する男子の泰然とした態度に、女子が引きずり込まれる。苛められる快感に目覚める男子と苛める快感に目覚める女子が螺旋を描いて共に沈んで行く様に説得力があります。この二人にSやMという認識は無い。でも、未知の快感を手探りでたぐり寄せる描写には背徳感がビンビン。女子が台詞にする「普通の恋愛がしたい」は本音ですが、言葉には出来ない本音もあって、その誘惑が勝ります。ラストシーンから感じる二人の「絆」は、ノーマルな関係では築き得ない深さがありました。まるで何十年も寄り添った熟年夫婦みたい。かなり凄い映画だと思います。 ちなみに、原作はさらに一歩、深いところへ踏み込んで行きます。未読の方にはおススメです。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-07-30 19:35:40)(良:1票) 37.《ネタバレ》 普通の恋愛がしたいと涙ぐむ清純女子高生を鬼畜なS女子高生に変えてしまった罪は大きいでしょうや M男君。同じ男子諸君として諸々の諸事情あること分かってあげれないこともないが、あそこまでプライド捨ててしまっちゃ男はお仕舞いだ。変な男子にとりつかれてしまったサツキが気の毒で仕方なかった。変態やるならこっそりやるべし 見つかってしまって嫌われたんだったら潔く去れ!とでも言ってあげたかった 彼の為にではなく 彼女の為。 ところでその つぐみ この時23でしたかね ってことは 6つのサバ読みだったわけだね ふむなるほど。 ではと、一方の水橋研二君ってこの時いくつだったんだい? あらま、24だったですか そうだったのですかね だからなにってこともないが だとしたなら、なんだ ふ~ん、7サバな~。 【3737】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-02-18 20:13:29)(笑:1票) 36.《ネタバレ》 私にとって本作は、水橋研二とつぐみという、(名前を把握したという意味では)邦画界になくてはならない唯一無二の役者二人と出会った思い出の映画である。そして、二人とも、この映画以上にはまっている映画は他にないと思う。二人の実際の性癖がどうなのかは知れないが、水橋の卑屈な目は、Sっ気がない人もそっちに目覚めて、彼をいじめ抜きたくなって然るべきパワーがあり、つぐみの凛とした美しさは、Mっ気がない人もそっちに目覚めて、彼女に傅きたくなって然るべきエロスがある。もうキャスティングの段階で大成功。性別を超えて、つぐみの足に踏みつけられたいと思ったり、水橋研二を縛りたいと思ったり、自分でも気づかなかったアブノーマルな欲望が露呈してしまったりしなかったりで、色々興奮・混乱しながら観るのはなかなか気持ち良いもんです。ラストのスピッツが無駄に爽やかで、何だか食事の後のブレスケア的なわざとらしい清涼感なのも好印象。原作も読んだけれど、なかなか良いまとめ方かと。余談ですが、つぐみは女優としては脱ぎ要員のようですが(失礼!)、本作ではおっぱいを出してません。いつもなら残念に思うはずが、この作品に関しては出してなくてよかったと心から思う。 【よーちー】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2009-08-30 01:01:29)(笑:1票) 35.これはエロい。 その辺のAVより興奮する。 少年は根っからの変態なのでそれはそれでいいと思うけど、少女の方も次第に変態ワールドに目覚めていくのが素晴らしい。 もうジンジャーエールまで行くと本物としか思えない。 挙句の果てにはマルケンまで巻き込まれてしまうのかと思うと想像だけで気が変になってしまいそうです。 それくらい大変な名作ですね。 でも、この作品に満点を付けたら僕の人間性が疑われるかも知れないので、少し割り引いておきたいと思います。 間違っても家族で見たりしちゃいけない作品なので、お気を付けください。 【もとや】さん [地上波(邦画)] 9点(2007-02-11 00:03:29)(笑:1票) 34.つぐみが「エロ」かった。なかなかいい作品で10年後に観てもきっと同じ感覚で見られると思う。自分的には普通にありそうだなと思って観たけどね。つぐみがエロかった。後半ちょっと失速したか...。久しぶりに最期までどうなるかと思って観られる作品でした。 【たかちゃん】さん 6点(2004-05-14 11:34:32)(良:1票) 33.スピッツの「運命の人」と共にある作品。 【なおてぃー】さん 6点(2004-02-20 20:59:13)(良:1票) 32.《ネタバレ》 これはエロと違う。純愛だ。 性の悶えに正解があるだろうか? しかもこの女の子は日高君の前につきあっていた人がいる。 どういう交際だったか、透けて見える。 純愛を勝ち取った主人公の変態青年に万歳を叫びたくなった。 