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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想】
3.《ネタバレ》 最近の日本でも、性の不一致で離婚する夫婦が多いみたいですが、約50年前のこの映画のストーリーはそれとはひと味違った模様。
特にこの映画の中ではっきりと出ていたのが、宗教的な観点による性に対する考え方でしょう。
結婚後の夫婦間における性交渉は神聖なものであってそれを行わないのは罪である、とは劇中の教会の言い分。
この映画の中では出てきませんが、もし仮にこの二人が婚前に関係を持ったりすれば、たとえどんなに愛し合っていようともそれは罪になってしまうのだろう。行われる行為に変わりはないけども、ここで宗教観なり道徳観なりが顔を出してくるわけで、それによってその行為の善悪が振り分けられるところが面白いといえば面白い。
この映画の中では、アントニオは神を冒涜したということになるわけですが、見ての通り故意的なものはなく、それどころか、愛しすぎていたがために起きてしまった悲劇というところが、何ともいえず辛い。
最後のアントニオの表情は、もし自分がその場にいたらとても声なんて掛けられなくなってしまいそうで、鏡越しでないと見れないくらいです。
この、鏡越しにというのがミソで、アントニオの寂しげな背中とうつむいた表情をワンカットで同時に見せていて、しかも、このワンカットだけでも光源の位置や光量に色々と変化をつけながら撮っているところが凄くおしゃれ。
他にも演出面ですと、使用人の女が床に倒れ父親は誰なのかと一人一人名前を挙げ終わったタイミングで背後にアントニオが現れるところとか、親父が電話で息子に真相を聞くシーンのカットバックとか、上手いなぁと思う箇所が他にも色々ありました。
途中、子供の問題に親が介入してきたところで冷めてしまいましたが、評価を下げる程ではなかったです。
宗教も結婚という制度も人間が作ったものですが、この二つについて色々と考えさせられる映画だなと思いました。 【もっつぁれら】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2010-01-23 11:34:19)
2.クラウディア・カルディナーレという女優さんの美しさにやられながら観た。閉鎖的なイタリアの古きシチリアを結婚という題材を通して、非常によく描かれている。交錯する感情…愛すがゆえに… いろんな要素がなかなか綺麗にまとまっていると思います。 【レスマッキャン・KSK】さん 7点(2005-03-18 17:55:21)
1.《ネタバレ》 今までずっと女を乱暴に扱ってきたばかりに、今度は大切にしすぎて逆に愛する彼女を傷付けてしまった男。ひよっ子の僕にはセックスレスの結婚生活がいかに悲惨なものなのかよく分かりました、やっぱり上っ面だけの愛情では駄目だということでしょうかね。ラストのマルチェロ・マストロヤンニの表情は永遠に忘れることのない名演技となりそうです。 【かんたーた】さん 7点(2005-03-06 20:28:34)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
3人 |
平均点数 |
7.00点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 0 | 0.00% |
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6 | 0 | 0.00% |
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7 | 3 | 100.00% |
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8 | 0 | 0.00% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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