みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
380.《ネタバレ》 霧の中に見え隠れする寂れた村、丘の上の洋館、墓場、魔女、夜な夜な村を襲う亡霊、謎を秘めた美女。グロテスクなおとぎ話を語るのに、これ以上何が必要だろう。 【denny-jo】さん 9点(2004-05-25 01:18:26)(良:2票) 379.ホラーというより、ハラハラドキドキのサスペンスという感じ。ホラーの入門にピッタリだと思う。にしても一回の話で約五回も気絶するジョニー君、ひ弱すぎ! 【シェリー・ジェリー】さん 8点(2004-09-19 10:01:14)(笑:1票) 378.《ネタバレ》 内容がホラーでも猟奇殺人でも何でも、どこかあたたかなファンタジーっぽさを忘れないティム・バートンの作風が好き。原作も読んだけれど、あのまま映画にしたところでヒットするはずはない。変人で臆病なのに好感の持てるイカボッド・クレーンのキャラクター。スリーピーホロウの町並み。全部がとても監督らしくて、なんだかとても安心する。幽霊や怪物の仕業に見せかけて、実際は生身の人間が犯罪を犯している、というのが今ではあたりまえの筋書きだが、この映画では実際に首なし騎士が殺人を犯している。それが逆に新鮮で不思議さを感じて、科学を信じるイカボッドのキャラクターとも対称的で、時代背景にとてもあっている。 【揺香】さん 10点(2004-07-08 11:28:12)(良:1票) 377.ファンタジーめいた物語展開を批判しようとは思いませんが、それならばそれを受け入れやすい形にして提示してほしいです。たとえば、主人公の設定が科学捜査官という設定が無意味どころかマイナスになっています。それならば、いっそエクソシストとか魔術捜査官とか、そこにファンタジーの要素を持ってくれば良かったのでは? 現状では「魔女」とか「この世とあの世の境目」などの単語がポンポン出てくるあたり、唐突すぎる印象しか受けません。それにしても、本当に面白くありませんでした……。なんでこんなに平均点が高いのでしょう? 中身なんてスカスカの映画でしたが。 【K】さん 0点(2004-06-24 22:54:51)(良:1票) 376.こういうゴシックホラーって背景や映像が映画の良し悪しを分けるように思います。またこの映画の作り出す世界観には何とも言えない独特のものがあります。哀切感や寂寥感と共に美しさが同居しているような雰囲気には一度観ただけで引き込まれてしまいます。さすがはティム・バートンです、オスカーを取ったのも納得出来ます。 【ジェダイの騎士】さん 7点(2004-06-06 23:39:31)(良:1票) 375.とにかく好き。ジョニーデップの作品では一番好き。衣装も街の風景も、美術もなにもかも素晴らしい。何と言ってもイカボッドのキャラクターがピカイチ!ジョニー談では「(ああゆうキャラで)おろされる覚悟で演じた」ってあったけど監督はあの、ティム・バーチョンだもの。気に入らないわけがない。 クリスティナ・リッチもとても可愛かった。色が白い&眉毛ないのがミステリーな舞台とよくマッチしてた。「ホラーとしては怖くない」と不評を聞くけど、「ファンタジー映画」だと思ってたので違和感はなし。 【ショップガールinNY】さん 10点(2004-02-29 10:23:40)(良:1票) 374.すごく面白かった!ところどころ笑えるところとか、ティムバートン流が最高。ティムとジョニーディップの相性はやっぱりいい。クリスティーナリッチもジョニップと物凄くあっているし、この映画での役柄とクリスティーナの持つルックスと雰囲気がすごくあってる。友達は最悪につまらなかったと云ってたけど個人的に完璧な作品だと思いました。 【cock succer blues lee】さん 10点(2003-11-10 18:48:28)(笑:1票) 373.【I wish】さんに同意ですね。ミステリー寄りのホラーかと思い期待して見始めたが、ホンモノの首なし騎士が出てきたのには唖然呆然。せっかくの主人公の「科学捜査官」という設定が完全に無意味になっている。序盤の雰囲気はいいのに残念。とにかく、ホラーとしてもミステリーとしてもサスペンスとしてもアクションとしても、何もかもが中途半端!なんでこういう中途半端な方向に持っていくの?おバカファンタジーサスペンスホラーとでも呼んで欲しいの?