【トント】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2020-02-26 13:14:03) 31.つぐみのエロさだけで、他は見るべきものがない。 主人公の屈折したド変態ぶりに引いてしまう。 高校生同士でこんなアブノーマルな恋愛はちょっと…。 この性癖に共感できる人にはたまらないだろうが、すごくシリアスな場面なのに笑ってしまった。 【飛鳥】さん [ビデオ(吹替)] 4点(2013-01-18 23:22:34) 30.《ネタバレ》 これは「寝取られ」という性癖ですね。 そちらからは歪んだ愛に見えても こちらからは真っ直ぐな愛に見える ならいいんじゃないかと。 【がらんどう】さん [地上波(邦画)] 6点(2011-02-11 17:36:20) 29.《ネタバレ》 あくまでSとMの関係を表現したに過ぎなく、ドラマもなければ物語ともいい難い。 興味ない人にはただ気持ち悪いだけの作品なのでは。 【カラバ侯爵】さん [ビデオ(邦画)] 2点(2008-01-09 05:51:53) 28.《ネタバレ》 SだのMだのといったものが誇張されているように見えて、実はどこにでもある恋愛の中のちょっと複雑で異端で、それでいてものすごく単純で真理ともいえる恋愛を描いている。とくに女はSとは言い難い。男を犬のように扱ったり、他の男との性行為を見せつけたりというS的な行動があるが、そこに快感らしきものが見えない。一方で男はかなり異質な性癖を持っている。でも純愛の極致とも言える。なぜならその相手は一人だから。女は言う。「普通の恋愛がしたい」と。「普通」ってなんだろう。彼女の言う「普通」とは皆と同じということだろう。自分を隠して、その偽りの自分を好きになってもらう。でも男は自分の全てをさらけだしてくる。女はこの男を好きだから、さらけ出されたものに困惑しているだけ。彼女は答えを出す。感動的なエンディングと同時に感動的な主題歌が流れる。昨今のタイアップ曲でしかない主題歌ではなく、まさに主題を歌った歌が流れるのだ。「運命の人」という歌が。 【R&A】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-04-10 17:36:42) 27.《ネタバレ》 歪んだ恋愛としても、ちょっと物足りないような気がしました。 【うさぎ大福】さん [DVD(邦画)] 5点(2006-12-30 18:23:24) 26.《ネタバレ》 主人公が変態過ぎるのだが、それが演出過多な雰囲気でもなく自然だ。 初々しい青春風景の中に『変な世界』を感じ、それに戸惑うも引き込まれる。 主人公に対する、紗月。彼女もまた変態の素養十分あり。 異質ではあるがこの二人は魅力的だと思う。 純愛映画の枠組みで囲ってもいいが、お姉ちゃんやマルケンとの友情・・ そんな、ちょっとしたエピソード(本当に短い)が個人的に好い。 つぐみは高校生でも無理が・・それが気になるところ。 スピッツの良い意味での青臭さを再認識できる作品。 【HIGEニズム】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-05-24 02:50:20) 25.「世界の中心で、愛をさけぶ」と「きみはペット」を合わせた感じの映画ですね。 【sindou】さん [地上波(吹替)] 5点(2005-06-11 19:28:09) 24.最近純愛作品がブームみたいだけど、これもれっきとした純愛映画。純度はかなり高め。 【NIN】さん 6点(2005-01-13 13:03:10) 23.なんなんだこれ? 【ゲソ】さん 3点(2004-06-02 22:54:35) 22.なんというか、「良識」とか「モラル」めいたものを吹き飛ばすパワーを感じました。ほとんど予備知識なしに見たんですが、最後、スピッツの「運命の人」で、完全にやられてしまい、泣きそうになりました。ま、他人に薦められるかどうかは別問題ですが。 【ころりさん】さん 7点(2004-03-12 18:47:46) 21.これは評価が分かれるでしょう。 漫画を観てた人は食い足りないと思い、 逆にそのケがない人は主人公の行動に苛立つはずです。 しかし私は面白かった。少なくとも全く毒が喪失してしまった「黄泉がえり」よりは傑作。 問題は多いが、今一度予算を多くして、 いつかリメイクしてもらいたい映画だ。初体験場面は妙に生々しい。 【うさぎ】さん 8点(2003-12-14 21:22:18) 20.痛い。 【コダマ】さん 1点(2003-12-05 00:03:42) 19.塩田監督が撮るスカートの下の足、これは世界一 【紅蓮天国】さん 5点(2003-10-12 21:49:48)
【点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS