みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
368.《ネタバレ》 ~STAR WARS~星!戦争!。 わざわざ訳す必要がないくらいシンプルなタイトル。世界中誰でも理解できる、絵文字やピクトグラムに匹敵する単純な組み合わせ。 “遊園地の代わりに家族みんなで観に行く劇場映画”。 ストーリーは子供でもわかる勧善懲悪のシンプルなもので、大人も満足できるジェットコースターに匹敵するアトラクションとして、家庭用の小さなカラーテレビでは体験できない、迫力の映像と音響を満足できる劇場映画の誕生。当時体験した人は大興奮しただろうな。 私のSWデビューは、水曜ロードショーのテレビ初放送だった。名前と存在だけは知っていた話題の映画。 それがいよいよ放映される。ただ我が家では“次の日学校がある時は、子供は22時に寝る”というルールがあった。けどその日は20時から前倒し放送だったから、最後までは無理でも、かなり後半まで観られるぞ!とワクワクしてTVの前に座ってたっけ。 C-3POとR2-D2がテレビ局をウロウロして芸能人と話をするという、どうでも良い内容がダラダラと続き、いつまで経っても始まらない本編にだんだんイライラ。結局本編が始まったのは21時くらい。せっかくのアドバンテージも台無し。大人って酷いことするわ。 それでもワクワクしながら視聴。OPのオーケストラとともに流れ行くでっかいタイトル。宇宙、星…そして画面上部を覆い尽くすスター・デストロイヤー!!「ぅわあーーーーー!!」って叫んでた。いま、目の前で凄い事が始まった。今まで生きてきた中で考えた事もないことが起こった。 あとはもう流されるまま…圧倒的な数の敵兵。砂漠を歩くロボット。用途の解らないロボットいっぱい。双子の夕日の美しさ。ホバーカー浮いてる。サンドピープル怖い見た目怖い。ライトサーベルの音カッコイイ。ガンダムのビームサーベルと全然違って熱そうでカッコイイ。お父さんたち(叔父叔母)が骨に。変な宇宙人いっぱいの酒場。ワープで星が流れていく。さぁ、お姫様を救いに宇宙へ! 「ちょっと、何時間見てるの?いい加減寝なさい!」これからって時にタイムアウト。 え?ちょっ!待ってママン!ってかお母さん。いま、大変なんだから!宇宙が!お姫様がっ!! 抵抗虚しく私のSWデビューはここまで。22時以降も起きていて良い兄は続きを観てる。悔しい… 次の日兄に『あの後どうだった?』って聞くと「う~ん…お前が寝る辺りまでが一番面白かったよ」と、いま思うと気遣いある回答を貰ったっけ。 この時は最後まで観てないけど、映画ってこんな凄い事が出来るんだって思った。このSWがキッカケで、私はマニアックな映画の見方をするようになったのかもしれない。最初のSWのストーリーなんてオマケもいいトコ。頭を空っぽにして映像と音と世界観を楽しむ映画。 今回SWシリーズを観直すに当たって、旧3部作を観てから新3部作、ローグ・ワンを挟んで旧3部作の特別篇を観ている。劇場版と特別篇がセットになった、昔のお得なDVDだけど、収録されている劇場版は“Episode IV - A New Hope”が付けられる以前のものだった。 【K&K】さん [地上波(吹替)] 10点(2021-09-13 01:19:08)(良:1票) (笑:1票) 367.《ネタバレ》 歴史に残る映画だけあって、さすがの作品でした。現実離れした物語を、卓越した想像力と最新の映像技術を駆使してリアルに映像化しているのが「凄い」です。 【TM】さん [インターネット(字幕)] 8点(2019-12-21 11:30:59) 366.《ネタバレ》 これも地上波初登場の録画で見ました。 最初にタモリとC3-POたちの寸劇があります。 声優も伝説の渡辺徹その他でした。 それはそれでいいんだが、なんだあの90年代後半のCG追加は。 今BDで見ていたが90年代でCGが浮いているのを踏まえたとしても全く要らない要素。 これが監督が望んでいた世界だとすると我々と乖離がありすぎる。 今から見る人はCG付きDVDに超額縁にはなるが CGなし版が収録されてるものがあるのでそれを見ることをおすすめする。 では77年版のレビューですが、非常に素晴らしい。 