恐くもないし、ストーリーも印象に残らないし、感動もないし、謎解きのカタルシスもない。何がやりたいのか分からない。何でこんなに評価が高いのか不明。 【FSS】さん 1点(2003-09-18 01:41:07)(良:1票) 372.最初は亡霊の仕業と見せかけた殺人事件を探偵が解決していくのか?と思ってたら本物の亡霊だったので頭の切り替えに手間取りました。最初科学捜査っぽい事してたけど意味ねーじゃん!作品全体としては面白いんだが最初つまづいた分挽回しても4点止まりです。 【ろくはち】さん 4点(2003-03-27 14:20:34)(良:1票) 371.たぶんこれって、コメディとして観るのが正しいんでしょうねえ。主人公の科学的捜査の主張や「本当の悪人は善人の皮を被っている」などの言葉があれよあれよとひっくり返っていく。主人公のお間抜けぶりを観て笑おう。回転する生首なんかも、一種のギャグたり得ている。ただ、それにしてはhorse manとの格闘はカッコよ過ぎ。映画館で観るべきだったなあ、これ。万人受けはしないだろう(他人に薦めにくい)ということで点数は辛目。どうでもいいけど、イカボットの子ども時代は中川家弟に似てませんか? 【山の木屑】さん 6点(2003-03-24 12:38:09)(笑:1票) 370.ジョニー・デップ最高です。ホラーとしては今まで観た中で一番でした。さすがはバートン監督という感じでした。映像の美しさも文句なし。あの後イカボットが報告をどうすんのか気になるところではありますが。もう一度観たいです。 【砂】さん 10点(2002-11-16 22:04:02)(笑:1票) 369.ちょうかっこいい!デップ様。この映画は本当に大好きです! 【末】さん 10点(2000-10-28 21:05:40)(良:1票) 368.ティムバートン大好き。あのくらい映像。しかも結構笑えた。 【HIYO】さん 8点(2000-09-04 18:21:34)(良:1票) 367.バートンワールド炸裂!あのメイクと衣装はジョニー・デップ以外は似合わない。それとC・リッチ。綺麗になったね~。 【DEL】さん 7点(2000-07-19 15:51:44)(良:1票) 366.これぞ人が何と言おうとバートンの世界。絶対的な世界観に笑える。ジョニー・デップのイギリス訛り?に笑ってしまった。 【mmm】さん 7点(2000-05-31 22:39:12)(良:1票) 365.謎あり、笑いあり、恋愛あり。すべてはいったゴッシックロマン。よかったです。 【masao】さん 9点(2000-05-07 19:21:09)(良:1票) 364.濃密で精緻なデザインと、首が飛びまくる荒唐無稽なストーリーがいかにもティムバートンという感じ。Jデップとの相性もばっちり。 【もり】さん 8点(2000-03-18 23:18:58)(良:1票) 363.もはや当たり前のように出る首無し騎士。 【TERU】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2024-11-22 21:12:56) 362.《ネタバレ》 この映画「スリーピー・ホロウ」は、幻想的でダークでファンタジックなティム・バートンワールド全開のゴシック・ホラーの大傑作だ。 とにかく、幻想的でダークでファンタジックなティム・バートンワールドに魅せられる素敵な映画です。 この「スリーピー・ホロウ」は、ワシントン・アーヴィング原作の「スリーピー・ホローの伝説」の映画化作品で、ティム・バートンが当時、「シザー・ハンズ」、「エド・ウッド」に引き続き、盟友のジョニー・デップとタッグを組んだゴシック・ホラーです。 18世紀のニューヨーク郊外の村、スリーピー・ホロウでは夜な夜な馬に乗って現われては住人の首を掻き切る首なし騎士が人々を恐怖のどん底に陥れていました。 斧を振りかざした首なし騎士が、漆黒の馬にまたがり、闇夜を疾走する場面の絵になる事といったらありません。 村を丸ごと作ってしまったというセットも素晴らしい雰囲気を醸し出していますし、霧が立ち込める不気味な夜は、色彩も美しく、優れて絵画的でもあります。 つまり、この映画はまさしく、現代の映画作家の中で、最も寓話的な作家であるティム・バートン監督によるファンタジーな絵本の世界を映像化したものだと思います。 