みんなのシネマレビュー

愚なる妻

Foolish Wives
1921年【米】 上映時間:108分
ドラマサイレントモノクロ映画
[オロカナルツマ]
新規登録(2003-10-04)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2009-06-20)【にじばぶ】さん


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監督エリッヒ・フォン・シュトロハイム
キャストエリッヒ・フォン・シュトロハイム(男優)
ハリソン・フォード〔1884年生〕(男優)(ノンクレジット)
モード・ジョージ(女優)
メエ・ブッシュ(女優)
デイル・フラー(女優)
マルヴィナ・ポロ(女優)
メアリー・フィルビン(女優)(ノンクレジット)
原作エリッヒ・フォン・シュトロハイム原作/タイトル
脚本エリッヒ・フォン・シュトロハイム
撮影ベン・レイノルズ
ウィリアム・H・ダニエルズ
製作アーヴィング・サルバーグ(ノンクレジット)
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【クチコミ・感想】

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4.《ネタバレ》 あまりに古い映画過ぎて、流石に見るのはしんどい。シュトロハイムの存在感は抜群。 にけさん [映画館(字幕)] 6点(2019-01-15 01:07:18)

3.《ネタバレ》 「グリード」に並ぶシュトロハイムの傑作。 「今時サイレント映画すら見ていないなんて話にすらならない」と言われて鑑賞。私がサイレント映画に魅せられた最初の映画でした。今の時代に無いエネルギーと狂気。 最初は淡々としたストーリー展開ですが、終盤にかけての追い込みは素晴らしいです。 カラムジン伯は様々な女性に手を出し騙くらかすような男で「騙される女が悪い」という筋金入りの悪党。他の登場人物たちが善悪で片づけられない人物像を見せるのに対し、このカラムジンだけは最後まで悪党として生をまっとうしました。「嘘泣き」の場面なんかそれを極めてます。鏡を使ってまで着替えを覗くなどド変態です。サイレント時代からこんな映画があるとは・・・。散々悪事を重ねていくカラムジン。しかし騙された事を知った女のしっぺ返しが凄いこと。火を付けられたり、挙句には襲おうとした娘の父親に返り討ちに遭う・・・因果応報という奴でしょうか。カラムジン伯の恍惚の表情で私の腹筋は破壊されました。恐らく今正に襲いかかる・・・というところでガツーンと殺られたのでしょう。或る意味幸せな最期です。 すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 9点(2013-12-24 12:48:11)

2.シュトロハイムが自信持ってるなあ、という表情って分かる。ヨーロッパの表現主義を引きずってる。たとえば空涙を流して手の陰で目を光らせてるとことか、鏡で女を盗み見るとことか、きっとああいうとこに自信があったんだと思う。今から見るとクサいんだけど、でもこういうヨーロッパ風・悪の粘着的魅力ってのが新鮮だったに違いない、アメリカでは。そこらへんの「アメリカに渡ったヨーロッパ人の映画」ってことの表現のあれこれに興味は湧くが、現在残っているフィルムで(オリジナルから見ればほとんど断片)何か言ってはいけないような気もする。セットと知らなければそれほどお金掛けてる映画に見えません。 なんのかんのさん [映画館(字幕)] 7点(2013-03-05 09:18:13)

1.淀川長治氏が熱弁をふるった本作。 そこまでの凄さは理解できなかったものの、エリッヒ・フォン・シュトロハイムの抜きん出た存在感と個性は堪能できた。 女が着替えるところをエリッヒ・フォン・シュトロハイム演じるエセ貴族が、誰かのごとく手鏡を使ってのぞき見するところは、なんとも陰鬱なエロスを感じた。 のぞき見のいやらしさ、エリッヒ・フォン・シュトロハイムのいやらしさが凝縮されたワンシーンだった。 にじばぶさん [DVD(字幕)] 6点(2009-06-18 01:22:20)

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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 7.00点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 10.00点 Review1人

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