オープニングで出てくる超巨大戦艦(本当は3mくらいで作りたかったらしいが 90cmで作ったものを撮影工夫したらしい)がまず我々を圧倒してくれる。 その後もルークの住んでいる星には月が二つあるんだなぁとか。 ルークが旅立つ伏線はいくつか既にできてはいたところに叔父叔母の死で決断、 そこから軽くフォースについて教えられ、ラストいきなり本番をやらされるという無茶展開。 そこに関わってくるのがハンソロだが、とにかく美味しいところを持って行ってしまうタイプ。 今でいうツンデレであろう。二期(EP5)以降はツンデレが加速するが。 レイアはぶさいくぶさいく言われるがそんなにぶさいくには見えないんだよなぁ。 さすがにEP6のあの服は微妙だが嫌いじゃないです。 オビワンは殺陣がしょぼいのは仕方ないにしても最後多分霊体になったんだろうが あれ初見ではわからんレベルよね。 まぁ、ただのSF娯楽作として見ればスターウォーズ史上最も楽しめる作品であることは間違いない。 いつか日本語声優全コンプリート版が出ることを祈るのみ。 【にんじん】さん [地上波(邦画)] 9点(2019-06-02 04:54:00)(良:1票) 365.初見は、9点。徐々に、個人的評価が下降。後の作品がつまらない。これが、一番では 【にけ】さん [映画館(字幕)] 7点(2018-12-27 20:16:55) 364.至って単純明快、場合によっては「幼稚だ」と切って捨てられるタイプの作品でもあります。しかしあらためて鑑賞すると、この映画の作りはダテではないことに気付かされます。 本作のキャラクターには過不足がなく、どのキャラクターも活き活きしています。冒険に目覚める純朴な青年、青年を導く人格者の老人、お調子者のお供二人、愛すべきならず者とその相棒、勝気なお姫様、、、冒険物語においては定番中の定番の布陣なのですが、奇をてらっていない分、キャラクター造形には高いレベルが求められます。特にC-3POにあたるキャラクターは時に冒険の足を引っ張り、観客から嫌われかねない難しいポジションなのですが(ジャージャー・ビンクスは完全に嫌われましたね)、ルーカスはこれをほぼ完璧に作り上げています。ダテ男(死語?)のハン・ソロも一歩間違えればダサダサ人間になる可能性があったものの、ルーカスの脚本とハリソン・フォードという俳優によって狙い通りのキャラクターに。各キャラクターがこれほどまでにポジション通りの機能を果たしている作品は滅多にありません。また、物語も王道ど真ん中ですが、王道だからこそシェフの腕がモロに試される難しい素材。これを期待通りに仕上げてみせた腕前は評価に値します。そして何より凄いのが世界観の構築で、見る度に新たな発見があり、続編やスピンオフ小説を山ほど作れるほどの基礎をこれ一本で作り上げています。当初より想定されていた裏設定から後付けの話までいろいろあるのでしょうが、ともかく続編を5本も作って綺麗につながる物語となっていることには驚かされます。ルークの口からオビワンの名前を聞いた瞬間、オーウェンおじさんとベルおばさんが怪訝な表情をするところ、R2-D2を見た瞬間、オビワンが遠い目をするところなどは、30年も後に製作されたEPⅢと綺麗につながるのですから大したものです。 【2018/6/29 追記】 新作『ハン・ソロ』公開にあたり、設定年代の近い本作と『ローグワン』を再度鑑賞してみました。 優秀なクリエイター達により量産される新作で目が肥えてしまったためか、あらためて見返すと展開は鈍重で、見せ場にも目を奪われませんでした。40年も前の映画なので仕方のないこととは言え、シリーズへの新規ファンの参入を妨げているのは本作の存在ではないかという気もしてきました。 また、後のシリーズで明かされるスカイウォーカーの家系図については、本作の時点ではまったく構想がなく、後付けの設定でしかなかったんだろうという点も気になりました。特にレイアの妹設定は本作のドラマの流れとはまったく整合しておらず、それどころか妹設定を念頭に置いて見るとなかなか気持ち悪いことになっており、この後付け設定は失敗だったと思います。同じく、ベイダー=ルークの父=オビワンの親友という設定を念頭に置くと整合しない会話もいくつかあって、ルーカスはもうちょっとうまく後付け設定を付け加えればよかったのにと思いました。 