そして、これらの幻想的でダークな、鳥肌が立つくらいに綺麗で美しい映像を撮影しているのが、何と「ゼロ・グラビティ」、「バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」、「レヴェナント:蘇えりし者」で3年連続でアカデミー賞の最優秀撮影賞を受賞という快挙を成し遂げた、メキシコ出身の天才撮影監督のエマニュエル・ルベツキ。 初めてこの映画を観た時、この撮影は何と凄いのだろうと衝撃を受けた時の記憶が甦り、当時からルベツキの撮影技術が素晴らしかったという事がわかります。 この映画にはかつて、バートン監督が偏愛した1960年代のハマー・フィルム社の"怪奇映画"に対するバートン監督のリスペクト、オマージュに満ち溢れています。 バートン監督は、「当時の怪奇映画は映像的には美しかったが、スタジオ撮影のシーンとロケ撮影のシーンとの間に大きな隔たりがあった。 その隔たりを埋めようとして、セットはもっと現実っぽく、実際の風景は作り物っぽくなるようにした」と語っていて、バートン監督のこの狙いが見事に成功していると思います。 更に、首なし騎士の造形に見られるように、バートン監督が、「シザーハンズ」、「バットマン」、「バットマン・リターンズ」で描いてきた"異形の者"への偏愛も健在で、それまでに磨いてきた映像テクニックを縦横無尽に使い分け、自分の創造性を"さらり"と表現してみせる技を習得した彼は、まさに円熟の境地に達した感があります。 そして、この映画の最大の見どころはやはり、ヘンテコで奇妙な器具をこねくり回して、頑固な程に科学的な捜査を試みるジョニー・デップと村の迷信的な存在である"首なし騎士"との対決です。 科学的な合理性と超自然的な怪談の激突を、頭でっかちな男VS首なし騎士の対決として象徴的に描いているのが面白くてたまりません。 この首なし騎士を演じるクリストファー・ウォーケンの唸り声以外、セリフが全くないにもかかわらず、あの"美しくも怖い顔"で、我々観る者を恐怖のどん底に落とし込む程、怖がらせてくれて見事の一語に尽きます。 デップが古い伝説的な迷信にとり憑かれた村人に囲まれて、ひとり大真面目に捜査を行なう様子はいささか滑稽で、いざという時に臆病風邪を吹かせてしまうというキャラクターにも愛着が持てます。 そして、バートン監督は、我々観る者に謎解きという知的ゲームを与えておきながら、全く考える余裕すら与えない程に衝撃的な首切り殺人や戦慄の映像を畳みかけ、観ている側を完全にパニック状態に陥らせてしまいます。 そして、苦悩する主人公のデップと同様に、我々観る者の、理性を保とうとする機能までも破綻させてしまいます。 この演出技法には全くお手上げで、本当に心憎い監督です、ティム・バートンは。 映画の終盤には、西部劇ばりのワクワクするような、血沸き肉躍る、騎馬チェイスが用意されていて、エンターテインメント性にも満ち溢れていて、カルト的なのに大娯楽映画。 これこそが、まさにバートン監督映画の魅力であり、彼のように鮮やかに自分の趣味とビジネスを両立させている監督は、長いハリウッド映画の歴史の中でも、極めて稀な存在だと思います。 【dreamer】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2023-11-16 15:07:54) 361.《ネタバレ》 ティム・バートンとJ・デップの相性の良さがいかんなく発揮されていますね。ゴシックぽくてもどこかPOPな風合いのバートンに、ガチな二枚目を放棄するデップのヘンな軽さ。変わり者二人が融合してなんとも独特な味わいの一本になってますよね。 特筆すべきはやはりかっこ良いんだか悪いんだか絶妙のジョニデ。「NYでは人が人を殺すんです!」と言い切るがかっこええのは前段部のここまで。その後はショックで気絶すること数回、18世紀の英国小説に頻出するご婦人方のごとし。子供を前に押し出して後ろに引っ込むわ、首なし騎士の出現に布団をかぶって震えてるわ、で実に珍しいヘタレタイプの主人公像がただただ斬新でありました。 幽霊VS科学の様相で幕開けしたのにまさかの科学完敗。まあ科学を背負ってたのがジョニデだったのでしょうがないか、と思わしめるのもキャスティングの計算の内か。違うかな。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-10-04 17:43:07)
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