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【クチコミ・感想】
1.《ネタバレ》 韓国映画って定型フォーマットの物語が展開してゆく事がとても多くて、これも映画紹介の設定部分を読んだだけであらすじがバーッと見えちゃう、そして実際にその通りに展開するって映画で。「初恋の人を探すヒロインと、人探しを生業とする男が、反目しつつも目的へと近づいてゆく」って、結局はこの二人が、ってのは丸判りなワケですよね。だから、あとは素材と料理法。そのありきたりな物語を、いかに楽しく酔える映画に仕上げられるか、っていう。まずはイム・スジョンとコン・ユって素材が上手くハマりまして。イム・スジョン(その童顔を活かしたような役が多い人でしたが、今回は大人な役)の髪を無造作に束ねた、化粧っ気のない色気皆無って役は、それでも表情の豊かさで十分に魅力的だったりしますし(なので、逆に重要なシーンである、ひたすら舞台裏の仕事に徹していた彼女が、表舞台に立つ事になるシーンでのどギツいメイクが、どう見てもステキなオンナに化けました、という風には見えないというのが大きな欠点ではありますが)、コン・ユが繰り広げるコメディ演技も楽しく。更に、一向に浮いた話のない娘にヤキモキする父や、イヤな女に見えつつ大事なところをキチっと抑える先輩など、脇を固める人々も楽しく描かれていて好印象。多少の伏線はあったものの、突如舞台に立ったり、初恋の人の見つかり方があまりにご都合主義的など、脚本には強引なところが多々見られはしましたが、元の舞台の原作者で脚本も書いている女流監督の手によって1つ1つのエピソードは丁寧に撮られていて、ホワホワと韓国ラブコメの味わいを堪能させて頂きました。こういう映画も好きなのですが(そうそう、最近見たベタだけど好きなラブコメ『ジュリエットからの手紙』にもよく似ております)、時代遅れ扱いなのかなんなのか、このテのラブコメは国産ではすっかり見られなくなって(あったとしても対象年齢がひとまわりくらい下だったりして)、韓流ブームって、そのスキマ需要に一因があったりするのかな?って。まあ、数作見るとみんな同じに見えるんで飽きちゃったりするのかもしれませんが(ドラマはともかく、映画に関しては韓流ブームって終了してるような感じで)、映画好きとしてはブームとか関係ないので、面白い韓流ならカモーンって感じです。まあ、またこのパターンかぁ、ってウンザリする事も多いんですけど。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-07-04 22:06:34)(良:1票)
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【点数情報】
Review人数 |
1人 |
平均点数 |
7.00点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 0 | 0.00% |
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6 | 0 | 0.00% |
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7 | 1 | 100.00% |
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8 | 0 | 0.00% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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