他方で、今回の鑑賞で気づいた良さもありました。明るく楽しいSF大作のようでいて、人の死をちゃんと描かれています。帝国軍に襲われたオーウェンおじさんとベルおばさんの死体がバーンと出てきて、それでルークは危険な冒険に出る決意をしたり、ヤヴィンの戦いでも撃墜される瞬間にパイロットの断末魔の様を見せて、ただでさえ少ない味方がさらに減ったということを観客に見せて危機感を煽ったりと、人の死という重大なイベントとドラマの進行をうまくリンクさせているのです。現在に至ってもこういう丁寧な映画はなかなかないなと感心させられました。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 7点(2018-07-02 19:18:13)(良:3票) 363.《ネタバレ》 ローグワン観賞後に通常版観賞。墜ちたアナキン、我らがダースベイダー卿のムスコ見参。若きハリソンを連れてデス・スターに乗り込み、美しいけれどじゃじゃ馬のお姫サマを奪還。この女優、もう居ないんだよね。そしてデス・スター破壊任務も大大大成功でオールオッケー。ボケのR2-D2とツッコミのC-3POによるデコボコ漫才コンビは裏でクスリと笑いを取る。いまロードショーされても充分観れるクオリティ。良作。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 7点(2018-02-09 21:56:59) 362.『スター・ウォーズ』以前と以後で、映画史が大きく変わったと言っても過言ではないし、仮に本作でコケても一本の作品として完結している。それだけ娯楽映画としての基礎はしっかりしていて、今日においても古さを全く感じさせない。シンプルだけど複雑さを敢えて見せないから奥が深い。"お子様ランチ"と揶揄されることはあれど、それだけ映画通ではない、あまり映画を見ない人からも絶大な支持がされている証拠である。流行に飛びつくミーハーたちが今日の映画を形作っている。せめて映画の世界だけでも夢を見てみたい、辛いことは現実だけで十分。大多数が娯楽目当てで見る以上、支持される本質がそこにあるのではないか。これがアカデミー賞で作品賞・監督賞を獲っていたら今後の映画史はさらに変わっていたはずである。 【Cinecdocke】さん [地上波(吹替)] 7点(2017-12-31 18:07:46)(良:1票) 361.《ネタバレ》 めちゃ面白いと思うんですが、エピソード3よりも完成度が高い作品か?と言われるとどうなんでしょうか。1-3は欠点を挙げては減点されている印象がありますが、それなら本作の戦闘シーンはどうなの?と思います。5にも6にも共通することですが、剣の振りが遅い、遅すぎる。これじゃ剣道部員に負けるよ。。オビワンもアナキンも1-3のときの1/10くらいの戦闘力になっているように思います。まあ時代だから仕方ないという意見もあるかもしれませんが、当時でも質の高い殺陣ってあった訳ですから、もうちょっと頑張って欲しかったなあと。これも含めてSWなのかもしれませんが、1-3の良いところと比べてもっとフェアに評価するべきじゃないかと思います。 【なす】さん [インターネット(字幕)] 7点(2017-12-19 23:44:29) 360.《ネタバレ》 ローグワンを観た後に、再鑑賞してみました。。。もちろん過去に何度も観ている内容ではありますが、また違った気分で観ることができますね。 【ないとれいん】さん [DVD(字幕)] 7点(2017-08-15 13:11:27) 359.いまから30年前、千葉京成ローザ(!)で友人と鑑賞しました。高校生でした。息子とDVDで再鑑賞しながら、あのころの興奮を共有できる幸せを感じます。 【爆裂ダンゴ虫】さん [映画館(字幕)] 8点(2017-05-31 09:18:39) 358.《ネタバレ》 やはり、この映画自体が一つの革命だったのだろう。最後ハン・ソロが助けにくるシーンは何度観ても感動する。R.I.P. Carrie Fisher. 【rain on me】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2017-01-22 12:47:33) 357.