みんなのシネマレビュー

中国の植物学者の娘たち

The Chinese Botanist's Daughters
(Les Filles du botaniste/植物学家的中国女孩)
2005年【仏・カナダ】 上映時間:98分
ドラマロマンス同性愛もの
[チュウゴクノショクブツガクシャノムスメタチ]
新規登録(2008-05-21)【あろえりーな】さん
タイトル情報更新(2017-12-14)【イニシャルK】さん
公開開始日(2007-12-15)


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ブログに映画情報を貼り付け
監督ダイ・シージエ
キャストミレーヌ・ジャンパノイ(女優)リー・ミン
佐古真弓(日本語吹き替え版)
弓場沙織(日本語吹き替え版)
佐々木勝彦(日本語吹き替え版)
高橋広樹(日本語吹き替え版)
野沢由香里(日本語吹き替え版)
脚本ダイ・シージエ
撮影ギイ・デュフォー
その他アスミック・エース(提供)
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【クチコミ・感想】

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5.《ネタバレ》 ちょっとしたことの積み重ねから二人の間に愛情が醸成されて、それでドラマが動いていくんだけど、その突っ走りが現れるのが、「父の食事を準備しない」とか、「新聞を買ってこない」とか、そういったこと。所詮は家庭内でのごく僅かなこと。しかし、二人にとっては、とてつもない意志に基づく行動の結果。その構造枠自体が、話の切なさを増幅させる。最後の悲劇も、どこかでほんの少しだけ軌道がずれていれば起きなかったこと。それがまた切ない。施設から始まって施設に回帰し、湖でターニング・ポイントが起こって湖に回帰するというような、見せ方の巧さもなかなか。 Oliasさん [DVD(字幕)] 7点(2015-01-02 00:27:28)

4.《ネタバレ》 あのように終えてしまった二人の人生を振り帰ってみた時、ミン・リーの場合は、もとから神の定めによって決められていた運命であったように思えた。逆にアンのほうは、風に吹かれてやってきた悲運という名の風にさらわれてしまった少女のように感じられた。 以下、うまく文章まとめきれなかったので 思い立った事を単に羅列。 ■かたや、いさぎよくお乳ポロッと出してんのに、かたや、必死にひた隠し。その差って一体なんなんだろ 気になるなあ。 ■ミン・リーが「アン」の名を呼ぶ時の声が切ない というか、色っぽくって困ってしまう (だからなに ) ■製作国の発表について思う事。いくら諸事情あれど、フランス・カナダだけでは違和感有り過ぎでしょ。せめて 中国・フランス・カナダとして発表してほしいかったですね。 ■遺灰について思ったこと。中国でも一般的に火葬なんでしょうか その辺ついでにちょっといろいろ調べてみたいなと思いました。香港映画のキョンシーのイメージが強かったもので 土葬、もしくは棺桶葬なんじゃないのかな なんて思ってた無知な自分。 ■トリカブトの件とかいろいろ、怒られてすぐにふてくされてしまうクセは直らんのでしょうか 反抗期なんでしょうかねぇ ミン・リーさん。 3737さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-02-02 23:48:07)

3.《ネタバレ》 女性同士の恋愛物語。最後は中国ってことで悲しいラストを迎えるけれど、全体的に音楽やそういうのがきれいで見てて飽きませんでした。かくゆう私も彼女たちと同じ分類の人間なのですが。ふたりが密やかに愛し合うシーンは良かったです。 べるぜさん [インターネット(字幕)] 7点(2011-08-12 12:50:37)

2.《ネタバレ》 作品の内容が明らかに体制批判だったもんで、おや?こんな映画中国で作れるのかな?と思ったら案の定制作国フランス&カナダでしたね(そういえば、この監督の前作「小さな中国のお針子」も背景としては毛沢東主義批判みたいなものがありました)。レズ物なんですけど、チェン教授の娘アンのエロティックな裸体の見せ方がとてもいい。ミンは止む終えずアンの兄と結婚するわけですけど、アンとずっと一緒にいたいが為の偽装結婚で、アン&ミンと、教授&兄の亀裂が見ていてもどかしく、悲しい。体制に殺された彼女たちは、最後には遺灰となって一つになる。実に切ない、と同時に考え深いラストです。 あろえりーなさん [DVD(字幕)] 6点(2008-09-04 01:00:51)

1.中国を舞台にした女性同士の恋愛ドラマです  主人公の女性二人が結ばれるまでの描写は美しくて良いのですが・・そこからはやはり中国が舞台というだけあって中国流の考えに沿った登場人物の行動がどうも見ていて理解し難い・・・ラストも中国社会そのものでなんとも後味が悪い。 人面猫さん [DVD(吹替)] 6点(2008-09-02 22:12:29)

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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 6.60点
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