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【クチコミ・感想】
2.マンの最高傑作の1つになるであろうリアルな戦争映画。
如何にアンソニー・マンが凄い監督かと言うことは本作と「グレン・ミラー物語」「雷鳴の湾」「流血の谷」を始めとする西部劇群を見れば一目瞭然だろう。
戦場における緊迫が常に空気を支配する。ジェームズ・ステュアートの「伏せる」動きも相変わらず絶好調。
伏せて伏せて伏せまくって勝機を見出すマン西部劇のリズムが、ここでも光る。
後にサミュエル・フラーが「最前線物語」という本作に匹敵あるいわ凌駕するほどの傑作を撮っているが、やはり俺は主人公をこれでもか、これでもかと追い詰めるマンの突き詰めたドラマに軍配を挙げたい。
マンの作品は常にアメリカ社会の“歪み”を登場人物の行動によって描こうとしているようだ。 【すかあふえいす】さん [DVD(字幕)] 9点(2015-01-04 07:46:52)
1.《ネタバレ》 ちょっと異色の戦争映画です。舞台は朝鮮戦争で、山中に取り残されたベンソン中尉の米軍小隊は10キロ先にある高地に撤退する命令を受けます。途中でモンタナ軍曹と負傷した大佐が乗ったジープに出会い、無理やりジープを徴発し軍曹にも部隊に編入して戦うことを強制します。この軍曹と中尉はそりが合いませんが、小隊は有能な軍曹の活躍で狙撃兵や地雷原といった危機を乗り切り目的地に到着しますが、そこは敵にすでに占領されていました。この映画、おそらくかなり低予算で製作されたと思います。ほとんど全編山中でのロケ撮影で、画面には建物一軒すら映らないのです。登場人物も小隊の兵士17名と軍曹と大佐、後は北朝鮮軍の兵士4・5名だけです。と書くといかにもZ級映画みたいですが、低予算を逆手にとって緊迫した演出で結構はらはらどきどきさせられます。またこの作品は音響効果に凝っていて、兵器を操作する音や銃声などの金属音がとても効果的に使われています。カネがかけられないので派手なアクションシーンが撮れないが音響演出で緊迫感を出そうじゃないか、という製作スタッフの発想なのです。ベンソン中尉はロバート・ライアンが演じていますが、この中尉が途中から迷走しだして最後の攻撃前には「俺には指揮出来ない」などと部下に言いだしたりしてちょっと脚本のキャラ設定に疑問を持ってしまいました。若きヴィック・モローが繊細で神経質な兵士を好演しています。 【S&S】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2009-09-15 00:38:29)
マーク説明 |
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《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
2人 |
平均点数 |
7.50点 |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 0 | 0.00% |
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6 | 1 | 50.00% |
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7 | 0 | 0.00% |
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8 | 0 | 0.00% |
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9 | 1 | 50.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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