《ネタバレ》 なかなか観るきっかけのなかったシリーズ、 CSの7作品一挙放送を機にようやっとこさのチャレンジ、まずは全て録画して、いざ。 観る順番については悩みましたが、公開順で。 で、エピソード4を観ての感想ですが、そりゃーもう凄いですわ。 40年前にこのクオリティ! すべての造形がイカしてますね。 もちろん、いまとなっては古くさい部分もありますが。 ストーリーの謎な部分もチラホラありますが、それはいずれ解き明かされるのでしょう。 さてさて、先は長いぞw それにしても音楽がいいですね。 これは映画館で見たら感涙ものですな! 【ろにまさ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-01-08 20:06:59) 356.《ネタバレ》 (※この作品シリーズの良さは語りつくされており既出となるためそれら以外の私独自の、当時の感想のみ書かせてもらいます。) 世にパーソナルスペースと娯楽が多くなかった時代、特撮の神とまで呼ばれた円谷プロの代表作・ウルトラシリーズも過去の作品の再放送だけ繰り返されてたご時世に突如現れた西洋の空想特撮娯楽映画。当時世の中の話題をさらってたけど事前情報は写真と活字だけ。でもそれだけで衝撃は十分でした。あのストーリースケールと、メカからファッションからロボットまで、全てのデザインは少年の想像なんて超えてたので。面白いとか素晴らしいとかよりも、もう、かつてないスケールに衝撃!という以外に言葉もない映画でした。 …まあでも数日後に落ち着いてみたら、以下の点が心に浮かんで、長い事疑問でした。 1…なんで戦争じゃなくて革命なんだろう。 2…なんで敵の姫様を人質に取ったのに降伏を迫らないんだろう。 3…ビームガンあるのにビームでサーベル作ったら普通は不利じゃないのか。 4…剣の達人ぽく振舞ってる爺さんとロボット(←当時はベイダーをこう思っていた)の一騎打ちは剣法じゃねーよおっかなびっくりで棒叩きしてるだけだよ。 5…その超能力は何やねん? それと何より、 6…いきなり【第4話】ってタイトル何?? でしたね。この後、公開作を鑑賞する毎に疑問は解消されていくのでした。続く。 【役者の魂】さん [地上波(吹替)] 9点(2016-11-12 15:59:32)(良:1票) 355.偉大なるサーガの原点。今観るとどうしてもショボいと感じる部分もあるんだけど、繰り返し観てるとそのショボさすらも愛しくなるから不思議。特に新三部作(Ⅰ~Ⅲ)を観た後のベイダー×オビ=ワンのシーンは何度観てもうおぉ!ってなる。 【けんじマン】さん [DVD(字幕)] 6点(2016-08-01 18:24:47) 354.《ネタバレ》 全てはここから始まったんですね。I→Ⅱ→Ⅲの後で鑑賞。ルークとレイアが別々の星に送られたⅢの最後からうまく接続されている。約40年前に作られた映画ということを考慮にいれれば、音響・プロットともにクオリティが高い。オビ=ワン・ケノービとダース・ベイダーのライトセーバー戦などはとろく感じるが、空中戦やダース・ベイダーのchokingなどハラハラドキドキを感じさせるシーンは健在。ハン・ソロが最後の最後でルークを助けてくるあたりがご都合主義を感じるが(笑)、デススター破壊に失敗した帝国軍がどのように立ち直してくるのかが楽しみ。 【カジノ愛】さん [DVD(字幕)] 7点(2016-07-29 19:46:53) 353.BS放送分を視聴いたしました。上映当時としては画期的なSF映画だったとは思いますが、 どうしてもチープさが目に付いてしまいます。 何より、大袈裟なオープニングシーンはかなりダサいです。 ストーリー自体は、楽しめる骨格にはなっていると思います。 制作当時を鑑みながら評価するのも一つだとは思いますが、初鑑賞した私が、現時点で感じた点数を付けさせて頂きます。 【はりねずみ】さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2016-05-08 11:20:50) 352.《ネタバレ》 映画にしてオープンワールド的な広大さを感じる超大作です。 設定の細かさと深さと広さが驚異的だと思います。 私の知り合いには「スターウォーズを見ているとカッコいい」みたいなイメージを持っている人がいましたが、 この作品って究極的にオタクのジャンルだと思います(トレンド的な感じはしますが)。 当時のアメリカのオタク文化って最高だと思います。 キャラクターがどれも個性的でセンスが良いです。 モブキャラ的なクリーチャー・ロボットで面白いのが沢山います。 ・・・いろいろと昔のゲーム機を思い出す場面がありました。 自分は昔(エピソード1のときね)ペプシのボトルキャップを集めてましたからこれ(つまりこのシリーズ)はコーラを飲みながら観賞したい作品です。 ダークヒーローって色々いると思いますがやっぱりダースベイダーが一番だと思いました。 ただ少し難があるとすると、エピソード1と4のどれから見ていいのか迷ったり、 ふってあるナンバーと年数が一致しないので入門の間口が狭く感じました。 【ゴシックヘッド】さん [DVD(吹替)] 9点(2016-05-05 23:15:11) 351.この映画は、CGを一切使用していないのだ。 → 訂正。ヤビンでの作戦会議のシーンのデススターだけはCGでした。 【ふじも】さん [映画館(字幕)] 10点(2016-02-17 12:15:57) 350.《ネタバレ》 忘れもしません、それは7歳の時でした 映画や音楽が好きで、幸いなことにそれを理解してくれる両親と兄に恵まれ 毎週末のように劇場に連れて行ってもらってました そして本作のオープニングの 想像を越えるスターデストロイヤーに大きさに圧倒され 一撃で虜になってしまったことを覚えています それまで見たことのなかった世界観と映像 端役にいたるまで魅力的な登場人物に 想像したこともないような飛行体に武器 それまで絶対的なヒーローは「荒野の七人」のマックウィーンでしたが (今にして思えば7歳にして、渋いな、俺w) ハン=ソロがマイヒーローになり、 そして悪役にもかかわらずベイダーに憧れました 実はベイダーの登場シーンて本作では少ないのですよね なのにあの存在感 今の映画を見慣れた若者たちからすれば よくあるストーリーや映像なのかもしれませんが 40年前の少年にとっては それはそれは衝撃的だったのです 本当に良き思い出です 【こっちゃん】さん [映画館(字幕)] 10点(2016-02-12 20:59:56) 349.《ネタバレ》 約40年近く前の作品でこのクオリティはたまらないですね。後からCGで加工、追加補正された箇所もあるようですが、それにしてもこの映像技術、特撮技術は当時の年代を考えれば目を見張るものがあります。 Ⅰ~Ⅲを先に見てしまったので、撮影年数の古いⅣ~Ⅵを見るのは多少なりとも不安があったのですが、その点は全然問題ありませんでした。むしろ、ドロイドやストームトルーパー、戦闘機の汚れ具合が臨場感を出していて、Ⅰ~Ⅲよりもリアリティを感じます。 そして、Ⅰ~Ⅲを先に見ていると、Ⅳとつながる部分も多く、『おお!』と何度も感動してしまいます。 ラストでダースベイダーが自分の息子を撃ち落とそうと戦闘機を駆っているシーンを見た時は、Ⅰのポッドレースを思い出して切なくなります。あの少年がこんなことに・・・残念です。 さて、この作品が素晴らしいことはみなさんのレビューを読んでよくわかったのですが、面白いかと聞かれると、個人的には後半が微妙です。前半は傑作です。前半部分は異世界ワールドに浸れるので良いのです。問題は後半部分。 何か盛り上がらない。自分の故郷の星を爆破されたり、育ての親が殺されたり、仲間が撃ち落とされたりしても、なぜか淡泊に進んでいくストーリー。そこに悲哀や憤りを感じさせる人の心の動きが感じられないのです。 ストーリー、世界観、キャラクター、アイデア、映像、どれをとっても文句なしの作品なのに、どうも後半気分が乗り切れない理由はそこにある気がします。ただ、Ⅴ、Ⅵ、そして劇場公開の新作を見れば、また感想が変わるかもしれません。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 7点(2016-01-20 15:51:33)
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